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絶滅危惧種のウミガメ「タイマイ」を守りたい―― タイマイサポーター30名募集

支援先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

絶滅危惧種のウミガメ「タイマイ」を守りたい―― タイマイサポーター30名募集の画像

アオウミガメ

支援者数

8人

/ 30人

26%
  • 支援総額

    27,805円

  • 支援者数

    8人

  • 残り

    14日

  • 開始日

  • 終了日

継続支援する

タイマイ活動地紹介その②

2025/12/10 09:30

タイマイ活動地紹介その②のメインビジュアル

こんにちは、今日もサポーターを募集している活動地を紹介します。

第2回目の今日は、「キマール島」です!


ここも活動歴は古いのですが、開始後すぐに中断されたため本格始動は遅めでした。なぜ中断されたと思いますか??実は、、、海賊です。

「え?海賊?」「パイレーツ??」

はい、それです。


1999年2月、島のオーナーさんと交渉して卵の保護活動を開始しました。最初に監視員として働いてくださったムサさんは島のオーナーのご家族で、元々1人で島に住み込んで(無人島です)ウミガメ卵を採る仕事をされていた方です。

それは熱心に仕事をしてくれたそうです。文字は書けないので記録が出来なかったそうですが、巣がどこにあるか、産卵日も覚えていて的確に案内してくれたそうです。

開始の数ヵ月後、海賊が島に来始めて占拠されてしまいました。

ムサさんはその中でもしばらくの間、保護活動を続けてくれていたそうです。キマール島は活動再開となった後、しばらく保護成績は良くなく、あまり沢山の赤ちゃんは生まれていませんでした。それでも、途中から劇的に増えたのですが、それはムサさん時代の功績のおかげかもしれません。

その後しばらくして、ムサさんは病気のため亡くなってしまいます。海賊にも占拠されているので、しばらくは活動できませんでした。


2007年、海賊が完全にいなくなったことを確認し、活動が再開します。今まで何人もの方を監視員として雇用してきました。

その結果分かったこと、人によって活動成果は全く変わる!ということ。

紆余曲折ありましたが、2015年から保護成果は向上しています。始めた当初、300回くらいだった産卵も、今は年間500-800回くらいに増やすことができました。

そして2024年には、キマル島の産卵数が2,049巣に達しました。セガマ・ブサール島と並び、国内でも最大級の産卵地へと成長しました!

とても紳士的に働いてくれた監視員のジェフリも亡くなってしまいましたが、今もジェフリの奥さん家族と、新しい旦那さんが頑張ってくれています。最近は盗掘も多く見られており、監視員やパートナー団体YPLIスタッフと軽減策に頭を悩ませています。


この島は、亡くなったYPLI創設者であるアキルさんも尽力された活動地です。

色んな人の想いも詰まっており、いい形でこの自然環境を残していけれるといいです。


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〒2210822

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代表:藤野 彰

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