大分市佐賀関で大きな火災が起き、多くの住民の方が自宅を離れ、親戚宅などに避難しています。突然の出来事で、生活必需品の不足や、これからの生活への不安が広がっています。
おおいた災害支援つなぐネットワークO-Link(事務局:おおいたNPOデザインセンター)は、参画NPOと協力し、現地の状況を確認しながら、必要な支援をいち早く届ける体制を整えています。生活物資の調達や訪問支援、支援拠点の準備、関係団体との連携などを進め、「取り残される人をつくらない」支援を目指します。
皆さまからのご寄付は、物資購入費や交通費、拠点の運営費など、現地での支援活動に大切に使わせていただきます。
佐賀関地区には高齢者や一人暮らしの方も多く暮らしています。
私たちは、「取り残さず、いち早く届ける」姿勢で支援にあたります。
ストーリー
いまの状況(12/8 18:00時点)
- 12月4日、蔦島を含む火災全体の“鎮火”が正式に宣言されました。
- 12月1日、大分市災害ボランティアセンターが開所し、片付け支援や引っ越し支援などの受付が開始されました。
- 現地状況を踏まえ、一般ボランティアの事前登録は一時停止(登録者454名)。当面は佐賀関地域の住民中心で支援活動を実施する方針へ。
- 避難所には54世帯76名が避難生活を継続しており、12月12日以降に第三次避難(市営住宅への転居)が始まる見込みです。
- 第2回住民説明会(12/2)開催、市より仮住まい・応急修理・支援金申請などの説明が行われました。
より詳しい情報はこちらをご覧ください。
※現地確認後、最新情報を随時追記・更新します。
おおいた災害支援つなぐネットワークO-Linkによる緊急支援
11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災により、多くの方々が自宅を離れ、一時的な避難を余儀なくされています。
現在は、親戚宅などに身を寄せている方も多く、「当面の生活の立て直し」に向けた支援が必要になる見込みです。
一刻も早く寄付受付を開始し、必要な支援をすぐ届けられるよう、O-Link事務局(おおいたNPOデザインセンター)と O-Link参画NPO が連携して、現地支援体制を立ち上げます。

◆おおいた災害支援つなぐネットワーク(O-Link)とは◆
災害が発生した際(発災時)に行政、NPO・ボランティア団体、社会福祉協議会、企業等様々な組織や個人が連携し、円滑な支援活動を行うための「災害中間支援組織」です。
構成団体・関係機関との平時からの連携により、発災時には災害支援活動のハブとなり、初動時から被災地・被災者の状況を正確に把握し、情報共有や資機材の調整(コーディネート)を通じて、被災地・被災者が必要とする支援を迅速かつ的確に届けることを目指しています。
ご寄付で実現する支援(予定)
被災状況や行政・社協・災害ボランティアセンターとの調整を踏まえ、「取り残される人をつくらない支援」を目指して、以下の活動を実施します。
① 被災者への生活支援(ニーズ調査後に実施)
- 生活必需品・物資の調達
- 高齢者・一人暮らし世帯への個別訪問支援
- 必要に応じた専門NPOの派遣
- 安心して過ごせるための環境づくり
② 支援拠点の立ち上げ・運営
- 現地で活動するNPOのコーディネーション
- 情報の収集・共有・集約
- 役割分担や活動計画の決定
- 支援を申し出てくれた団体の振り分けと調整
③ 支援に必要な費用
- 活動拠点整備費
- 物資購入費
- 現地との連絡に必要な通信費
- 交通費および燃料費
- 支援活動の全体調整にかかる事務経費
※物資は行政・社協・災害ボランティアセンターに集約される場合がありますが、不足部分はO-Link参画NPOで補完します。
支援の透明性について
実施した支援内容・使途報告は、本クラファンページと、おおいた災害支援つなぐネットワーク(O-Link)HPにて公開します。
https://oitasaigaishien.wixsite.com/home/
現場の変化に応じて支援内容は柔軟に調整しますが、寄付者の皆様に丁寧に報告し、信頼を裏切らない支援を行います。
最後に ― “少しでも暖かいお正月” を迎えるために
今回の火災は、突然日常を奪うものでした。
避難されている方々が、少しでも安心して、少しでもあたたかいお正月を迎えられるように。
どうか皆さまのご支援をお願いいたします。
スピードが求められる状況ですが、誠実に、責任を持って、必ず届けます。
おおいた災害支援つなぐネットワークO-Link(事務局:おおいたNPOデザインセンター)
代表 山下 茎三


