L-Port初めてのバースデードネーション

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NPO法人 北海道レインボー・リソースセンターL-Port

誕生日

3月11日

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NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port

支援総額

363,830円

/ 1,000,000円

36%
  • 支援総額

    363,830円

  • 支援者数

    39人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

居場所事業「にじいろ談話室」について

2025/3/2 21:20

居場所事業「にじいろ談話室」についてのメインビジュアル

こんばんは。L-Portのえりです😊

今日は、私たちの事業の柱の一つである「にじいろ談話室」についてお話しします!


2022年4月から札幌市内にて毎月1回、平日16:30~21:00まで「にじいろ談話室」というLGBTQ+やそうかもしれない人を対象とした交流会を開催しています。また、2023年12月からは旭川市内にて2ヶ月に1回、土曜or日曜14:00~16:00で「にじいろ談話室in旭川」という同様の交流会を開催しています。


「にじいろ談話室」の開室秘話

2022年といえば、新型コロナウィルスの猛威がまだまだ収まらない頃。札幌市内ではコロナ禍前までLGBTQ+やアライを対象としたいくつかの支援団体が交流会を定期的に開催していましたが、2020年を境に交流会が開催できなくなってしまいました。コロナ禍が始まり1年が経った頃、このままでは札幌で交流会が消滅してしまうと思い、当会で居場所を定期開設するための準備に入りました。そこで参考にしたのは、SNS(LINE)相談「にじいろtalk-talk」を利用する相談者の声でした。コロナ禍で全国各地の居場所が閉鎖してしまった行き場の無さを吐露してくれる方も沢山いましたが、居場所に関するニーズや声はこういったものもありました。

「人とコミュニケーションするのに不安がある。大人数の交流会へいきなり飛び込むのは怖い。」

「交流会は土日で開催されていることが多く、行きたくても家庭の用事や習い事で参加できない。」

「前に居場所へ出かけた時にスタッフの目が行き届かず、参加者から一方的に責められてしまうことがあった。」(相談者の特定を防ぐため一部改変しております。)

「にじいろtalk-talk」で教えてくれたこういった声を反映した居場所を作りたいと考えた結果、「にじいろ談話室」ができました。

「にじいろ談話室」では以下のことを大切にしています。

1 平日の夕方〜夜に開催すること。

→平日だからこそ参加できる層や、学校終わりや仕事帰りなどいつもの場所から離れて羽を伸ばせるために平日開催にこだわっています。

2 少人数型であること。

→にじいろ談話室は2時間制で、1回の開催あたり完全入れ替え制で2回転しています。参加者の人数は各回8名限定となっていて、既存の交流会で想定している参加人数の1/4程度まで定員数を抑えました。一方でスタッフは3~4名で運営しており、参加者の様子を見守りながら誰もが安心して交流会へ参加できる場を作っています。

3 交流だけでなくリソースセンターでもあること。

→会場には多様なセクシュアリティに関する書籍を10冊以上、全国の支援団体から集めたパンフレットを50種類以上配置し、地域の社会資源を提供する場も兼ねています。パンフレットは自由に持ち帰ることができます。


まだまだ地域でLGBTQ+が生きていくことは容易いことではありません。家庭、学校、職場、日常の居場所において、周囲からの偏見や差別的発言に晒されて自分として生きていくことができない当事者は多く存在しています。そんな日常で、自分のことを隠さずに話しができ、互いのセクシュアリティを尊重し合える場が必要です。

そして、「にじいろ談話室」は札幌という地域を超えて、道内でLGBTQ+コミュニティがまだ活発でない地域である旭川市でも開室を始めました。


「にじいろ談話室in旭川」

1 25歳以下のLGBTQ+やそうかもしれない人が対象。

→LGBTQ+の中でも特に脆弱な立場に置かれやすいのが若年層であると考え、まずはユースを対象とした居場所を開くことにしました。

2 地域の団体と協働体制を組んで開催。

→当会のスタッフが2ヶ月に1回旭川市へ赴いて居場所を開くだけでは、持続可能性が見出せませんし、LGBTQ+ユースが住んでいる地域の事情はよく分かりません。

ですので、旭川市内で包括的性教育やユースワークに取り組んでいる団体と共催という形式で開室しています。

これからの「にじいろ談話室」のような交流会と居場所作り

札幌市での居場所の開催と運営に関する知見の蓄積、旭川市でこれらのノウハウを地域の団体へ伴走しながら引き継いだことで得た持続可能な交流会の作り方、、、

これらを来年度以降は更に拡大させ、その他の北海道内の都市で地域のLGBTQ+運動リーダーの育成を兼ねた新たな居場所作りを行っていきたいと思います。

事業の詳細

◆にじいろ談話室

LGBTQ+やそうかもしれない人が対象。ただし、奇数月は当事者の周囲にいる友人や家族も参加OK。

月1回(平日)16時30分~18時30分/19時〜21時(完全入れ替え制)

情報発信並びに申し込み用Xアカウント:@niji_lounge(https://x.com/niji_lounge)

会場は参加者へ個別にお知らせしています。


◆にじいろ談話室in旭川

LGBTQ+やそうかもしれないと考える25歳以下のユースが対象。

2ヶ月に1回(土曜or日曜)14時~16時

情報発信用Xアカウント:@Nijidan_ashkw(https://x.com/Nijidan_ashkw)

会場はLINEでお知らせしています。

LINE友だち登録用ID/URL:@548zyknx(https://line.me/R/ti/p/@548zyknx)


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〒0640811

北海道札幌市中央区南十一条西1丁目5-16カサ・ウィスタリア911号

https://l-port.net/

代表:中谷衣里

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