NPO法人Fine 当事者の声を、これからも社会へ。 不妊当事者アンケート継続プロジェクト

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Fineは20年以上、不妊・不育症を経験した当事者の声に耳を傾け、アンケートや調査を通じて、その思いを丁寧に拾い続けてきました。

声をあげにくい立場にある当事者の実感や葛藤を可視化し、社会へ届け、国への働きかけや問題提起につなげてきたことは、Fineの活動の根幹です。

こうした調査活動は、事業として大きな収益を生むものではありません。

それでも続けてきたのは、当事者の「まだ言葉にならない声」こそが、制度や支援のあり方を変える原動力になると信じているからです。

実際に、これまでのアンケートからは

・不妊治療と仕事の両立の現状と課題

・保険適用後に生じている課題

・多様な生き方や家族のかたち

など、当事者を取り巻く環境が少しずつ変化してきた兆しも見えてきました。

Fineはこれからも、当事者の声を集め、社会に届けるアンケート事業を続けていきます。

来年度も、全国規模での当事者アンケート調査を計画しています。

しかし、調査の実施には設計・分析・発信まで含め、決して少なくない費用がかかります。

これまでFineが行ってきたアンケートでは、不妊治療と仕事の両立や制度のあり方に加え、不妊体験を経た後の選択肢の一つとして、養子縁組や里親制度についての声も拾ってきました。

それらは決して特別なテーマではなく、不妊を経験した当事者の人生の延長線上にある現実の一つです。

今回のクラウドファンディングでは、

当事者の声をこれからも丁寧に集め、社会へ届け続けるための全国アンケート実施費用へのご支援をお願いしたいと考えています。

一人ひとりの声が集まることで、初めて見えてくる景色があります。

当事者の声が、未来の支援や制度を形づくる力になる――

その土台を、ぜひ一緒につくってください。

ストーリー

NPO法人Fineについて

私たちNPO法人Fineは不妊体験を持つセルフ・サポートグループとして2004年に任意団体として設立されました。

https://youtu.be/DPV8Ynh5sXk


不妊当事者の声から始まった、20年の活動

不妊に悩む人が「ひとりじゃない」と感じられる社会をつくりたい。

Fineがその願いを胸に歩み始めてから、もう20年以上が経ちました。

2025年6月世界不妊啓発月間2025でのウォーキングイベントの様子


Fineは、「不妊治療患者が正しい情報に基づいて納得した治療を選択できる環境」

そして「不妊体験者が孤立せず、健全な精神を保てる社会」をつくることをビジョンに掲げ、20年以上活動を続けてきました。

そのために、私たちは “当事者を支える支援” と “社会を変える取り組み” の両方に取り組んでいます。



当事者の声を起点に、支援を続けてきました

Fineは、「不妊治療患者が正しい情報に基づいて納得した治療を選択できる環境」

そして「不妊体験者が孤立せず、健全な精神を保てる社会」をつくることをビジョンに掲げ、活動しています。


そのために、私たちは “当事者を支える支援”“社会を変える取り組み” の両方に取り組んでいます。

ここでは“当事者を支える4つの支援” をご紹介します。


① 不妊ピア・カウンセリング相談

不妊を経験したピア・カウンセラーが、Zoomによる無料相談(月4〜5回)や個別面接(有料)を通して、当事者の気持ちに寄り添いながら安心して話せる場を提供しています。


さらに、

  • 不妊を体験し妊娠中、育児中の方向けのグループ(Fineマナティー・クラブ)
  • 子どもを持たない人生を選んだ方向けのグループ(Fineトパーズ)

など、多様な生き方を支える場も運営しています。

〈相談者の声〉

  • 「初めて気持ちを吐き出せました。気持ちが軽くなり、治療に前向きになれました」(35歳女性)
  • 「パートナーとの意見の違いに苦しんでいましたが、整理が進みました」(42歳女性)

② 不妊ピア・カウンセラー養成講座

2005年から始まったこの講座では、不妊を経験した人が、

生殖心理やカウンセリングスキルを学び、認定カウンセラーとして当事者を支える存在へとステップアップしています。


不妊ピア・カウンセラー養成講座実際に使えるスキルと知識を学ぶスクーリングの様子


同じ当事者を支えられる人材を育てることで、

“支えられる人が支える人へ”と循環が生まれています。

  • 認定者数:188名(2025年9月時点)
  • 全国で当事者支援に活躍中

〈受講者の声〉

  • 「つらい経験を誰かの役に立てると思えた時、自分を前向きに受け入れられました」(41歳女性)
  • 「生殖心理の学びで、自分の過去を理解できました」(29歳女性)

③ Fine祭り

“不妊について誰にも遠慮することなく、気兼ねなく、思いっきり話せる1日をつくりたい”

“悩んだり悲しんだりしているのは自分一人じゃない、仲間がいっぱいいるよ!と知ってほしい”

その思いから始まった年1回の当事者イベント

2025年Fine祭りでの体験談発表の様子


不妊治療や身体のこと、気持ちの揺れ。

毎日誰にも言えないことを、安心できる仲間と語り合える場です。

〈参加者の声〉

  • 「泣いたり笑ったり、こんなに安心して話せたのは初めて」(35歳女性)
  • 「男性同士で話せる場は貴重でした」(38歳男性)

④ 当事者アンケート調査

Fineは毎年テーマを定めた当事者アンケートを実施し、経済的負担・精神的負担・身体的負担・仕事との両立など、当事者の実態を社会に示す重要な調査を続けています。

  • 回答数は毎回1000件以上、最大で5000件超
  • 日本最大級の不妊当事者アンケート
  • 結果は要望書・提案書として国会議員や行政へ提出

この調査が、社会の制度改善や支援の拡充に役立っています。

これまでのアンケート一覧(FineのHPより)


これまでの活動成果(2024年度)

  • 不妊ピア・カウンセリング:611件
  • Fine主催イベント:18回
  • プレスリリース発行:9本
  • メディア掲載・出演:229件

積み重ねてきた活動が、多くの当事者を支える土台となっています。


当事者の声は、社会をこう変えてきました

Fineではこれまでに32回の当事者アンケートを行ってきました。近年では「不妊治療と仕事の両立」や「不妊治療の保険適用」に関するテーマでアンケートを行い、講演や取材など、機会があるごとにさまざまな場で発表しています。


これまで実施してきたアンケートテーマ



不妊治療と仕事の両立

2023年に行った「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート2023」では1067人へアンケートを実施し、不妊治療と仕事の両立が困難で退職をした人が39%に上ることが明らかとなりました。

また、職場に不妊や不育症治療をサポートする制度等がある人は20%という結果もあり、社会全体の問題であることを再認識しました。(

不妊治療の保険適用

2022年に行った「保険適用後の不妊治療に関するアンケート2022」では1828人へアンケートを実施し、保険適用で治療費の自己負担が減り治療開始の心理的・経済的負担が軽くなったと感じる人が多数いる一方、年齢制限・回数制限など保険の条件があることで依然負担が残ることが明らかとなりました。(


声を届けることで、起きてきた変化

Fineでは、当事者の生の声を多方面に届けることを大切な使命と考え、アンケートや当事者から届いた声を国政や社会へ届けています。

現在の不妊治療では当たり前のように使用されている黄体ホルモン補充製剤プロゲステロン膣座薬や性腺刺激ホルモン製剤の自己注射および自己注射のためのペン型注射剤は、要望書を提出し認可されたものです。

私たち不妊患者が利用したくてもしづらいさまざまな環境を改善すべく、これからも国政や社会へ働きかけをしていきます。


それでも、まだ拾えていない声があります

私たちはこれまで、当事者アンケートなどを通して、言葉にならない気持ちや迷いを丁寧に拾い続けてきました。

そして、少しずつ不妊当事者を取り巻く環境は変化してきました。

変化はあった。でも、すべての人が安心できたわけではありません

これまでFineが行ってきたアンケートでは、不妊治療と仕事の両立や制度のあり方に加え、治療を経た後の選択肢の一つとして、養子縁組里親制度についての声も拾ってきました。

それらは決して特別なテーマではなく、不妊を経験した当事者の人生の延長線上にある現実の一つです。


20年間当事者の声を拾い続けてきたからこそ見えてきた悩み

20年間の活動の中で、近年とくに強く届くようになったのが、

不妊治療をやめるタイミング、これからの生き方、家族のかたち──



揺れながら模索する中で、、“養子や里子を迎える”という別の道を考え始める人が増えています。

しかし、その一歩目を支える情報や対話の場はまだ十分とはいえません。


ご支援で実現したいこと

Fineの提唱する不妊体験者の定義は、「現在・過去・未来の不妊体験者」であり、 「子どもを望んで、授からない(かもしれない)ことをつらい、悲しいと思ったことがある」人は、男女を問わずみんな仲間だと思って活動を行なっています。


私たちが目指す社会

Fineはこれまで、「妊娠すること」だけをゴールにせず、それぞれの人生の幸せに寄り添うことを大切にしてきました。

迷っても、立ち止まってもいい。

それでも、自分らしい選択ができる社会を、ともに育てていきます。


ご支援の使い道

今回のクラウドファンディングでは、みなさまのご支援をもとに、以下の取り組みを進めていきます。

  • 全国規模の当事者アンケート調査の継続・実施(2026年度)
  • 「親になること」を考える講座・対話の場の開催

Fineは、当事者の声を社会へ届けるための基盤として、2026年度に全国規模の当事者アンケート調査を実施予定です。

匿名だからこそ語られる迷いや葛藤を丁寧に集め、可視化し、支援や制度につなげていきます。



アンケート調査は、事業として大きな収益を生むものではありません。

設計から実施、分析、発信までには、多くの時間と費用が必要です。

それでも私たちは、声を集め続けます。

当事者の声があってこそ、課題が見え、必要な支援が生まれると考えているからです。

また、これまでのアンケートや相談事業を通じて、「養子や里子を迎えること」に関する声も届いてきました。

Fineでは、そうした声を受け、2024年から「多様な絆のかたちプロジェクト」としてイベントを開催してきました(次回は2026年2月7日開催予定)。




子どもを産まなくても、親になりたい。

その思いを一人で抱え込まず、安心して考えられる環境を整えるために、本プロジェクトへのご支援をお願いしています。


代表メッセージ


NPO法人Fine 理事長の野曽原誉枝です。

私たちFineは20年以上にわたり、不妊や不育症、子どもを望むことに関わる悩みを抱える当事者の声に、寄り添い続けてきました。誰にも言えず、答えのない気持ちを抱えたまま、ひとりぼっちで立ち止まっている人がいる。その現実に向き合い、同じ仲間同士のつながりと対話の場をつくることが、Fineの原点です。

設立準備アンケートをスタートとして、私たちは大規模な当事者アンケート調査や意識調査を継続的に実施してきました。そこには、制度や支援の隙間で見過ごされがちな声、数字だけでは捉えきれない切実な実態が数多く詰まっています。この調査は、社会に問いを投げ、政策や支援のあり方を考える上で欠かせないものです。しかし一方で、直接的な収益を生む事業にはなりません。

それでも、誰かの声を「なかったこと」にしないために、私たちはこの活動を続けたいと考えています。声を集め、可視化し、社会に届ける。その積み重ねが、未来の選択肢や安心につながると信じているからです。

このクラウドファンディングは、事業化できないけれど、社会にとってとても大切な活動を支えるための挑戦です。

どうか、これからのFineの歩みに、当事者の声を未来につなぐ仲間として、お力をお貸しください。


サポートファンディング

このキャンペーンの目標金額の達成をサポートするために、応援したい人が自ら支援を集めるキャンペーンのことです。

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サポートファンディングとは、クラウドファンディングの目標達成をサポートするために、自ら支援キャンペーンを立ち上げて支援を呼びかけることができる機能です。目標金額を設定して自ら支援を集めることで今までよりももっと団体の力になることができます。

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〒1350042

東京都江東区木場6-11-5サニーコーポK201

03-5665-1605

https://j-fine.jp

代表:野曽原誉枝

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