11/21の現地の様子/活動のご報告
2025/11/22 11:58

佐賀関で大規模火災が発生してから、まだ数日しか経っていませんが、地域には今も大きな不安と疲れが残っています。避難所の佐賀関公民館では、多くの方が慣れない環境で夜を越し、提供された食料の管理や生活リズムの調整など、普段なら意識しない小さなことが負担になり始めています。
大分市は「地域ささえあいセンター」を開設し、暮らしの不安を聞く相談窓口を整えました。また、丹生温泉など入浴場所の提供も始まり、少しでも心身を休められるよう環境改善が進んでいます。洗濯やペットの避難など、細やかな支援も一つひとつ動き始めています。
21日からはDWAT(災害派遣福祉チーム)が本格稼働し、避難所の環境整備や個別支援を開始しました。慣れない避難生活の中で、専門職の存在はとても大きな安心につながっています。
O-Linkはこの日も、車中泊をしている方のもとへ足を運び、健康状態や困りごとを丁寧に聞き取りました。寒さや疲れが蓄積しやすい車中泊は、二次避難死を防ぐ重要な視点でもあります。現場での会議参加や炊き出しの調整など、多くの団体と協力しながら「取り残さない支援」を進めています。
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