第二次支援のご報告と現地スタッフからのお礼のメッセージ
2026/6/19 11:20

(KRCのモバイルクリニックでの診察の様子)
2025年3月にシリア北東部緊急支援クラウドファンディングを呼び掛け、同時進行で第一次支援として、シリア国内支援プロジェクトの現地パートナー団体「クルド赤新月社(KRC)」とJIM-NETの協働で、幼児用ミルクとモバイルクリニック(移動式簡易診療所)の医療器具等、特に現地で要望が強いものを対象に約108万円分の支援を行いました。
その後、日本からシリアへの送金が困難な状況が続き、私どもも苦慮しておりましたが、ようやく2026年3月に第二次支援の送金手続きを終えることができました。
その間にもシリアでは、2026年1月初旬に暫定政府の治安部隊とクルド人主体の武装組織「シリア民主軍」(SDF)の軍事衝突が激化し、アレッポ周辺から14万人もの避難民が発生したと言われています。2025年の混乱が収まらないうちに、第二波の避難民を受け入れることになってしまったシリア北東部では非常に混乱を極めています。
クラファンから大変長い時間が経過してしまいましたが、お陰様で頂戴したご寄付は、現地で活用させていただきましたことをご報告申し上げます。
現地スタッフのリームから皆様へのメッセージをお届けいたします。
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ご支援者の皆さまへ
長年にわたりお寄せいただいているご支援に、心より感謝申し上げます。
シリアで紛争が始まってから14年以上が経ちました。そのような長い年月が過ぎた今もなお、シリアの人々のことを忘れず、寄り添い続けてくださる方々がいることに、深い感謝の気持ちを抱いています。皆さまの思いやりと寛大なご支援、そして変わらぬご尽力は、困難な状況に置かれた数え切れないほどの家族にとって大きな支えとなってきました。
多くの人々が「解放」と呼ぶ状況を迎えた後も、シリアの人々は依然として基本的なサービスや生活必需品へのアクセスに苦労しています。日々の暮らしのさまざまな場面で課題は続いており、復興への道のりはまだ長いです。
皆さまからの継続的なご支援は、生活の再建と子どもたちのより良い未来のために努力を続ける地域の人々に希望を与えています。そのことに、私たちは心から感謝しています。
シリアの人々を代表して、改めて感謝申し上げます。そして今後も、シリアとそこに暮らす人々のことを心に留め、関心を寄せ続けていただけますようお願い申し上げます。皆さまの連帯とご厚意は、今もなお非常に大きな意味を持っています。
改めまして、皆さまの変わらぬご支援とご尽力に深く感謝申し上げます。
心からの感謝を込めて リーム・アッバス
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クラファンの概要にも書いておりますが、シリア北東部はトルコからの攻撃が続く情勢が不安定なエリアで、人々は貧困にあえぎ、インフラも医療も脆弱な地域です。
そのような地域での大量の避難民の受け入れは、私たちも想像を絶する状況です。
ご支援くださった皆様にはJIM-NET便り(季刊誌)とともに7月下旬頃、詳しい報告書をお送りする予定ですので、お待ちいただけますと幸いです。
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第二次支援としまして、下記のとおり、カミシリ(シリア北東部ハサカ県の都市)のがんセンターへの抗がん剤等の支援、そしてモバイルクリニックにおける小児科・婦人科・内科の薬に役立たせていただきました。
◆カミシリのがんセンターの抗がん剤等:1,0000 USD(2~3月の費用の60%)
◆モバイルクリニック(移動式簡易診療車)の小児科・婦人科・内科の薬剤 7,000 USD(2~3月の費用の70%)
※クラウドファンディングの残金約121万円とシリア国内支援の予算約147万円を合わせて送りました。(レート1ドル=157.66円)

