7/14(月)朝6時から9時まで支援世帯30家庭のリスト作成、モンスーン季の栽培指導、家の補強財支援先のフォロー
2025/7/14 13:13

7/14(月)朝6時から9時まで支援世帯30家庭のリスト作成、モンスーン季の栽培指導、家の補強財支援先のフォローを実施してきました。
Kewal村の家を1軒1軒まわり、状況を確認しつつ支援が必要な家のリストを作成しました。
村からは70家庭必要と情報を得て実際に周りましたが実際は30家庭でした。
村の方は村内の政治的なしがらみ、いわゆる村社会であり、なかなか事実をそのまま情報として提供するということができない事情があります。そのため私含めて外部の人間がしっかりと足を運び、目で見て、耳で聞く必要があり、実施してきました。
残念ながら1家庭すでに倒壊し、住めない状況になってしまっておりました。その家庭の方は幸い近くに親戚がおり、身を寄せる先はありますが、私たち含めて”世の中の全員”が放置を続けてしまった結果”大雨”によって家が壊れてしまいました。
倒壊し、住めなくなった家。中は危険なので入りませんでした。
その後Bataspur村へ移動し、モンスーン季節に栽培可能な種の育ち具合を確認しつつ、管理指導してきました。
元々、支援性の高い活動であり、育てて販売できて80INR以上の売上が出れば80INR返してくれればよいというスキームで始めました。ただ、「ただ」ということで何か悪い話ではないかと言われてなかなか広まらなかったため、先に20INRを支払っていただき、その後うまくいったら残額を返金してくれと説明し、その場でキャッシュ払いをしていただき、メモをしてきました。
あまりに詐欺、汚職が横行していることでそもそもこの村で教育活動を3年以上していることや結び手のことなど1から説明してようやく理解いただき、改めて再スタートできました。
代表福岡が改めて説明している様子
動物に食べられないように囲ってます。これが限界です。。。
最後に最初に訪問し、「どうせ誰も支援してくれない」と言って怒り、諦めていた場所へ行きました。
そこは既に家の補強財を支援しており、その様子の確認をしに行きました。
村の人たちの表情は柔らかく、御礼を言っていただけました。
私は御礼にとても大きな罪悪感を抱きました。
今まで私も含めて世界の人間が無関心・放置してきたから眠ることすらできない家で住むことを強いられていたという状況に、同じ人間として当たり前に関心を抱き、やるべきことを実施しただけ。放置していて申し訳ない。
そのような気持ちとともに、同時に感じたのは、ご支援いただける皆さまのおかげで関心を抱いてもなにもできないという状況ではなく、お預かりしたご寄付を活用して支援をできています。ありがとうございます。
この村の方からメッセージをいただいておりますので共有いたします。
「おかげで今まで雨が降ると眠れなかった家で眠れるようになりました。雨が降るたびにキッチンも濡れ、料理が全くできなかった。今はもらった補強財のおかげで眠れるようになり、仕事も家事もしやすくなりました。ありがとうございます。
引き続きこのような状況を解決すべく、支援を実施していきます。
現状追加で70家庭分の家の補強財を購入します。56,000INR=95,962円を追加で活用します。また別途報告します。
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10家族50人への支援
50,000円
10家族分50人への食料、家の補強資材の支援です。
写真は今年洪水被害があった村で新しく建てられた家の様子を代表理事福岡が撮影したものです。
セメントが入っている袋などをかき集めて作られています。