写真家の林典子さんから応援メッセージをいただきました!
2020/4/27 20:09
皆さま、こんばんは!
マンスリー募集キャンペーンもあと4日となりました。
今回は写真家の林典子さんからいただいた応援メッセージをご紹介いたします。
林典子さんは、JVCのコリア事業が関わる2013年の平壌訪問に同行し、第17回 南北コリアと日本のともだち展でのトークイベントや、今年の1月に開催された東アジアの平和を考えるシンポジウムにも登壇していただくなど、お世話になっています。
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日本国際ボランティアセンター設立40周年おめでとうございます。
世界各地の紛争や環境破壊、貧困問題などにより生活を脅かされている人々が具体的に何を必要とされているかを現地で見極めながら、不安定な情勢の中、粘り強く先を見据えながら、支援を続けられてきたJVCのみなさまの活動に心から敬意を表したいと思います。
私も朝鮮半島でのJVCの活動に同行させていただき、取材で大変お世話になりました。JVCの活動は募金によって支えられています。
本当に必要とされているものを、長期的で安定した支援の中で継続していくために、マンスリーサポーターとして是非ご協力いただけたらと思います。
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林さんご自身は朝鮮半島のみでなく様々な取材をされ、名取洋之助写真賞、フランス世界報道写真祭「報道写真特集部門」金賞、全米報道写真家協会「現代社会の問題部門」1位、などドキュメンタリー写真家として国内外から高い評価を得ています。
最近では雑誌『AERA』で林さんご自身を取材された記事も掲載されています。記事の一部は下記よりご覧いただけます。
撮らない時間がチャンスを生む ドキュメンタリー写真家・林典子<現代の肖像>
林さんがメッセージでおっしゃってくださっているように、JVCが必要な支援を届けられているのは皆さまからのご寄付があるからこそです。
また、しっかりと現地と関係をもって腰をすえて長期的な活動をするJVCにとっては継続的なご支援が安定した活動にむすびつきます。
実際に林さんにもお世話になったコリア事業も日本・韓国・北朝鮮の子どもたちの絵とメッセージの平和交流を約20年続けています。
安定しない各国の関係ですが、「髪の毛一本の細さでもつながりつづけたい」という北朝鮮の人々からの声も受けて、草の根の交流を続けてきました。
活動に参加した子どもたちの中からは、国交正常化や和平実現に関わりたいと夢を持ち、そのために努力する次世代の担い手も育ってきています。
政治や民族の歴史も大切ですが、それだけではなく、大切な人がいて、守りたい暮らしがある「人と人」として交流すること、心を通わせることが平和への一歩につながっていくと私たちは信じています。
そのような平和への希望を絶やさないためにも、皆様のお力が必要です!
どうぞ、応援よろしくお願いいたします!
〈林典子さんプロフィール〉
大学時代に西アフリカのガンビア共和国を訪れ、地元新聞社「The Point」紙で写真を撮りはじめる。以降、「ジェンダー」や「場所と個人の記憶」に焦点をあてたストーリーを発表。The New York Times, ナショナル ジオグラフィック日本版、The Washington Post、 Newsweek、Bloomberg Businesswekなどの媒体に寄稿。名取洋之助写真賞、フランス世界報道写真祭「ビザ・プール・リマージュ」 金賞、全米報道写真家協会賞1位 、 三木淳賞、第17回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞文化貢献部門など受賞。著書に「キルギスの誘拐結婚」(日経ナショナル ジオグラフィック社)、「ヤズディの祈り」(赤々舎)、「フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った日本人妻 60年の記憶」(岩波新書)など。イギリスのPhoto Agency 「Panos Pictures」所属。
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