スタッフの思い(事務局土田):2人目の事務方として。OVAに関わる意義と展望
2019/11/25 15:06
私がOVAのことを知ったのは、法人化されて少しづつメディアに取り上げられていた2014年です。
当時大学生だったのですが、テクノロジーを使って困りごとを解決するOVAの取り組みの必要性に共感し、また財源がない状況だと知って、ささやかですが継続寄付者としてサポートしていました。
卒業後はメーカーに就職したのですが、途中からOVAにプロボノとしてかかわり始めました。
プロボノを始めた2016年当時から、ネットを使って支援するOVAのモデル(インターネット・ゲートキーパー)は形になっていて、学術的にも効果が検証されていました。
しかしながら当時は収益モデルがなく、補助金や個人のご寄付で何とか活動していた状況です。
OVAのモデルを自立可能にするべく、資金調達(ファンドレイジング)について調べたり施策を考えるプロボノとして活動を始めました。
その後日本財団から大規模な助成を頂いたこともあり、本格的にソーシャルセクターで働きたい希望もあり、事務局の常勤としてOVAに入職した流れです。
OVAでの事務局の役割は「今まで世の中になかったが、社会に必要なOVAの仕組みを広めること」です。
これを達成するためには、多くの方からご寄付を頂いて活動を継続・強化するだけでなく、自治体での事業実施を通して日本中に広めていくことも必要です。
自分が世の中に必要だと思っているOVAのモデルを、仕事を通して広められることの意義を感じています。
2年半OVAで働く中で、自治体への普及を通してOVAモデルを広げられた手ごたえはあります。
また、「声なき声プロジェクト」を通して発信してきた「必要な人に支援が届かない問題」も、社会福祉の分野で広まってきました。
しかし、まだまだ「必要な人に支援を届ける」考え方や仕組みは、世の中的には注目が低い広まっていないと感じています。
これからは、より広報的な取り組みや、他団体との協働を通して、多分野で「支援が届く社会」の実現を目指します!
ぜひサポーターとして応援してください!
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