CODE海外災害援助市民センター・事務局長の吉椿雅道さんから応援コメントをいただきました!
2025/8/3 14:01

地域のセーフティネットとして
おもやいの皆さんには、能登半島地震の被災地などでいつもお世話になっており、ありがとうございます。
代表の鈴木隆太さんとは、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに出会い、2004年の中越地震で共に被災地で活動しました。いつも支援者であった鈴木さんが、2019年の武雄の水害で地域に住む一人の住民として「当事者」になりました。
「分かち合う」、「つなぎとめる(もやう)」という意味の「おもやい」という方言を団体名にしたその背景には、きっと支援者から当事者へとなって初めて気づいた深い想いがあるのだと思います。
「おもやい」の活動を見ていると、ある方に教えていただいた「平等権の本当の意味」を思い出します。「現実が等しくないからこそ、人間の尊厳という意味でみな等しくあるべき」だと。厳しい現実の只中にいる人達にはより手厚く、そうでない人達にはそれなりに。それをまさに体現しようとしているのが「おもやい」なんだろうと思います。
被災地KOBEでこの30年間、語られてきた「最後のひとりまで救う」という高い理想を実現していくためには、「おもやい」のように日常の中で目の前の一人ひとりに向き合っていくしかないないのだろうと思います。
喜びも悲しみも共に分かち合い、地域のセーフティネットとして人と人をつなぎとめている「おもやい」の活動を被災地KOBEから応援しています!
← 活動報告一覧へ戻る