
今年6月に福岡さんとブッダガヤに行って来ました。
大雨による洪水被害の爪痕が残り、道路が寸断され、川の近くの村は床上浸水1mほどあり、豚やヤギなどの家畜が流されてしまったとのことでした。
また農業にも深刻なダメージを与え、多くの作物が影響を受けたそうです。
村人たちが途方に暮れている中福岡さんと真剣に相談している姿を見ると、これまで活動を積み重ねて来たことで、村人たちの信頼を得ているのだと感じました。
一方で、子どもたちは福岡さんの顔を見ると、嬉しそうにやって来ます。
子どもたちが元気に明るく活動している姿に希望が見出せました。
子どもたちが屋外で勉強している姿も印象的でした。
4歳〜12歳くらいの子供たち30人ほど集まって、先生がそれぞれのノートに書いた問題に取り組んでいました。
内容がそれぞれ違うので効率的ではありませんが、学ぶ機会があることがまず大事なのだと感じました。
何もしなければ、親たちのように、状況や環境に左右され、経済的自立がままなりません。
その状況から抜け出せるきっかけをつくっているのだと。
1人でも多くの子どもたちが、学ぶことによってこの状況から脱することができればいいと思わざるを得ません。
砂漠に水を撒くような途方もないことをやっていますが、やり続ければ、そこにオアシスができる可能性があります。
それを淡々とやり続ける福岡さんの勇気に共感し、応援したいと思います。
最初に福岡さんのことを知ったのは、私がインドで経営している「Iroha」の大森シェフから社長、ぜひ会ってほしい面白い人がいます、という言葉からでした。
会ったその日にIrohaに募金箱を設置し、日本人のお客様から古着を集めることを約束し、冬の路上生活をしている人たちに配布する手伝いをさせて頂きました。
インドで生活していると、たくさんの路上生活者を見かけます。
そういう人たちに、少しでも役立てることがあれば幸いです。
対岸の火事を傍観するのではなく、自分のこととして支援して頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
Nagomi Consulting Pvt.Ltd. Managing Director
柳 邦明 さま
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10家族50人への支援
50,000円
10家族分50人への食料、家の補強資材の支援です。
写真は今年洪水被害があった村で新しく建てられた家の様子を代表理事福岡が撮影したものです。
セメントが入っている袋などをかき集めて作られています。