寺子屋方丈舎でこども食堂・こども宅食を担当しています笠間あゆみです。
2025/4/23 15:36

ずいぶん昔の話になりますが、私の初めての仕事は保健室の先生でした。
25年以上前の話で、小さな学校でしたが、不登校のお子さんが何人かいました。
私はその子やその子の親・先生との関わりを通し、自分のこどもが学校に行きたくないと言ったら、笑顔で「行かなくていいよ」と言ってあげよう。と強く思いました。
今、フリースクールのこどもたちと週1回のランチ会の時間を一緒に過ごしています。
来たばかりの時は、自分に対してマイナスの発言が多く表情の乏しかった子が、笑顔が多くなり、自信が感じられるという変化を多く見てきました。
自分の子どもが学校を休みたいといった時、私は笑って「いいよ」と言えないこともありました。ふたりで家にいる時間が息苦しいと感じる時もあって。
学校に行かない・行けない子どもたちの居場所は、家以外に必要です。繋がりのある場所があるだけで安心します。イキイキとしていきます。
寺子屋方丈舎のフリースクールには、いつも笑い声が響いています。不登校のこどもの数が増えているなか、金銭的な問題のハードルが低ければフリースクールに通えるのに、という家庭も多いのかと思います。
ひとりでも多くのこどもたちが、ここと繋がってくれたら。今の自分が好き、と笑ってくれたら。と思います。皆様、どうぞお力をお貸しください。
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