【第6回活動報告】リオ完治。そして、いよいよ里親募集へ!
2026/10/28 16:10

Lio Run Project にご支援いただいた皆さまへ
HappyLabsの臼井です。
皆さまの応援をうけ2回の膝蓋骨脱臼手術を乗り越えて、リオは走れる脚を手に入れました。
まずは心よりお礼申し上げます。そして、いよいよ里親募集をはじめます。

ご報告の前にひとつおわびです。Instagram ではその都度お伝えしてきましたが、こちらでのご報告は、1月の第5回で止まったままでした。応援してくださった皆さまに、きちんとお伝えしないまま月日がたってしまい、申し訳ありませんでした。
そこから今日までのことを、まとめてご報告します。
2回の膝蓋骨脱臼手術の経緯
右脚は比較的重篤度が低く、開けてみてから必要かを判断する術式もいくつかありましたが、幸い一番少ない処置ですみました。また、人を見ると騒いでしまうため、鎮静薬とともに奥の個室に1人で入院していました。先生より元気なので早く退院できますとの連絡を受け、予定よりも数日早く退院してきました。

帰ってきてからは、安静との戦いでした。
ソファのクッションをぜんぶ外し、家族みんなで地べた生活。恐る恐るの毎日が続きましたが、リオは元気いっぱい。痛みはないのかと不安になるほど、それまでより明らかに活動量が上がっていました。

そして、2月には骨が3割くっついて、少しずつお散歩ができるようになりました。
毎月の検診のたびに良くなっていくのが目に見えてわかり、とてもうれしかったです。
4月にはドッグランも解禁。右脚の手術から3ヶ月。
左脚は不自由なものの、ドッグランや海にも行けるようになり、リオはほとんど普通に走っていました。

ここまで走れるなら、もう1本の手術はしなくてもいいのでは?そんな考えも頭をよぎりました。でも、自由を知ってしまったリオの左脚には、このままだと、ますます負担がかかるばかりです。

悩んだ末、予定どおり手術を受けることにしました。
2026年5月21日、左脚の手術の日を迎えました。
大腿骨の骨切り、脛骨粗面の転位、そして切れていた前十字靭帯のTPLO。3つの手術を同時に行い、8時間をこえる長い長い手術になりました。成功の連絡が来たときは、力が抜けたことを覚えています。
右脚より大きな手術でしたが、入院中もリオは、人が来ると「かまってかまって」と言い続けるので、またまた個室入院。6月3日にお迎えに行くと、うれしさ爆発!いやいや、ここからが大事だからね、と言い聞かせる毎日がまた始まりました。

リオの走る未来
6月22日、リオは2歳になりました。保護したときは、遠慮がちでおとなしい子でした。ドッグランではほかの子が走っていくのを見送る姿に切なくなりました。それが手術後、日に日に表情が明るくなって、天真爛漫、フラット本来のやんちゃぶりを取り戻しました。
そして8月、病院で「完治」のお墨付きをいただきました。心からほっとしました。この選択が間違っていなかったこと、手術がうまくいったこと、そしてリオががんばってくれたこと全てに感謝しました。
右脚はグレード1ですが、その後のレントゲンでは毎回正しい位置に膝蓋骨がのっていました。
左脚は完治ですが、右に比べるとプレートもたくさん入っていて、可動域は多少せまくなっています。よかったことは、保護したときから一番の懸念だった左の股関節亜脱臼も、状態は悪くはなっていないことです。

そこからはリハビリも兼ねて、毎週のように川やプールへ。最初はおっかなびっくりだったのに、先住犬の飛び込みを見て自分も飛び込み、おもちゃをくわえて戻ってくるようになりました。

リオという名前は、ハワイ語で「馬」。その名のとおり、駿馬のように走る、普通のフラットになりました。名前にこめた願いが、やっとかないました。走るのも、泳ぐのも、わんプロもなんでもできる。

第4回で、手術の前の夜に「これから来る雪の日も、夏にきらめく海も、好きなだけ遊ばせて、あの瞳が輝くのを見てみたい」と書きました。リオは、夏のきらめく海を走り、清流で遊び、緑のドッグランを走りました。冬の雪は、新しいご家族と一緒に経験できるかもしれません。

募集が遅れた理由
第4回のご報告では、9月に里親募集をはじめる予定とお伝えしていましたが、少し遅れてしまいました。
完治のあと、左脚のリハビリのために、水中トレッドミルをはじめました。

同時に、いよいよ里親募集をはじめようと思ったところで、治ったはずの右脚のかかとに、大きな腫れが見つかりました。ここまでやってきたのに、まさか断脚するようなことになるのではと、とても心配しました。
念のため組織をとって、病理検査をしてもらったところ、診断は「滑膜嚢胞(かつまくのうほう)の疑い」。関節の袋の中に水がたまっている状態で、悪性の腫瘍ではありませんでした。先生からも、たぶん悪いものではないだろうと聞いていたので、結果を聞いて安堵しました。
水がたまること自体は止められていませんが、リオ本人はまったく気にしていなくて、痛みもありません。ただし、大きくなったり硬くなったりした場合、手術の可能性もあるので、これからも経過観察は必要です。
水中トレッドミルは、1回行ったところでかかとの腫れがわかり、お休みしています。今なら、また行けるかなと考えています。

ご支援と費用のご報告
約1年にわたる Lio Run Project は、皆さまのお力添えで、無事成功しました。
いただいたご支援は、キャンペーン終了後に特設ページからいただいた分も合わせて、70件、1,278,401円でした。
保護してから今日までの収支は、次のとおりです。

- かかった費用 2,395,530円
- ご支援 1,278,401円
- 保険金 968,803円
- 活動資金 148,326円
前の飼い主さんがかけていた保険の保険金が下りるかどうかは、手術後に「出してみないとわからない」と言われていて、手術の前には当てにできないお金でした。皆さまのご支援がなければ、手術に踏み切ることはできませんでした。いただいたご支援は、第4回でお伝えした使い道も含めて、診断から両脚の手術、リハビリ、かかとの検査、療法食まで、リオのためにすべて使わせていただきました。
手術代は、いったんハピラブの活動資金から立て替えていました。あとから受け取った保険金は、はじめにお約束していたとおり、活動資金に戻しました。当初は、手術費として活動資金から140万円を出す予定でした。右脚の手術が想定より軽くすんだことと保険金のおかげで、通院や療法食まで含めても、実際の持ち出しは約15万円ですみました。その分で、この夏から続いているナナ、モミナ、マロン、ルナの保護ラッシュも、受け入れることができています。
資金面で躊躇することなく、リオに合った一番いい治療を受けさせてあげられたのも、皆さまのおかげです。ご支援くださった方、シェアしてくださった方、見守ってくださった方、本当にありがとうございました。
毎月の継続寄付で支えてくださっている皆さまにも、心からお礼申し上げます。リオの治療はひと区切りとなりますが、ハピラブにはこれからも、助けを待つ子が次々にやってきます。よろしければ、これからも継続寄付を続けていただけたらとてもありがたいです。リオのこれからのケアと、次の子たちの保護に、大切に使わせていただきます。
今のリオ
今のリオは、自分にできないことはないと信じている普通の若いフラットです。好奇心のかたまりで、なんでも楽しく、いつもキラキラした目でわたしを見ています。

家では、先住犬のことが大好き。でも先住犬のほうはちょっとそっけなくて、ときどき強く当たられます。それでもリオは、まったくめげません。後ろ脚でぴょんぴょん跳ねながら「遊んで遊んで」と言い続けて、わりと無視されています。夜は家族のベッドで一緒に寝ています。


先日のチアマルシェでは看板犬として、ずっとニコニコ頑張ってくれました。参加者やお客さまから「こんなにいい子なら、きっとすぐに家族が見つかるね」と言ってもらいました。

新しい家族を探して
このたび、リオの里親募集をはじめました。

皆さまに、最後にもうひとつだけお願いがあります。
リオの記事を、シェアしていただけないでしょうか。
第2回のご報告で、「リオのことを知った方は、ほぼ全員が支援してくださっています」と書きました。家族探しも同じだと思っています。皆さまのシェアが、未来のリオの家族に繋がるかもしれません。
大型の先住犬がいて、レトリーバーとの暮らしを楽しんでくださるご家族。皆さまのまわりに、そんなご家族はいらっしゃいませんか。
▼ リオの里親募集の記事
11月8日(日)のふれあい会にも来ます。よかったら会いに来てください。

https://happylabs.info/8273.html?utm_source=syncable&utm_medium=referral&utm_campaign=rio-boshu
拡散用文章(よろしければお使いください)
2回の膝蓋骨脱臼手術を乗り越えたフラットコーテッド・レトリーバーのリオ(2歳・男の子)が、里親募集をはじめました。
やっと手に入れた走れる脚で、一緒に冒険してくれるご家族を探しています。大型の先住犬がいるおうちが条件です。
https://happylabs.info/12736.html
#リオに走る未来を #riorunproject #happylabs #里親募集
去年のクリスマス、「来年のクリスマス、リオは新しい家族と煌めく街を歩いているかもしれない。」と書きました。

その日が、もうすぐかもしれません。
Lio Run Project は、リオが「ずっとの家族」に巡り会うまで続きます。
いよいよ最後の一歩です。リオが素敵な家族に出会えるよう、もう一度だけ、力を貸してください。
お願いばかりで恐縮ですが、これまでのご支援、応援、本当にありがとうございました。
Retriever Rescue Team HappyLabs
代表 臼井久美子&リオ


