第二の家庭です
2020/2/23 13:18
私が【まいにち子ども食堂高島平】にはじめて足を運んだのは、一昨年の初夏の頃になります。当時2歳だった娘も今は元気に4歳まで成長しました。【まいにち子ども食堂高島平】のオープン当初から六郷さんに支えられ、地域のボランティアさん、利用者の方々に見守られて育った子どもです。 私にとって高島平子ども食堂は今や生活の一部になっています。娘と一緒に保育園の登園時に【まいにち子ども食堂高島平】の朝食を食べ、日中は仕事をして仕事を終えると保育園に迎えに行ってまた【まいにち子ども食堂高島平】の夕食を食べるというサイクルです。仕事は介護と飲食店の掛け持ちで昼食は社員食堂を利用することもあれば、娘の朝食の残りをお弁当にして食べることもあります。娘が熱を出したときは【まいにち子ども食堂高島平】から食事を届けてもらったり食事の取り置きをお願いして玄関先で受け取ったこともありました。子ども食堂と聞くと子どもがご飯を食べる場所で大人は食べられない、と認識している保育園のママさんもいたり認知度が低いことが残念でなりませんが、利用してみると決してそんなことはないということがわかります。私が板橋区に引っ越したとき照明がつかず設置や修理をお願いしたり、転居の際も引越しの手伝いや梱包するときに娘の遊び相手を頼んだり、という事もありました。また、美容院の予約がとれなければ美容師免許のある利用者さんに髪を切ってもらったこともありました。他にも小学生のお子さんであれば自宅や塾までの送迎をしたり、急病になった利用者さんの病院の付添いや病気がちなお母さんのお子さんや住まいを失った方の宿泊など、食事に限らず活動内容は多岐に渡ります。その相談は六郷さんが乗ることもあれば利用者間で話し合って解決することもあります。私は子ども食堂に来ることで食費を節約するだけでなく、衣類のお下がりを交換することでほとんど子ども服にお金をかけることなく過ごしています。急な雨のときも傘を貸してもらったりまた、子どもの着替えの備えがあり、とても助かっています。【まいにち子ども食堂高島平】は家族であり、第2の家庭であり、なくてはならない場所だと今は感じています。
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