相談事業について
2025/3/3 13:46

今日は、わたしたちの活動からセクシュアリティ専門SNS相談「にじいろtalk-talk」と、「にじのこころtalk-talk」についてご紹介します。
これらはSNS相談の名前の通り、SNS(私たちはメッセージアプリのLINEを使って相談を受けています)でセクシュアリティに関する相談ができる窓口です。「にじのこころtalk-talk」は昨年9月から開始した新たな窓口で、より心の不調やメンタルヘルスに関する不安・悩みにフォーカスしたものとなっています。
ところで、今これを読んでいる方には、普段セクシュアリティのことについて悩んだ時に相談できる人はいますか?
「にじいろtalk-talk」では相談終了後、任意でアンケートに答えてもらっています。「セクシュアリティについてのことを相談する相手はいますか?」という質問の答えで断トツに多いのは「友達」で40%くらい、次が「相談機関」、ほとんど並ぶようにして次が「相談しない」で28%くらいというものです。
アンケートに答えてくださっているのは、みんな一度相談をお受けした人たちです。ここにたどり着くだけの力を持っていながら、それでもなお、普段はどこにも話せないと答える人がこれだけいる、というのが実情です。
ちなみに、「にじいろtalk-talk」に寄せられてきたのは8割以上が10代~20代からのご相談ですが、相談する相手として挙げられるうち「親」「学校の先生」「保健室の先生」「スクールカウンセラー」はそれぞれだいたい10%前後であり、周りの大人に頼ることの難しさがうかがえます。その人がセクシュアル・マイノリティについて正しい知識を持っているのか、ちゃんと他の人に漏らさないでくれるのか、差別をしない人なのか。悩みを抱えた当事者がそれらを常に探って、判断して、決死の覚悟で話すようなことがまだまだあるのです。
「にじいろtalk-talk」はそういった「簡単には誰にも話せない」状況を少しでもよくするため、2018年11月から相談を受けています。最初は月1回の開設でしたが途中から月2回に増やし、2025年の2月までに2,100件を超える相談を受けてきました。当事者だけではなく、当事者のまわりにいる人からの相談も受け付けています。
今年度からは「にじのこころtalk-talk」も開設しました。メンタルヘルスに不調を抱えた方が、差別や偏見にさらされない形で心理や福祉の有資格者へ悩みを相談できる窓口です。こちらは3か月に1回の開設です。
これを読んでいる方や、その周りの方がセクシュアリティについて悩んでいるときにも、気軽に頼れる先でありたいと思っています。記事の最後に友だち登録ができるURLなどを載せていますので、もし悩んだ時にはこちらの情報を思い出していただければ幸いです。以上、SNS相談のご紹介でした。
◆にじいろtalk-talk
月2回(曜日不定)19時~22時開設
LINE友だち登録用ID/URL:@ebx1820z(https://lin.ee/TrMFIN7)
情報発信用Xアカウント:@LLinq2018(https://x.com/LLinq2018)※にじのこころtalk-talkと共通
◆にじのこころtalk-talk
3ヶ月に1回(曜日不定)19時~22時開設
LINE友だち登録用ID/URL:@735ehnvq(https://line.me/ti/p/%40735ehnvq)
情報発信用Xアカウント:@LLinq2018(https://x.com/LLinq2018)※にじいろtalk-talkと共通
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