誰もが集える場所として「Center line art festival Tokyo」を継続してゆくために

寄付先

一般社団法人 Co-production of art Works-M

誰もが集える場所として「Center line art festival Tokyo」を継続してゆくためにの画像

ClafT事務局

支援総額

161,949円

/ 1,000,000円

16%
  • 支援総額

    161,949円

  • 支援者数

    20人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part2

2024/10/13 16:02

Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part2のメインビジュアル

Center line art festival Tokyo 2024 オープニングイベントとワークショップの様子をご紹介した序盤レポート Part 1に引き続き、Part 2では国立エリアで開催された岩塚一恵個展「襞」とアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」の展示風景をお伝えしてまいります!


岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」

9月15日〜16日の二日間にかけて武藏小金井エリアで開催されたフェスティバルのオープニングイベントとワークショップ2DAYSに引き続き、9月20日(金)〜23日(月・祝)の会期で国立エリアにて2つの個展プログラムが開催されました。

国登録有形文化財である「沖本家住宅 和館」で開催されたのは、現代美術作家岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」。戦前から長い歴史を刻んできた和風建築に、鍵あみによって一本一本編まれた細い糸によって造形された岩塚さんの作品がインスタレーションとして展示されました。歴史と現代(現在)を編み込むかのような岩塚さんの作品は、日が暮れるとライトアップされて、建物半面に貼られたガラスに映り込んで幻想的な風景を生み出していました。

「襞」

繊維が絡み合い 面になり 折り重なり 襞(ひだ)をつくっていく

複雑に空気を含む襞の隙間は

栄養を蓄え、次世代へと繋がっていく

そんな自然の循環の中で 美しい襞をつくっていきたいと願うのです

岩塚一恵


" Folds of the heart "

The fibers intertwine, form surfaces, fold and overlap, creating folds.

The intricate gaps within the folds, filled with air,

store nutrients and lead on to the next generation.

In this natural cycle, I wish to create beautiful folds of heart.

Kazue Iwatsuka

ガラス窓に映る作品

岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」

会期 9月20日(金)〜9月23日(月・祝)12:00〜19:00

会場 沖本家住宅 和館

ClafT PASS 適用プログラム


アイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道 / H‘Art Brut Railroad」

岩塚一恵個展と同日会期で開催されたアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」は、国立駅南口駅前の市指定有形文化財である「旧国立駅舎」が会場となりました。「描き鉄」を自称するアイハラさんの描くカラフルな作品26点が展示されると、風通しの良い旧国立駅舎の空間が一段と明るくなり、色とりどりの花が咲いたようでした。展示は無料で解放され、旧国立駅舎を訪れた多くの皆さまに作品を鑑賞いただくことができました。

タイトルの「ハール・ブリュット」とはアイハラさんによる造語で、ご自身”アイハラハルキ(HAL)”のお名前と「アールブリュット」とを掛け合わせたもの。

「アール・ブリュット」とは「生の芸術」を意味するフランス語。 その解釈は人によって様々だが「正規の美術教育を受けていない人による芸術」「既存の美術潮流に影響されない表現」などと説明されることが多い。 現在の日本ではその中の一部分でしかない「障害者の表現」としてアール・ブリュットが推進されている。

「ハール・ブリュット鉄道」

描き鉄を名乗っているけど、実は普通に撮り鉄で乗り鉄。

フットワーク軽すぎで、乗り過ぎて描く時間がなくなり、搬入直前まで描く羽目になることも度々……。

そんな鉄道オタクアーティスト HALは、リアル鉄道とパラレルな「ハール・ブリュット鉄道」に乗ってアートの世界を冒険中です。

「ハール・ブリュット」は、HALとArt Brutをミックスした造語で、生のままのHALの自己表現という意味。美大の先生方に「アール・ブリュットを思わせる作品」と批評されたことから命名しました。

新作を中心に、21歳の現在までに描いた鉄道画、自画像、猫画、抽象画などから、代表作が一堂に会します。

「ハール・ブリュット鉄道」の車窓のめくるめく色彩の旅へようこそ! 

アイハラハルキ

アイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道 / H‘Art Brut Railroad」

会期 9月20日(金)〜9月23日(月・祝)10:00〜19:00

会場 旧国立駅舎

料金 無料


序盤レポートはPart 3へと続きます!

Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part 2では、国立エリアで開催された岩塚一恵個展「襞」とアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」の様子をお伝えしました。どちらも長い時を刻んできた建築で、スペースの歴史を体感しながらアート体験ができる展示となりました。参加されたアーティストやご来場いただいた皆さまによって、世代や障害を超えた交流を生み出すことができました。これからも、多様化する社会の中で個々の繋がりを作ってゆくために活動して参りたいと思っています。

ぜひ、活動へのご理解とご支援を、何卒よろしくお願いします!

ClafT 事務局スタッフ一同



← 活動報告一覧へ戻る

https://claft.jp

代表:三浦宏之

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved