昨年(2024年)の活動の様子(その2)
2025/4/27 15:25

(前回の続きになります。前回の投稿はこちらからどうぞ↓
②現地教員向け算数指導教育ワークショップの実施
昨年は、初めての取り組みとして、サモアの小学校、中学校で算数・数学を担当する教員を対象に、指導力向上を目的としたワークショップを参加費無料で開催しました。
ただ、その開催までは困難の連続でした。。。
まず会場の確保です。当初、サモア国立大学の教室をお借りしようとしていたのですが、直前で「土曜日で当日管理できる人が確保できないので、難しい」との返答が。
慌てて色々な施設にあたっていたところ、なんと算数学習セットを寄贈したFagalii小学校の校長先生から、「うちの学校を使ってもらって構わないですよ」との連絡をいただき、ギリギリで会場確保にありつけたのでした。
また、参加者の募集についても、何かサモアの学校や教員の方々に広く周知することができるようなコネクションやチャネルを持ちわせているわけではなかったので、活用したのがSNSでした。
サモアではほとんどの人がFacebookを日常的に使っているため、そこでとにかく知り合いから知り合いへと広めてもらいました。
過去にサモアの学校でJICA協力隊として活動していたOBOGもたくさんいましたので、その皆さんにも助けていただきました(その節はありがとうございました!)。
そして当日は、土曜日の開催にもかかわらず、なんと35名もの先生方に参加いただくことができました。
ワークショップでは、「四則計算の指導」、「効果的な試験問題(評価問題)の作成方法」という2つのテーマで行いました。
9:00から13:30までの4時間半、休憩も挟みながらではありますが、参加者全員、最後まで完走することができました。
何より、学ぶ意欲のある教員の皆さんとこのワークショップを通じてつながることができたことが1番の成果だと感じています。
今後、我々のワークショップが、サモアの教員が学び合うための輪が広がっていくためのきっかけになれば幸いです。
③NGO Aoga Fiamalamalamaへの学習用具寄贈
NGO Aoga Fiamalamalama (アオガ・フィアマーラマラマ)は、サモアで知的発達障害がある子どもたちに教育を提供する施設です。
個人的に、サモアの障害がある子どもたちを取り巻く現状について関心があり、今回その理解を深める目的で同施設を訪問しました。
サモアでは障害がある人たちへの権利が十分に保証されておらず、教育についても教育を受ける権利は民間のNGOに委ねられているのが現状です。
また企業などの受け入れ体制も整っていないため、学校を卒業しても社会に出て働くという未来を描くことは難しいです。
こうした状況に対して、私たちルマナイサモアでも何か支援や働きかけができないか模索したいと考えています。
今回の訪問では、教育活動の様子の見学、スタッフの方からの聞き取りを行い、生徒の学習用具(クレヨン、塗り絵、粘土など)を寄贈させていただきました。
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🔸【10,000円】全力応援+サモア体験プラン
10,000円
より多くのサモアの子どもたちに算数セットを届けられる金額です。
リターンとして、サモアの文化を体験していただけるような商品(お菓子など)をお届けします。
感謝のメール+活動報告をお送りします。

🔸【10,000円】サモアとつながるプラン
10,000円
リアルタイムでのサモアの小学校とオンライン交流、またはリアルタイムでサモアの観光スポットを案内するオンラインツアーをお届けします。
感謝のメール+活動報告をお送りします。

🔸【10,000円】サモアでボランティア体験プラン
10,000円
サモアに実際に同行していただき、一緒にボランティア体験をしつつ、サモアも観光していただけます(日程は5月14日出発、5月24日帰国を想定。航空券と宿泊費等は自己負担となります)。
感謝のメール+活動報告をお送りします。