「いつからでも親子はやり直せる」 非行に悩む家族へ寄り添う相談活動を応援してください

支援先

NPO法人 非行克服支援センター

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非行克服支援センター

支援総額

302,386円

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  • 支援総額

    302,386円

  • 支援者数

    43人

  • 残り

    10日

  • 開始日

  • 終了日

支援する

素直だったはずの子が、万引きをしていた。

明るい子だったはずなのに、暴力を振るって警察沙汰になってしまった。

子どもたちが非行に走る時、その影で、親たちもまた深い孤独と苦悩の中にいます。

幸せになってほしい、人並みに生きてほしい…そう願って大切に育ててきたはずなのに…

「どうすればいいのか」「何がいけなかったのか」と自分を責め続け、誰にも言えずに追い詰められていく親たち。

子どもの非行の背景には、親と子が抱える「生きづらさ」があります。

・学校でのいじめ、差別

・同調圧力や対人関係のトラブル

・“上を目指せ”と追い立てられる競争社会の圧力

・家庭内のDVや虐待

・親の病いや失業、そして貧困や借金などの経済的不安

非行は、こうしたギリギリの環境で懸命に生きる子どもたちからのSOSでもあります。

そんな親子に、「ここなら話していいよ」と寄り添い、必要なだけ時間をかけて伴走をする。

それが、私たち非行克服支援センターの活動です。

格差が広がり、貧困が身近になってきたいま、この活動のニーズは増えています。

一方で今、私たちの財政状況は年々厳しくなっており、この活動を安定して続けるために団体として初めてのクラウドファンディングに挑戦することにしました。

どうか、この伴走を一緒に続けていただけませんか。

ストーリー


私たちについて


非行克服支援センターは、2003年に立ち上がった非営利団体です。

これまでの22年間で、5,000件を超える相談に対応してきました。


かかってくる電話のほとんどは、子どもの非行に悩む親からです。

ためらいがちに「子どもがこんなことをしてしまって…」と話し始める相手に、専門家や、同じように悩んだ経験を持つ親の立場の相談員が丁寧に寄り添い話を聴いています。                   


私たちの活動は、電話や面談による個別相談が中心です。

一回の相談に1時間以上、時には2時間かかることもあります。


受付時間は「火曜〜木曜の午後」が原則ですが、実際には緊急の電話も多く、夜間も含めて、できる限り時間に縛られず対応しています。

忙しい日は1日に3件の面談が入り、年間で300件を超える相談があります。

そして多くの相談は、一度で終わりません。


私たちは、状況が落ち着くまで、何度でも話を伺います。

その中で分かるのは、親たち自身もまた、深刻な生きづらさを抱えているということです。

7回目くらいの相談で初めて、「夫のDVを受けている」「借金を抱えていてどうにもならない」などの背景が語られることもありました。


子どもの生きづらさの奥には、親自身の生きづらさが重なっています。

そしてそこに辿り着くには、短い相談では到底足りません。


時間をかけて、相談者の抱えている困難や生きづらさに丁寧に寄り添うこと。それが、私たちの活動の「いちばんの特徴」です。

そのために、相談は、多様な専門性と経験を持つ人たちの協力もいただいて進めています。

大切なのは「失敗してしまった経験のある親たちに共感できるかどうか」「活動の趣旨に賛同できるか」。非行の子どもをもったことのある親たちも、相談員として活動を続けています。


安心できる仲間や場所を見つけていったSさん


Sさんの体験をご紹介します。(個人が特定できないように、記載を変えたところがあります)


Sさんは、二人のお嬢さんの母親です。手のかからない活発で明るい子だった長女が、突然、中学2年生のころから夜遊び、無断外泊を繰り返すようになりました。Sさんは、何とか元に戻そうと、厳しく叱ったり、説得したりしますが、事態は悪化。親子の会話すらなくなっていきました。

学校からの電話や、近所の目もつらいものでした。「なぜうちの子が」「育て方が悪かったのか」という自責の念と、誰にも相談できない孤独を感じていきました。


高校生になると、深夜に補導されることもあり、無免許のバイク運転では裁判所にも呼ばれました。夫婦ともに仕事を持っていて、時間も肉体も精神的にも、ギリギリでした。

そして、気付いた時には、おとなしくて優しい性格の二女が不登校になっていました。

「もう、どうしたらいいのか、わからない」と絶望に近いものを感じながら、しかし、その根底には、「子どもには幸せになってほしい」という切実な願いがありました。


ひとりで抱えていてはだめだ、そう気づいたSさんは、同じ悩みを持つ親の会(あめあがりの会)に参加し、相談の場にも足を運びました。

たくさんの人が悩んで参加していました。その話を聞く中で、Sさんは「子どもを変えようとするのではなく、子どもを理解できるようになろう」、そう思うようになりました。



そして、子どもを一人の人間として認め、ありのままを受け入れようと努力します。

それは、実は大変なことですが、同じような親たちがほかにもいて、みんな、同じように孤立を感じながら、頑張っている姿を目の当たりにすることで、前を向く勇気をもらっていきます。

そして、子どもの問題は本人の性格や親の問題だけでなく、様々な要因が絡んでいるということも、肌で感じ始めていきました。


Sさんはこう言います。「私は、『良い親』でいようと思っていたのだと思います。だから、無意識でしたが世間体を気にしたり、子どもをちゃんと育てなければという思いがありました。そんなプレッシャーが、かえって子どもを追い詰めていたのではないかと思います」。

そして、「振り返れば激しい嵐のような時期でしたが、諦めずに、親自身の生き方も見つめ直すことで、少しずつ関係性が修復されていきました。嵐が来ても、必ず雨が上がる時が来ます。そのためには、親が一人で抱え込まず、弱さをさらけ出してつながることが不可欠なのです」と。


今、Sさんの長女は、元気に働きながら子どもたちを育てていて、二女も、中学校は全くの不登校でしたが、Sさん夫婦が寄り添う対応をしたので、徐々に元気になり、高校・専門学校へと進学し、会社員になっています。


Sさんは、「私は安心できる仲間や相談場所とつながって良かった。今は、子どもたちとも、とてもいい関係です」と笑顔を見せてくれました。



親の変化が子どもの回復を支える

Sさんのケースが教えてくれること。それは、「親の変化が子どもの回復を支える」ということです。


私たちセンターの関わり方は、決して非行そのものを物理的に止めようとしたり、特効薬のようなアドバイスをしたりするものではありません。

苦しみ孤立する親の気持ちにいくらかでも寄り添い、親自身が抱える生きづらさに手当てをする、そんな働きかけです。

非行に及んでしまう子どもたちは、大人を信じられずにいます。

親も信じられない。教師も信じられない。

そんな中で、親が自分の苦しみの根元に気づいたり、子どもへの見方を変えたりすることができれば、少しずつ関係性を変えていく兆しが現れます。


自分の味方になっている、理解をしようとしてくれているというサインが見えた時、子どもたちは安心します。それが結果的に、「人を信頼する」感覚につながり、子どもたちの生きづらさそのものを解きほぐしてくれます。

今の行動をただ止めるだけでは、その子の本当の立ち直りや回復にはつながりません。


私たちはこのあり方を、非行に苦しむ親子がいなくなるまで、貫いていきたいと思っています。

子ども当事者への支援は、他にもいくつもあります。ですが、親への支援は私たちの知る限り、本当に少ないのです。



いま、私たちが目指していること

私たちへの相談のお電話、面談は、現在有料になっています。

ただし、今年度は埼玉県の方だけは事業を受託しているので、無料でお受けすることができます。

しかし、相談を寄せてくださる方の多くは、決して裕福ではありません。


本来は、お話を深く聞いて寄り添うときに、時間の制限なく向き合い、お一人お一人に安心して話していただけたらと考えています。

ご相談の中で生活が厳しいご状況を伺い、相談料を頂かないこともあります。


一方で、私たちの財政も、年々厳しくなっています。

支え続けてきてくださった方も高齢になられています。また、郵送費・人件費なども増えてきました。


本当は、あと100万円ほどあれば、安心して活動を続けることができます。

助成金なども引き続き探していきますが、今回はそのうち30万円を、初めてのクラウドファンディングで募らせていただくことにしました。


2,500円あれば、30分の相談を受けることができます。

5,000円あれば、1時間です。

ぜひ、ご無理のない範囲で、私たちの活動を続けていくためにお力を貸していただけませんか。

また、このような活動があることを、周りの方々に伝えていただけませんか。



活動を続けてきて、強く感じていることがあります。

「誰かが不幸になることは、みんなが不幸になること」。


たいへんな思いをしている人が、一人でも楽になってほしい。

「ひとりじゃない」と感じられる瞬間を届けたい。

どうか、この伴走を続けていく仲間になってください。                        。

〒1690073

東京都新宿区百人町1-17-14コーポババ21

03-5348-6996

http://hikoukokuhuku.web.fc2.com/index.html

代表:理事長 小笠原彩子

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