虹色の未来を描こう―― ミャンマーの子どもたちの安全な学びの場をつくりたい!

寄付先

認定NPO法人 ブリッジ エーシア ジャパン

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認定NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)

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526,378円

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    526,378円

  • 支援者数

    54人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

ラカイン州の現在

2025/1/7 18:07

ラカイン州の現在のメインビジュアル

拝啓 ミャンマーを気にかけていただいている皆さま


いつもご支援いただき誠にありがとうございます。事務局長の新石です。

戦いについての暗い話題で恐縮です。今回は私たちの現地事務所の一つがあるラカイン州の現在について報告します。

ラカイン州の武装勢力アラカン軍(以下AA)の進撃はとまらず、年末にはグワにある国軍の拠点が陥落しました。そのままAAはエーヤワディ地域との州境まで進み、川を挟んで両陣営の緊張が高まっています。州都シトウェの検問所をAAが攻撃したとの報道もあります。まだ戦闘は終わる気配を見せません。

私たちの事務所があるマウンドーはラカイン州北部にあります。つい先日、AAによってマウンドー市街地に立ち入りを希望する住民への審査と許可が始まりました。ただし、入域に際して持ち込みは食料のみが許され、いったん市街地に入ったら1週間の滞在が条件になっています。また域外に出る際は一切の持ち出しが許されません。人やモノの移動をコントロールすることで治安維持を試みているのでしょう。

BAJとしては事務所敷地内に地雷がある可能性を疑っています。考えすぎでしょうか。昨年8月以降事務所周辺の情報がいっさい入ってこず、誰も確認できてないため、心配や不安が募る一方です。近辺に避難している現地スタッフに市街地に行ってもらうかは保留しています。あきらかに、まだ危険がありそうだからです。

さらに報道では、マウンドー各地でARSA(ムスリム系武装グループ)が攻撃を繰り返しているといわれています。現地スタッフの避難先だった場所でも車両の襲撃事件がニュースになりました。事務所を確認しに行くのは、まだ先ではないかと考えています。

さて、気分を変えて「風にうたう ミャンマーのかがやき」ですが、今回は上記のラカイン州事業を担当している植物博士大野のエッセイ第二弾です! ご一読ください~

自然で包む

ミャンマーの村では、植物の葉を使った包装が一般的。代表的なのはバナナの葉で、殺菌や防腐効果があるので食品を包むのに適している。クズウコンの葉でもち米を包んだ粽(ちまき)もある。バゴー山地に多く見られるフタバガキの葉は,風呂敷や屋根材として重宝されている。環境に優しい植物材料を使う生活文化が、ミャンマーで続いてほしい。(大野)

写真:フタバガキの葉で包まれた野菜を持つ娘。ヤンゴンからトワンテーへのバスで。

写真:フタバガキの大きな葉。カイン州パアンで。


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