認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
シャプラニールは現地で52年間地道に活動してきました。
政変と大洪水でたいへんな状況にあるバングラデシュがよりよい社会になるべく、ひとびとのために動きます。
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額がシャプラニールへ寄付されます。
ストーリー
はじめに
現在、私はシャプラニール=市民による海外協力の会の代表理事を務めています。今年はバングラデシュにとって独立以来の大きな政変がありました。現在は暫定政権が成立していますが、まだまだ混乱をしている中、今度は数十年ぶりといわれる大洪水に見舞われています。
52年間にわたってバングラデシュで活動する私たちは、市民の皆さまにご寄付を募り、現地での活動を通常の状態に戻すことと、大洪水に対する緊急救援に動き出すことを決めました。
私とバングラデシュとシャプラニール
1987年、チベットのラサの反政府デモや1989年の天安門事件の現場にいた私は、1990年帰国した後、国際協力として何ができるかを考え、シャプラニールの活動にボランティアとして参加しました。91年には事務局スタッフとなって以降、立場は変われど、ずっとその活動に関わり続けています。
入職してすぐ、バングラデシュでは未曾有の大きさのサイクロンが襲い、約14万人が亡くなり、流出・破壊された家屋も120万棟以上に及びました。その直後に初任者研修としてバングラデシュに向かい、緊急救援の物資のパッキングなどを行ったことを覚えています。
それ以来、33年間、駐在経験こそないものの、現地を訪ねて人々と交流し、議論しする中で、私たち日本人に何ができるのかをずっと考えてきました。
このように主に風水害の常襲地であるバングラデシュでは、防災の活動が非常に重要であり、シャプラニールは現在も住民主体の防災プロジェクトを実施していますが、今回の大洪水では、私たちが普段プロジェクトを実施している以外の地域での被災がひどく、政府やボランティアの救援活動から取り残されている地域も数多くあるようです。
市民のチカラで
シャプラニールは、「当事者主体」を活動原則に掲げています。これは、課題や問題を抱える当事者本人だけではなく、周辺の人々や私たち日本人も含めて、当事者と位置づけ、課題解決についてみんなで考えていくということです。
また、設立以来、特定の政治、企業や団体、行政に過度に依存することなく、一貫して「市民による海外協力」を実践してきました。
たいへんな状況にあるバングラデシュに対して、私たちは何ができるのか、当事者として考えていくと同時に、日本の市民の皆さまにもぜひこの取り組みに関わっていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、こちらのページでご支援いただいたものもすべてシャプラニールのクラウドファンディングのページに合算されます。
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