合同会社ヨルミナ代表坂爪真吾様より、応援コメントをいただきました。
2025/11/17 16:16
風俗や売春、いずれも実態は「男性の・男性による・男性のためのサービス(行為)」なので、これらの世界に対するアウトリーチやソーシャルワーク、男性の支援者や専門職がもっと増えてもよいのになぁ、と思いますが、現状では「(若年)女性支援」というカテゴリーに入っており、支援団体も代表・事務局・相談員・スタッフ・ボランティアに至るまで、ほとんど全員が女性、という世界になっています。
そんな中、坂本さんとは、数少ない男性の同業者として、レスキュー・ハブを立ち上げられる以前から、男同士で励まし合ったり、慰め合ったり、愚痴り合ったり、じゃれあったりと、大変大きな心の支えになっております!
私が坂本さんを尊敬している理由の一つは、歌舞伎町で路上売春をしている女性たちへのアウトリーチなど、福祉の現場の中でもトップクラスにハードな現場で日々活動していらっしゃるにも関わらず、明るさやユーモアを決して忘れない点です。
なろうと思えばいくらでも深刻になれる領域であり、当事者を代弁してSNSで発信すればいくらでもバズれる領域ですが、それをしたところで、当事者への支援にプラスになることはほとんどない。
今後、AIが共感的傾聴やインテーク、地域にある社会資源の紹介をすべて代行するようになっていく中で、支援者に求められるのは「伴走力」になると思います。
相談者に「この人に伴走してほしい」と思わせるのは、表面的な共感でも、特定のイデオロギーの有無でもなく、「一緒にいると、よくわからないけど元気が出る」「一緒にいて苦にならない」「人として信じられる」といった、根本的な部分なのかなと。
そう考えると、AIの普及や進化が進めば進むほど、レスキュー・ハブのような活動、坂本さんのような存在が輝く時代になるのでは、と考えております。
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