【九州の森から応援】2025年森を守るクリスマスリースプロジェクト甲斐理妃のサポートファンディングページ

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一般社団法人 森を守るクリスマスリース協会

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甲斐 理妃

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ストーリー

■自己紹介

宮崎県東臼杵郡美郷町北郷で製炭業を営んでいる甲斐 理妃(かい りき)です。 

4年前に地域おこし協力隊員として美郷町に移住し、協力隊活動2年間の研修を経て任用後は日向備長炭の製炭士として、山から炭木を伐り出し、焼いて炭を作る仕事をしています。 

炭焼きからみた広葉樹林に対する山づくり

美郷町で生産される日向備長炭は日本三大備長炭の一つで、江戸時代から約400年続く伝統産業です。

 炭焼きの仕事は、炭の原木であるアラカシの木を伐採するところから始まります。 

炭木と薪材(木を炭化させるための薪)を、カシ類を多く含む広葉樹林の山から伐り出します。 


広葉樹種は伐った木の切り株から新芽が出て、伐るほど株が増えていく特徴があります。 

良いカシの炭木山といのは、適齢期(20~30年ごと)に伐り続けることが山の維持です。 

そして植樹や手入れを必要としない分、炭木山は良くも悪くも自然任せの山つくりと言えます。

カシが群生しやすい土地(標高や陽の当たり)の特徴というのはもちろんありますが、その山が次の炭焼きの人も良い樫山と思うかは前任の伐採者の仕事の仕方(伐採点の高さ、残す樹種の選別や考え方)に大きく左右されます。 

 伐る時以外はある程度自然に任せて維持してきた炭木山ですが、近ごろ繁殖地を広げる鹿による食害や不在地主の問題等で伐れる炭木山が縮小しています。 

燃料革命がおきる昭和中期頃までは美郷町内で500基以上の炭窯が稼働していたそうですが、現在稼働している窯は50基にも満たないかもしれません。 

生産者の高齢化も進んでおり、後継者自体少ないという問題もあります。 

 今伐っている炭木山というのは、代々誰かがきれいに伐って残してくれた山であり、炭焼き(とりわけ備長炭)はそもそも炭木がないことには炭を作ることが出来ません。 

 私が炭を焼くために伐っている炭木山も、この土地に暮らしてきた人がその時々きれいに伐って後世に残してくれた山です。 

私はこの土地で生まれ育ったわけではないので、この土地の先代の方々の恩恵を勝手に享受しているにすぎませんが、移住者だからこそ使わせてもらっている地域の山野の為に何か恩返しをしたいと考えています。 

■サポートファンディング挑戦のきっかけ

地域の女性林業関係者の方からのお誘いで林研(宮崎県美郷町女性林業研究グループ)に所属しています。 

昨年もその林研の活動として森を守るクリスマスリースプロジェクトの作業要員で参加していました。 

元より仕事を通じて日頃から山つくりに興味があるのはもちろんですが、 

現在産休中で体を動かせないためリースの資材提供ではなくサポートファンディングに挑戦してみようと思いました。


■協会の応援ポイントと今後への期待

杉やヒノキのような木材加工に秀でた針葉樹と、薪や炭といった熱源として利用価値が高い広葉樹。 

どちらの森もなくてはならない森林です。 

土壌には、たとえ木々が倒れその場が更地になるようなことがあっても、また草や木が生え自然と山の姿に戻るような力があるので、(そして日本の土壌はその力が強いと言われています。) 

ただ森林を増やすというのであれば、人がいなくても時間をかければ森は増えると思います。

ですが今、自分達が享受している森の恵みを、また同じように次の世代に残すには、人が山に関わる必要があります。 

 豊かな森を残す為には、山つくりに関わる人が増えることが求められると思いますが、それは林業従事者のような木を伐る人が増えることだけが全てではない気がします。 

 例えば昔の里山の暮らしだと、その辺にあるツルや笹をとって籠を編んでいたり、日常の中で山にあるものを利用することだけでも豊かな森の保全に寄与している側面も大きくあったのだと思います。 

 今回のプロジェクトのように、林業と花業界といった他産業との山への取り組みは、新しい切り口な感じがしてとても面白いです! 

地道な活動を通して持続しやすい山つくりの在り方を今後も模索し続けたいと思いますので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします! 


甲斐 理妃さんがサポートしている支援キャンペーン

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〒4228041

静岡県静岡市駿河区中田3-2-13

0542888700

https://www.molis.or.jp

代表:恒吉 牧子

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