2025年5月26日 峠工房前理事長・園長の松本淑子が逝去しました。
2025/6/4 13:49
2025年5月26日、園長先生こと松本淑子が亡くなりました。
ずっと以前からもそうだし、障害児通所支援事業に参入からはもっとでしたが、児童達の直面する社会や障害に対峙する度に「峠が学校をやれたらいいのに」とこぼしていたので、フリースクールという形にしていけたらと考え行動し始めた矢先のことです。
夫である松本威と共に峠工房を設立し、松本威の死後は、基本的な方針は変えないまま、時代時代を見据え、必要な支援のために枝葉を広げ、少人数でも効率よく必要な支援を即実践する今の峠工房のスタイルを作り上げてきました。
生涯現役でありたいとの意向を貫き、死の直前まで児童たちに向き合っていたので、自宅での逝去となり、5月26日の死後、警察で検案、その後は市大病院で検体をするので28日午後から29日午後までと短い帰宅となりました。
次に再会するのはお骨になって来年の秋です。
その頃には、フリースクールとして活動できていたらいいなと思います。
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【DIY体験】みんなでフリースクール「峠工房」を作ろう
300,000円
第二教室開設時には、支援内容により、第一教室と第二教室を行き来していましたが、コロナ禍の頃から外の移動と場所を多く使う事での感染リスクを防ぐ為に行き来がなくなり、主に第二教室を利用しているため、第一教室は、居場所としては荒んでしまい、倉庫兼事務所となっていました。
しかし、コロナが落ち着いた一昨年度から、福祉自主事業所として自立する為に収益性も持つ事業ができる拠点とする為、地域の特色でもある農業やそれに伴うインフラに関わる事業の準備を始め、ゆくゆくは事業に関わる事で社会参加を果たす役割も担っています。そうしたフリースクール「峠工房」の今後の方針に大きく関わる事業を知る事も学びのうちであり、また自分達の居場所に0から関わる事で愛着を持ってもらうためにDIY体験として居場所整備を行います。

広報活動費
300,000円
1969年から地域に根差して、障害児者、児童だけでなく、高齢者や社会に出てから行き詰ってしまった人等、その時目の前で困っている人のために必要であればすぐに何かを始めていました。個別コミュニケーション教室、放課後クラブ、子育て・教育相談、誰でも参加できるキャンプやバーベキューなどのイベント、学習支援、余暇支援、就労支援などなど…しかし、峠工房が福祉自主事業所である事や事業が一般的にカテゴライズされていない事でなかなか広がりを作るのは難しいものがありました。
それらの課題を「フリースクール」という形で包括することで広がりを作る事がし易くなると考えていますので、広報活動に力を入れたいと考えています。