災害救助犬のカミーノが2月1日に6歳のお誕生日を迎えます!
いざという時のために日々訓練に励むカミーノや救助犬たちの応援をよろしくお願いいたします!
【日本レスキュー協会の活動】
日本レスキュー協会は、「犬と共に社会に貢献する」という理念のもと、3つの活動を行っています。
・災害時、倒壊した家屋や土砂などの下敷きになり行方不明になった方を探す「災害救助犬」の育成と派遣。
・被災された方や障がいのある方、高齢の方や闘病中の方などの様々な痛みや不安を軽減する「セラピードッグ」の育成と派遣。
・殺処分となってしまう犬の保護・譲渡をする活動や、ペット防災の啓発など「動物福祉」の活動。
今回は、災害救助犬を育成する上で必要な食費、医療費、訓練遠征費などの育成費のご寄付を募集いたします。
ストーリー
■災害救助犬とは
「災害救助犬」とは、自然災害によって瓦礫や土砂の下敷きになった行方不明者を発見する為に訓練された犬の事です。
犬の嗅覚は、人の1000万倍以上優れていると言われ、災害救助犬はその優れた嗅覚を活かし、人には目視できない場所、意思表示のできない人、また広範囲において不特定多数の人を比較的短時間で捜索することができます。
一刻を争う有事の際には行方不明者の場所の特定が欠かせません。
瓦礫や土砂に埋もれてしまった行方不明者の捜索は、まず消防や自衛隊などの公的救助機関による声掛けや、がれき撤去などの人的な救助活動から行われます。
そういった捜索方法によって行方不明者の発見に至ることもありますが、要救助者の中には声の届かない場所にいる方や、身動きが取れずに救助を待っている方もいらっしゃいます。
意思表示のできない要救助者を捜索するにあたり、災害救助犬が最後の頼みの綱であるケースは多くあります。
残念ながら、生き埋めになった犠牲者の中には亡くなられた状態で発見される方もいらっしゃいますが、それでも会えることは遺族にとって非常に重要なことなのです。
災害救助犬は、被災し発見されずに亡くなってしまう方を一人でも多く救う為、人命捜索の1つの手段として大きな役割を担っています。
かけがえのない尊い命を守る為、いつどこで起こるか分からない災害に備え私たちは災害救助犬を育成しています。
災害大国と言われる日本だからこそこの活動を発展させ未来に繋げていき
「災害救助犬が人命捜索の一つの手段として有効に運用される社会」を作ってまいります。
■阪神淡路大震災
今から30年前の1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3の地震が発生。
兵庫県南部を中心に近畿圏の広域で大きな被害を出し、犠牲者は6,434人にものぼりました。
一瞬にして多くの尊い命が奪われ、日本国内のみならず世界中に衝撃を与えた出来事となりました。
倒壊した建物の中でもまだ生存している状態の方々がいましたが、当時の日本には災害救助犬がほとんどおらず認知度も低かったことから、海外から派遣されてきた救助犬を有効に運用することができませんでした。
そのため救助犬による捜索活動は大幅に遅れを取り、発見が遅れたことで亡くなられた方が多くいらっしゃいました。
日本でも災害救助犬が育成・運用されていれば、助かった命があったかもしれません…。
私たちは発見が遅れ亡くなってしまった命を「防ぎ得た死」と呼んでおり、この震災では500名以上もいたとされています。
これをきっかけに災害救助犬の必要性を感じ当協会は発足しました。
そのため1月17日は協会にとって、原点に返る大切な日でもあります。
この震災での教訓が今後に活かされるよう、私たちは災害救助犬たちとともにこれからも活動し続けます。
■カミーノの自己紹介
プロフィール
名前:カミーノ(あだ名:みっちゃん)
誕生日:2019年2月1日(女の子)
犬種:ボーダーコリー
性格:ツンデレ(実はとっても甘えん坊)
好きなこと:おもちゃの引っ張り合い、捜索訓練
得意なこと:持ち前の優れた嗅覚で素早く人を捜します!
出動:令和6年能登半島豪雨災害
みっちゃんから一言:協会唯一のボーダーコリーよ。サラサラの長ーい毛がチャームポイントなの。
これからも、頑張るあたしたちの応援よろしくね。
■ハンドラーよりメッセージ
私たちの活動をご理解いただき、また温かい応援とたくさんのご支援をくださり、誠にありがとうございます!
カミーノをはじめ協会の犬達は、皆様のおかげでいつも元気に活動することができています。
カミーノは昨年の能登半島豪雨災害に初めて出動いたしました。
これまで何年間も訓練を積み重ねこのように現場で活動することができたのは、もちろんカミーノ自身の能力や努力の賜物ではありますが、いつも彼女たちの成長を見守り、温かい応援とたくさんのご支援をくださる皆様がいらっしゃったからこそだと思っております。
現地の活動では災害救助犬の太陽と楽が反応した箇所から行方不明者が発見される場面もあり、残念ながら亡くなられていましたが、少しでも早くご家族のもとに帰す一助となることができました。
これまでの皆様からのたくさんの応援や想いが形となって、こうして被災地での活動に繋げることができたと、強く感じています。
改めて、いつも私たちの活動を支えてくださる皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
そして、これまで側で支えてくれた相棒のカミーノや、頑張る救助犬達を誇りに思います。
いつも私たちに力を貸してくれてありがとう。
災害救助犬のカミーノは、2月1日に6歳のお誕生日を迎えます。
これまで、そしてこれからも頑張ってくれるみっちゃんのお誕生日を皆様と一緒にお祝いできますと幸いです。
6歳になってもまだまだ成長し続けるみっちゃんの応援を、よろしくお願いいたします!
皆様からのご支援、お待ちしています!
■ 寄付金の使いみち
私たちの活動は皆様からの温かいご寄付により成り立っています。
・狂犬病予防接種(1頭) 約3,000円
・混合ワクチン接種(1頭) 約8,000円
・毎月のフード代(9頭分) 約40,000円
・災害救助犬育成費(食費・医療費・旅費交通費・備品代等) 20,000,000円(9頭/年)
今回皆様から頂いたご寄付は災害救助犬の育成費として大切に使用いたします。
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災害救助犬カミーノは2月1日に6歳の誕生日を迎えます。
お誕生日プレゼントの代わりに、災害救助犬の育成をご寄付で応援してみませんか?
画面の「寄付して支援する」ボタンで500円から寄付ができますので、是非気軽な気持ちでご協力頂けると嬉しいです!
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
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