一期一会の仲間たちと共に
2020/1/31 20:06
現在、アフリカのケニアに暮らす一期JAMメンバーの根本幸恵です。
私にとって、一期JAMは、どこで暮らしていても、一生共にする家族のような存在です。
もともと、学生時代からアフリカを旅したり、NGO事業に関わったりとアフリカとはご縁があり、一期JAMに出会ったきっかけもアフリカです。社会人になり、疎遠になっていたアフリカ文化に触れたいと、代表の山崎が開催する渋谷のジャンベレッスンに参加したことが出会いの始まりです。かれこれ、8年以上も前になると思うと驚きです。
メンバーの中では若造だった私。年齢も、バックグラウンドも、それこそ関わりだしたきっかけさえも同じではなくても、輪になってジャンベを叩くうちに、ご縁の輪にいつの間にか引き込まれていました。障害があろうと、大きな悩みを抱えていようと、過去にどんなつらい経験をしていても、暖かく招き入れる本当に家族みたいな暖かい場所。
「半径1m以内の人を幸せにできなければ、遠くの人を幸せにはできない。」
私たちの活動は、学校や地域のお祭りなど公共の場で、音楽を通じて人々を元気にしていくことです。でも、一番伝えたいことは、活動している私たち自身がパワーをもらっているという事だと思います。仕事やプライベートで辛いことがあっても、目標が見えなくなることがあっても、仲間と演奏していると元気や勇気が貰える。私たち一人一人がそんな力をもらえているからこそ、「音楽」を通して社会に笑顔を届けたい。
誰もが、同じ気持ちであることには間違いがないと思います。
それは、私自身が演奏や活動に参加している時に、常に感じることです。
今は、ケニアの首都ナイロビにあるアフリカ専門旅行会社の支社で働いております。
先日訪れた、ケニアの小さな島・ラム島で、若者たちが希望をもって生きていける社会をつくる活動をする2人の男性に出会いました。彼が口々に言っていたのが、無いものだらけでも、誰かと何かを共有していくことで、新たな物語が生まれていく。共に生きる。という事。
草の根の活動から、国際交流まで人と人が「繋がる」ことを軸に活動をする一期JAMとまさに同じ共通点を感じました。
決して派手な活動ではなく、資金も足りないけれど、「社会を良くしたい」、「人々が生きがいを持って暮らしていけるお手伝いをしたい」そんな想いは同じでした。
まだまだ、始まったばかりの私たちの活動。
支援という応援の形で、この輪の中を繋げていただけたら幸いです。
ぜひ、一緒に楽しい世の中を作っていきましょう。
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