増えるミュージアムの閉館をどうにかしたい!3年で2倍に増加する閉館で失われる資料のデジタル保存&実態調査のための寄付を募集します!

支援先

一般社団法人 路上博物館

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一般社団法人路上博物館

支援総額

2,268,564円

/ 3,000,000円

75%

支援総額

2,268,564円

支援者数

271人

残り

開始前

開始日

終了日

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活動報告(サイレント閉館調査プロジェクト)

2026/3/14 10:00

平素より、一般社団法人 路上博物館の活動に温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

サイレント閉館調査プロジェクトの進捗および今後の方針について、下記のとおりご報告申し上げます。

まず、各種活動のご報告が大幅に遅くなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。ご支援者の皆様に対し、十分な情報共有ができていなかった点について、深く反省しております。


1.報告書の作成状況および方針変更について

当初、クラウドファンディングにおいてお約束していた総合的な調査報告書につきましては、現時点において完成の目処が立たない状況となっております。

これは、サイレント閉館というテーマ自体が複雑であることに加え、筆者(当法人理事・齋藤)の調査報告書の構成・執筆能力が十分でなかったことに起因するものです。

これまでに全体報告書は第2稿まで作成し、あわせて「海とくらしの史料館」のデジタル化活動に関する部分を抜粋した報告についても第5稿まで作成してまいりましたが、とりわけ考察部分の整理に時間を要し、完成に至っておりません。これ以上、完成の見通しが立たない状態で作業を継続することは、支援者の皆様への責任を果たす観点からも適切ではないと判断いたしました。

つきましては、報告書の形式を以下のとおり変更させていただきます。

  • 「海とくらしの史料館」に関する報告については、事実関係を中心とした簡易報告として取りまとめる
  • 収録したデジタルデータについては、当初の予定どおり、ご支援者の皆様への郵送およびデータ公開を実施する

発送時期は【4月中】を予定しております。現在、報告内容の最終整理を進めており、準備が整い次第、支援者の皆様に郵送先住所の確認をお願いした上で、順次発送を行います。



2.調査資料・インタビュー等の公開について

サイレント閉館調査プロジェクトの一環として実施したインタビューや関連資料については、関係者の許諾が得られ次第、順次ウェブ上で公開する予定です。

また、ご支援者の皆様向けには、完成には至っていないものの、現在作成途中の報告書原稿についても閲覧可能な形で共有いたします。

報告書(途中経過):

https://docs.google.com/document/d/1Cju_d7a6igrUBSWHefzorA5Kce5WRiE4m76VeNpJums/edit?usp=sharing

上記の報告書の内容は精査が不十分なものとなっております。ご支援者のみなさまにこれまでの取り組みの過程をご報告するためのものであり、内容の引用・参照の際には充分にご注意ください。


3.今後の取組方針について

路上博物館としてのサイレント閉館への取組は、今後も継続してまいります。2026年以降の活動継続に向け、現在、体制・資金面の両面で準備を進めています。

具体的には、以下の3つの柱を中心に取り組んでいます。

(1)情報収集・調査の継続

全国のミュージアムにおける閉館事例の収集を継続するとともに、「サイレント閉館」とは何かという概念整理・問題構造の分析を進めています。

また、2026年も前年同様、全国のミュージアムの閉館状況を共有・収集するイベントの開催を予定しています。

現時点では【3月28日/曳舟駅周辺】での実施を予定しており、詳細が確定次第、改めてご案内いたします。

(2)啓発・普及活動

2026年は、ミュージアム業界の内外に向けて、本課題の認知を広げることを重点的な目標としています。

これまで、以下のような場で普及啓発活動を行ってきました。

千葉県内の社会教育士向け勉強会での発表

企業の内部勉強会での発表

海の学びフォーラムでのブース出展(2026年3月予定)

 また、サイレント閉館についてこれまで2件の取材をいただきました。

【ニッポンモンダイ】「#サイレント閉館」モンダイ。人知れず消えるミュージアムと共に人類が失うモノ:https://world-eggs.jp/column/2780/

博物館はもっと面白い— 博物館の外側から見つめるミュージアムのこれから:https://www.nomlog.nomurakougei.co.jp/article/detail/274/

これらの取組は今後も継続予定です。ご支援者の皆様の周囲で、勉強会や講演等の機会がございましたら、ぜひご紹介いただけますと幸いです。

(3)活動資金の調達

2025年は助成金による資金調達の可能性を検討しましたが、業界横断的な課題であり、かつミュージアム分野の活動に活用できる助成制度は極めて限られていることが分かりました。政策提言系の助成金に応募しましたが、二次選考(最終選考の1つ手前)で不採択となりました。

今後も助成金の可能性は探りつつ、2026年は企業スポンサーの獲得にも取り組んでいく予定です。一方で、現実的には前回同様、クラウドファンディングを通じた寄付による資金調達が活動の重要な基盤となります。

 初夏頃を目途に、改めて具体的な取組内容を整理した上で、ご支援のお願いをさせていただく予定です。



4.2025年の取組の振り返りと反省

2025年は、サイレント閉館調査プロジェクトとして本格的に活動を開始した最初の年でした。当初は、展示や収蔵品の「デジタル化保存」を軸とすることが、サイレント閉館への実践的な対応になると考えていました。しかし、調査を進める中で、課題の根幹はより構造的・制度的な問題にあることが徐々に明らかになってきました。

特に、全国のミュージアムの閉館状況に関する統計が存在しないことは、問題の可視化そのものが困難であるという重大な課題であり、社会的に極めて危うい状態であると認識するに至りました。

また、「ミュージアムとは何か」という定義の問題にも直面しています。登録博物館や博物館相当施設に該当しない施設であっても、重要なコレクションを有する事例は少なくありません。制度上の枠組みに基づく調査のみでは、実態を十分に捉えられない可能性があることも、今後の大きな検討課題です。

こうした社会課題の輪郭が見えてきたこと自体は、1年目の成果であったと考えています。一方で、反省点は大きく以下の2点です。

① 報告書を完成させられなかった点

当初の想定以上に作業量が膨大であったこと、ならびに、調査報告書の作成経験が乏しい中で進めたことにより、適切な進行管理ができませんでした。今後は、事前に構成案・見出しレベルまで設計した上で着手すること、必要に応じてライターや専門家の協力を得る体制を構築することを、プロジェクト設計の前提とします。

② 活動状況の報告が不十分であった点

抽象度の高い問い(「サイレント閉館とは何か」「ミュージアムとは何か」等)に向き合う期間が長く、途中経過を十分に言語化できず、結果としてご報告が滞りました。

今後は、例えば「3か月に1回のオンライン報告会」など、途中経過であっても共有できる仕組みをあらかじめ組み込んだ運営を行います。具体的な取り組みは初夏頃のプロジェクトの際に計画をご報告させていただきます。



5.おわりに

サイレント閉館への取組は、まだ社会課題としての認知も十分とは言えない黎明期にあります。しかし、自治体財政が厳しさを増す中で、ミュージアムが真っ先に縮小・廃止の対象となる現実を踏まえると、「どのように閉じるのか」「何をどのように引き継ぐのか」という問いは、今まさに向き合うべき課題であると考えています。

今後も路上博物館として、サイレント閉館という問題に関心を持ち、関わる人を一人でも増やすことを目指して活動を継続してまいります。

本件に関するご意見・ご質問等がございましたら、以下のお問い合わせフォームよりお寄せください。

引き続きのご支援・ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 路上博物館

理事 齋藤

お問い合わせ:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSex7JaNitaYwDBEdOhx5EOCFMm5vw0_D0tg5qwN6M49DhSPyQ/viewform?embedded=true

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代表:森健人

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