【Lio Run Project】リオに走る未来を!〜保護犬リオの膝蓋骨脱臼手術にご支援お願いします〜

支援先

任意団体 レトリーバーレスキュー ハッピーラブズ/HappyLabs

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レトリーバーレスキュー ハッピーラブズ/HappyLabs

支援総額

156,760円

/ 500,000円

31%
  • 支援総額

    156,760円

  • 支援者数

    14人

  • 残り

    27日

  • 開始日

  • 終了日

支援する

【Lio Run Project】風のように走る夢を見るリオへ、自由への切符を。

私たちは非営利のレトリーバーレスキュー「ハッピーラブズ」です。

2025年9月に保護したフラットコーテッド・レトリーバーのリオは、好奇心旺盛で愛らしい、永遠のピーターパンのような男の子です。しかし、フラットコーテッドの「風のように走る」ことが宿命づけられた彼の体は、最重症の左右膝蓋骨内方脱臼 Grade 4に蝕まれています。

彼はまだ、一度も全力で走る喜びを知りません。夜、夢の中でピクピクと手足を動かし走るリオの姿を見るたびに、胸が締め付けられます。このままでは、将来的に歩行困難となる未来が確実です。

リオが光り輝く未来へ駆け出すために、大学病院での複雑で高額な両足手術(総額約240万円)が必要です。HappyLabsは団体資金から140万円を拠出しますが、継続して他の命を救うため、残りの目標金額107万円(うち7万円はシステム手数料)をご支援いただけないでしょうか。

目標107万円のうち、Syncableでの目標額は50万円です。

これは、単なる医療費支援のお願いではありません。一頭の若く、生命力に溢れた犬に、「当たり前の犬としての生活」という未来をプレゼントするための、皆様と共に行うレスキュー活動です。

これから、リオがどのような犬で、いかに困難な状況に直面しているのか、そして私たちが描く希望に満ちた未来について、詳しくお話しさせていただきます。

Lio is a 1.5-year-old Flat-Coated Retriever—a breed born to run like the wind. He's never felt it. Not once.

At night, his paws twitch in dreams, chasing something he's never known. But severe bilateral knee dislocation means without surgery, he'll lose the ability to walk by age two.

Complex bilateral surgery can give Lio his first real sprint across a field. His first game of fetch. His first moment of freedom. Total cost: ¥2.4 million (approx. $15,000 USD).

Happy Labs, a nonprofit retriever rescue, will contribute ¥1.4 million. We're asking for your help to raise ¥1 million (Syncable goal: ¥500,000) so we can save Lio and continue rescuing other dogs.

Will you help him run?

Every yen brings Lio closer to the life every dog deserves.

Thank you for being part of his rescue.

ストーリー

リオのこと


リオは1歳6ヶ月、フラットコーテッド・レトリーバーの男の子です。茶色(レバー)のつやつやしたコート、キラキラ輝く瞳、犬も人も大好きで、名前を呼ばれたらうれしくなって、ちぎれそうなぐらいブンブン振るしっぽ。歯並びがちょっと悪いのもなんともユニークで愛嬌たっぷりです。

一度でもリオにあった人は、誰しもその愛らしさに魅了されます。フラットらしい天真爛漫さを持ったまだまだパピーのリオなのです。しかし、その座り方は普通のフラットとは違います。時間をかけて足を投げだして崩さないと座れません。立ち上がるときはもっと慎重です。後ろ足の両膝が変形していて踏ん張ることが出来ないからです。

歩くことはできます。飛び跳ねることもします。なんなら走ることもできます。

けれど全力で走ることはできません。

いえ、できるかもしれないけれど、絶対にしてはいけないのです。


風駆ける冒険者・フラットコーテッド・レトリーバー


フラットコーテッド・レトリーバーは「風のように走る」と称される犬種。走ることは、この犬種にとって生きる喜びそのものです。

優雅に耳やシッポをたなびかせながら、強靱かつしなやかな筋肉のボディを持ち、風のような速度で自由に野原を駆け巡る。高くジャンプして湖や沼に飛び込み、素早く鳥を回収する優秀な鳥猟犬。

永遠のピーターパンと呼ばれる夢見る冒険者、それがフラットコーテッド・レトリーバーの自由な魂に刻まれた本来の姿です。


ジレンマの日々

はじめて公園で会った日、リオは座っていました。両膝は曲がらず、足を投げ出して座っていました。一緒に歩くと、1歳3か月というやんちゃ盛りの年頃なのに、リードを引っ張ることもなく、静かにそろそろと付いてきました。

https://youtube.com/shorts/u9J_fvbKv4k

預り宅に移動してからも膝が気になるのか舐め続けていました。いつも寝転んでいるせいか、若いのに肘にたこができていました。

毎日短めの散歩を繰り返し、少しずつ筋肉がつき、今では歩けるようになったばかりか、嬉しいことがあると走りたい!と言うようになりました。座ることは相変わらず躊躇します。しばらく座っていた後に立ち上がると、しびれているのか三本足で歩くこともあります。

それでも散歩はしっぽを振りながら楽しそうです。預かり宅の先住犬が走り出すと、リオも追いかけようとします。兎跳びのようなスタイルで、子犬らしく弾けるように、走りたくて仕方がありません。

楽しくなったときは狂ったように楽しく走り回る。皆さんの愛犬もやりますよね?リオも不自由な足でソファに飛び乗ろうとしたり、くるくる回ったりしようとします。

でも、止めなければなりません。

大型犬の1歳半は本来なら思いっきり体を動かすべき時期です。しかし、獣医師からは「膝のことを考えるとできるだけ安静が一番。でも全身の筋肉のためには運動した方がいい」と言われています。このジレンマは一体どうすれば良いのでしょう。

皆さんの愛犬が小さな頃のやんちゃぶりを覚えていますか?アクティブなフラットのパピーなら、弾けるように走り、転げ、プロレスを楽しみたいはず。

リオには、走る喜びを知る権利があります。あなたの愛犬と同様に。



大学病院動物医療センターによる診断

2025年10月8日、大学病院の動物医療センターで診断を受けました。

診断名

  • 左右膝蓋骨内方脱臼Grade 4
  • 左右前十字靭帯部分断裂疑い
  • 左右骨関節炎・関節液貯留
  • 左股関節亜脱臼

診断結果は左右膝蓋骨脱臼(パテラ)Grade4でした。最重症のレベルです。膝のお皿が常に外れた状態で、前十字靭帯が断裂し始め、大腿骨が変形しています。

パテラは小型犬に多く診られる疾患ですが、フラットコーテッド・レトリーバーでも比較的多く発症すると言われています。遺伝的要素が強く、原因ははっきりとは分かっていません。

リオの場合、手術をしなければ、前十字靭帯が完全断裂する可能性が高く、骨変形が進行します。将来的に歩けなくなり、背骨や全身に影響が出る可能性があります。

でも、今なら間に合います。

獣医師は「手術が成功すれば、走れるようになるでしょう」と言ってくださいました。


手術について

最初に診た動物病院では「難易度が高すぎて手術できないかもしれない」と言われました。しかし、サードオピニオンの大学病院動物医療センターでは手術可能であるとの診断でした。

但し、それには複雑ないくつもの術式を組み合わせる必要があり、大学病院においての高度な医療技術が必要です。また、大型犬であるが故に、小型犬の何倍も手術費用がかかります。



リオの名前に込めた願い

リオという名前には、私たちの深い願いが込められています。

ハワイ語で「lio」は馬を、「li’oli’o」は光り輝くことを意味します。馬のように風を切って自由に駆け出し、光り輝く未来へ向かって力強く走り出していく。自らが輝きながら前へ進み、その光で周りの人々をも照らしていく存在になってほしい。そう祈りを込めて名付けました。

散歩には今でも行けます。毎日楽しそうに過ごしてはいます。でも、ドッグランで思いきり仲間達と走ることや、海や川に飛び込むことはできません。くたくたに疲れて、満足そうにへそ天で眠る―そんな日も、まだありません。

毎日、リオは夢の中で走っています。寝言をいいながら、ピクピクと動く手足を見るたびに、胸が締めつけられます。

いつか、現実の世界でも風を感じながら走れる日が来ますように。その日をリオに届けられるのは、あなたかもしれません。

https://youtube.com/shorts/4-8SZuHzYXw?si=ggQuZoGb5heFiUD1

リオの自由への切符。


なぜこんなに高額なのか

小型犬(2〜5kg)の膝蓋骨脱臼 Grade 4 手術は、両足でおよそ60〜120万円が相場です。

リオは22kgのフラットコーテッド・レトリーバー。

骨格も関節構造も小型犬とはまったく異なり、使用するプレートやスクリューのサイズ・強度・本数が増え、麻酔や鎮痛剤の量、手術時間も大きく伸びます。

さらに、大型犬では前十字靭帯や股関節にも負担がかかり、治療が複雑になります。

そのため、大型犬(約20〜30kg)の両脚 Grade 4 手術では200〜250万円前後が一般的な範囲です。

資金の内訳


費用変動と余剰金について

もし手術費用が見積もりより安く済んだ場合や、保険金が想定より多く下りた場合、余剰金は団体の運営資金に繰り入れ、次の保護犬たちの医療費として使用します。

「一頭を救うご支援が、次の一頭も救う」―これがHappyLabsの循環です。

すべての収支は公開し、余剰金の使途も明記して報告いたします。


保険金について

元飼い主のペット保険(最大補償年間100万円/50万×2回まで)

元飼い主が契約していたペット保険(手術のみ対象)があり、各手術後に保険請求を行う予定です。

保険金が下りた場合:

全額をHappyLabsの資金に補填し、次の保護犬たちを支える運営資金となります。

しかし、先天性と判断された場合は却下、あるいは減額の可能性があります。そのため、手術前の費用計画には含めていません。また、保険金の入金は手術後一定期間経過後となるため一時的な支払は必要です。

ハピラブの運営資金について

ハッピーラブズでは現在約250万円の資金残高があります。それならクラウドファンディングの必要はないのではと思われる方もいるかもしれません。

しかし、ハッピーラブズは運営資金残高100万円が新規保護停止のデッドラインです。

医療費のかかる大型犬のレスキュー団体であり、今団体にいるほかの保護犬達の為にも、すべてを使い切るわけには行かず、資金が100万円を切った場合新規保護は停止します。過去にこの苦渋の選択を行ったことがありますが、そのいずれも皆様の温かい応援のおかげですぐ復活することが出来ました。皆様に支えられての保護活動です。

この250万円は皆様に支えられて20年かけて貯めてきた大切な資金です。皆様の「不幸な犬を助けたい」という志を代わって実現するために、お預かりしているお金だと考えています。

今回、250万円のうち140万円をリオの資金に拠出を考えていますが、保険金の入金と皆様のご支援があってはじめて、他の保護犬達、そして明日来るかもしれない保護犬たちに責任が果たせると考える次第です。


あなたとともに作るリオの未来ーーー走れる体と、ずっとの家族を

HappyLabsは今回、設立20年で初めてのクラウドファンディングに挑戦します。

20年間、私たちは「救える命を見捨てない」という信念のもと、レトリーバーたちを保護してきました。しかし近年、個人からの保護相談が増える一方で、預かりスタッフ不足が深刻化しています。助けを求める犬たちがいるのに、手を差し伸べられない―そんな悔しさを何度も味わってきました。

今回の挑戦には、もう一つの願いがあります。それは、HappyLabsの存在をより多くの方に知っていただくこと。リオの物語を通じて、保護犬たちの現実を伝え、活動の輪が広がることを願っています。

このプロジェクト成功の鍵は「拡散」です。

あなたが今日シェアした投稿が、明日、犬好きの友人の目に留まる。その友人が職場で話題にすれば、大型犬を飼っている同僚の心に響く。週末の散歩中、ドッグランで出会った飼い主さんがリオの話を知り、自分のSNSで広めてくれる。

一人ひとりの小さな行動が、波紋のように広がっていきます。

あなたには支援が難しくても、あなたの友人には可能かもしれない。あなたには預かりができなくても、あなたの投稿を見た誰かが「私にできるかも」と手を挙げてくれるかもしれない。ご友人へのシェア、SNSでの投稿、募金の呼びかけ、どんな形でも構いません。

あなたの「ぽちっ」が、リオの未来を変えます。そして、レスキューの波が広がり、次に助けを求める子たちの未来も変えるのです。

手術とリハビリが完了したら、リオの里親募集を開始します。アクティブな生活を送り、大型犬との暮らしに理解のある家庭。定期的な健康診断など術後のケアを継続でき、リオが老犬になっても最期まで責任を持って飼育できる方を探します。

走れる体と、ずっとの家族―その両方を手に入れてほしい。

これが私たちの、そしてきっとあなたの願いでもあるはずです。

リオがフラットらしく、みんなと全力で走れるようになるまで。どうか温かく見守り、支えていただけたら嬉しいです。


預り家庭の思いと皆様へのお願い


リオが我が家に来て3ヶ月。日増しに体力が付き、後ろ足や体にも筋肉が付いてきました。体重を少し落とし、不自由ながらも自分の体の使い方を知ったリオですが、走れない自分のことがよく分かっていません。

先日のふれあい会で、同じくらいの年頃のラブちゃんに遊びに誘われました。プレイバウで誘われ、今にも走りたくて仕方がないリオ。私たちは明日のことを考え、全力で停めることしか出来ませんでした。今、炎症が悪化したら。前十字靱帯が切れたら。一生歩けなくなるかもしれません。

手術にはリスクを伴います。合併症や麻酔など想像すると怖くて仕方がありません。術後の管理も大変です。それが私たちの責任であることを考えると後ずさりしたくなります。

けれど、それでもすべてを諦める前に、リオの夢を叶えてあげたい。

キラキラした瞳でとブンブンふるシッポで、毎日楽しいねって伝えてくれるリオに、もっともっとキミの世界には楽しいことはあるよと教えてあげたい。

走れるようになったら。泳げるようになったら。海も、川も、雪山も。どこにでもいけます。フラットらしく、大地を駆けて次の冒険を目指すことが出来ます。

リオが新しい家族に走って行けるように、皆様のお力を貸してください。


私たちについて:レトリバーレスキューチーム「HappyLabs」


HappyLabsは、2005年7月に設立された非営利のボランティア団体です。主な活動は、保健所や動物愛護センターなどに遺棄されたラブラドールやゴールデンなどのレトリーバー種を保護し、心と体のケアを行った上で、新しい永遠の家族へとご縁をつなぐことです。これまでに300頭以上のレトが卒業していきました。

私たちがレトリーバーという単犬種に特化しているのには理由があります。それは、その犬種を深く愛する気持ちと豊富な経験に基づき、新しい里親様に対して的確なアドバイスと長期的なサポートを提供できるからです。専門性を持つことで、一頭一頭に寄り添った最善のケアを実現しています。

私たちの活動の原動力は、犬たちへの揺るぎない愛情とご家族の笑顔です。

「傷つけられても、捨てられてもなお、人間を愛することをあきらめない愛すべきレトリーバーの為に、私たちはこれからも力を尽くしていきたい」

この想いを胸に、私たちは活動を続けています。リオの未来を拓くこの挑戦に、どうか皆様のお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


レトリーバーレスキュー ハッピーラブズ

代表 臼井久美子

リオのプロフィール

https://happylabs.info/profile/2025lio.html


銀行振込でのご支援先

● ゆうちょ銀行

038(ゼロサンハチ)支店 普通預金

口座番号: 5345646

口座名義: Happy Labs(ハッピーラブズ)


● PayPay銀行

すずめ支店 普通預金

口座番号: 7482257

口座名義: HappyLabs(ハッピーラブズ)


⚠ 銀行振込の方へ

銀行振り込みの方は下記フォームよりご連絡をお願いします。ご連絡がない場合はリオだけではなく、ハピラブの保護犬全体へのご支援として承ります。

フォーム

ハピラブサイト「Lio Run Project」特設ページ

Syncableでのキャンペーンを含む、リオ・ラン・プロジェクトの全体については下記から詳しくご覧いただけます。

こちら

ハピラブに継続支援をご希望のかたへ

ハピラブでは他の保護犬たちの支援も含む「あしながサポーター」さんを常時募集しています。

里親にはなれないけれど、預かりスタッフもできないけれど。あなたにもできることがあります。

「あしながサポーター」は、リオだけではなく今いる保護犬たちと、未来に来るかもしれない保護犬たちを、月々1000円から支えるシステムです。

ご希望の方は下記よりご登録をお願いいたします。

https://syncable.biz/associate/happylabs/donate

https://happylabs.info/
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