【6周年に感謝】過去は変えられない。でも、未来への「希望」はつないでいける。/夢団 伴走者・伊藤聡
2025/12/30 12:20

バースデードネーションも、今年も、残すところあと1日。
東日本大震災からまもなく15年を迎えるにあたり、初めてバースデードネーションにチャレンジさせてもらいましたが、連日多くの方にご支援や励ましのお言葉をいただいており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(><)
高校生たちは、日頃いろんな方々に支えられていることを、活動の中だけでは直接感じづらいので、こういった機会に想いを寄せてくださることが、何よりの励みになります。本当にありがとうございます!
そんな夢団が立ち上がったのは、2019年のラグビーW杯釜石開催がきっかけでした。
しかし、直後にコロナ禍へ突入。思うような活動ができない中、それでもメンバーたちは「今できること」を工夫し続けてきました。
コロナ禍が落ち着いた頃。
北海道の標津町や横浜へ行くご縁をいただき、初めて岩手を離れて自分たちの言葉で語り部をし、考えた防災ゲームを披露したりしました。
すると、遠く離れた場所の人たちにも、私たちの想いがしっかりと届いていることを実感でき、「やってきたことは、間違っていなかった」と確信することができました。
防災というのは、未来に何が起こるか分からない分、漠然とした不安がつきまとうものです。
だからこそ、多くの人が本気になりにくいのかもしれません。
でも、しっかり過去と向き合い、知ることで「正しく恐れる」ことができるようになります。
そして何より、夢団の活動を通して地域の方々にお世話になり、感謝することで、高校生たちの心には「人の命を大切にする気持ち」が芽生えていきます。
これこそが、防災の一番大切な根っこなのだと思います。
今年の11月、釜石を訪れたミネルバ大学との交流を行った際、夢団を代表して高橋美羽さんが活動のことや自身の防災への想いを伝えてくれたんですが、参加した学生が、「ここには悲しみではなく『希望』がある」と言ってくれたことがありました。
私たちも、まったく同じことを感じています。
過去の出来事は変えられません。
でも、世代を超えて経験や想いをつないでいくことで、そこには未来への「希望」が生まれます。
そんな想いを大切にしながらも、楽しく自分たちらしく活動を続けていきたいと思います😊
夢団 伴走者 さんつな・伊藤聡




▼ 夢団6周年バースデードネーションは12/31まで!
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