激動のバングラデシュの未来を応援したい!

寄付先

認定NPO法人 シャプラニール=市民による海外協力の会

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小川晶子

支援総額

51,525円

/ 30,000円

171%
100%
  • 支援総額

    51,525円

  • 支援者数

    14人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

沢山の命が犠牲となり首相が国外脱出するに至った政変、そして直後の大洪水という大激動の中にあるバングラデシュ。必要な支援を届けるためのクラウドファンディングに挑戦しているシャプラニールにお力お貸しください!

※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額がシャプラニールへ寄付されます。また、確定申告の際にお手続きいただくことで、寄付金控除の対象となります。

ストーリー

わたしの在籍するシャプラニール=市民による海外協力の会では、10月末まで、大激動の渦中にあるバングラデシュへ支援を届けるためのクラウドファンディングに挑戦しています。

今、バングラデシュは誰も予想しなかった事態に見舞われています。7月、学生たちのデモが全国規模の抗議運動へと発展し、政府の過度な弾圧により少なくとも1,000名が死亡。これが政権交代への大きなうねりとなり、8月5日にはついに、首相が国を逃れる事態に発展しました。そして、まだ混乱の只中、数十年に一度の大洪水がバングラデシュ東部を襲いました。このような事態になり、私も本当に驚き、心配をし不安になりました。しかし、その中でバングラデシュの人々が持つエネルギーを改めて感じました。

今バングラデシュに起きていることは、ぜひこちらからご覧ください。https://syncable.biz/campaign/6637#campaign-tabs


1971年のパキスタンからの独立直後、現地に入り活動開始して以降バングラデシュの人々に寄り添ってきたシャプラニールですが、第二の独立とも呼ばれる今回の政変。これから先もバングラデシュの人々に、明るい未来が見えるよう、支援を届けて行きたいと思います。500円から少額でも本当に有難いです。ご協力をいただけましたら嬉しいです。

あまりこの国に関わりがないと思っている方も、ワードローブの中にはmade in Bangladeshの服があるかもしれません。「遠い国の出来事」ではなくバングラデシュと日本との関わりにも、認知・関心が広がってほしいという想いを込めて、このサポートファンディングを立ち上げました。


わたしとシャプラニール

私自身は、国際協力の仕事に対するあこがれを持ちながら育ち、自分の好きな「ものづくり」の分野で何か役に立てることはないかと模索しながらキャリアを選択してきました。青年海外協力隊として中米ホンジュラスで活動したり、インテリア業界で働いたりした後、たどりついたのが現職「認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会」でした。今は、念願のフェアトレード担当として魅力的なバングラデシュの手しごとに触れています。

シャプラニールでは、様々な立場の、多くの人たちが関わり活動をつくっていること、物品寄付として1枚のはがき、1枚の切手に想いを込めて寄せてくださる市民のお一人ひとりの力を日々感じることができ、感謝の気持ちを常に持つことのできる職場です。入職して7年目になりますが、この「役に立ちたい」という気持ちを持ったみんなが集えるあたたかい場所、シャプラニールの一員として活動ができることを誇りに思っています。


わたしが見たバングラデシュ

フェアトレード担当としてバングラデシュを初めて訪れた際、飛行機の着陸前に窓の下に広がった大地は、やはり「水の国」という印象でした。 国土の50%以上が海抜7m以下、80%が三大河川の氾濫原であり、台地は8%、丘陵地は12%、最高標高は900mというバングラデシュ。首都ダッカの街中を車で走っていても、水辺を多く目にします。肥沃なイメージも強いですが、サイクロンなどで洪水の水害に悩まされ続けているという地形に、すぐ合点がいきました。

そして、街中はクラクションやベルの音、人々の声で溢れとにかく活気に満ちている。建設中の道路や建物も多く、発展の勢いが著しいことは、すぐに実感できました。(日本のODAでつくられている高架鉄道ダッカメトロも今回襲撃にあい、延伸工事が中断したといいます。)

*****

日本でも豪雨災害が増えています。被災をされた能登の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

わたしも2018年の西日本豪雨災害の際には岡山にお手伝いに入りましたので、水害の怖さ、被害の現実はより身近に感じています。こういった災害時にダメージを大きく受けてしまうのは、社会的に弱い立場にある人達です。

この8月、暫定政府が発足し新たな国づくりに向けて歩み始めたバングラデシュで、30年に一度ともいわれる大規模な洪水が襲いました。特に被害の大きな南東部の一部の県で、9割以上の人が被災、約半数の家屋が破壊される事態となり、人々は安全な水や食料を得ることも困難な状況に置かれています。シャプラニールはこのような状態を受け、緊急救援を開始することを決めました。 


凄い経済成長とその歪み

実際にバングラデシュの経済成長は、新型コロナのパンデミック前2019年度(2018年7月-2019年6月)に、過去最高の8.15%のGDP成長率を達成し、すごい勢いです。その成長を支えているのが縫製産業。バングラデシュの輸出は、縫製品への依存度が極めて大きく、輸出全体の実に 8 割を縫製品が占めています。日本で購入できるアパレルのメーカーも、多くがバングラデシュに進出しているため、日本で私たちが着ている衣服は、バングラデシュ製である割合も高いのです。縫製工場で働いていた人が1000人以上亡くなった、2013年のラナプラザビル崩壊事件はあまりに凄惨で、ご存じの方も多いかと思います。フェアトレード活動を担当しているわたしが、日本のみなさんにぜひこの国に関心を持ってほしい、と思う要因のひとつです。

▼映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』予告編


前首相が進めてきた「凄い経済成長」の裏に、格差は広がっています。シャプラニールは、行政や大きな組織からの支援に取り残されてしまう、目が行き届かない人たち、社会的に弱い立場の人たちに目を向けて活動することを柱に活動を進めています。


バングラデシュの人々

わたしが普段やりとりをしている、シャプラニールのバングラデシュ職員、またフェアトレード生産団体のスタッフたちも、とてもエネルギッシュです。バングラデシュとネパールの両国で活動していますので、おのずと2か国の違いを感じやすいのですが、穏やかな雰囲気のネパールと違い、バングラデシュ出張の際は気合負けしないようにちょっと気を張って入国します(笑)

イスラム教の国の、ヒジャブを被り顔を隠した女性たちは、とても控えめという印象をかつては持っていましたが、フェアトレードの生産工房の女性たちは、本当に生き生きと仕事をしており、その姿は惚れぼれするかっこいいものです。彼女たちが身に着ける色鮮やかなサリーなどの衣装、それがバングラデシュの風景と一緒になった景色は、美しくまぶしいものです。

働きもののバングラデシュ人。世界の縫製工場が集まる理由、経済成長が著しい理由、その一つはここにある気がします。


ぜひ、ご協力をお願いします。

この政変で、全国に広がった抗議運動のきっかけとなったのは学生たちのデモでした。子どもも含めた多くの人々が犠牲になった非常事態で、心身ともに傷ついているはずの学生たちが、政変後に、機能しなくなった警察の代わりに交通整理を行ったり、片付けを行ったり、国の秩序を保つための積極的な動きをみせたそうです。自分たちの未来を自分たちでつくっていこうという若者たちの一連の運動に、逞しさ、力強さを感じます。

シャプラニールでは、そうした未来を担っていく若者たちにも目を向けながら、バングラデシュの人々と共に活動を続けていきます。

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【認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会】

南アジア、日本で貧困問題に取り組む1972年設立の国際協力NGO

【寄付金使途:バングラデシュでの支援活動】

・洪水被災地での緊急救援活動・家事使用人として働く少女たちの支援・女性や子どもを取り残さない防災活動

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今まさに助けを必要としている大洪水の被災地域で緊急救援を行う他、これまで進めてきた家事使用人の少女支援、児童労働を削減する活動、ジェンダーに配慮した防災活動などを進めていきます。


「誰かを応援することは、自分自身を応援すること」

これは日本のフェアトレードショップのパートナーの方の言葉です。

本当にそうだなあ、と思います。バングラデシュを応援しながら、まさに自分自身を奮い立たせるそういう気持ちです。どうぞ、バングラデシュの人々に想いを寄せるとともに、わたしたちシャプラニールにお力添えをいただけますようよろしくお願いいたします。




小川晶子さんがサポートしている寄付キャンペーン

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〒1698611

東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内

03-3202-7863

https://www.shaplaneer.org/

代表:坂口和隆

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