Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part2
2024/10/13 16:02
Center line art festival Tokyo 2024 オープニングイベントとワークショップの様子をご紹介した序盤レポート Part 1に引き続き、Part 2では国立エリアで開催された岩塚一恵個展「襞」とアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」の展示風景をお伝えしてまいります!
岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」
9月15日〜16日の二日間にかけて武藏小金井エリアで開催されたフェスティバルのオープニングイベントとワークショップ2DAYSに引き続き、9月20日(金)〜23日(月・祝)の会期で国立エリアにて2つの個展プログラムが開催されました。
国登録有形文化財である「沖本家住宅 和館」で開催されたのは、現代美術作家岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」。戦前から長い歴史を刻んできた和風建築に、鍵あみによって一本一本編まれた細い糸によって造形された岩塚さんの作品がインスタレーションとして展示されました。歴史と現代(現在)を編み込むかのような岩塚さんの作品は、日が暮れるとライトアップされて、建物半面に貼られたガラスに映り込んで幻想的な風景を生み出していました。
「襞」
繊維が絡み合い 面になり 折り重なり 襞(ひだ)をつくっていく
複雑に空気を含む襞の隙間は
栄養を蓄え、次世代へと繋がっていく
そんな自然の循環の中で 美しい襞をつくっていきたいと願うのです
岩塚一恵
" Folds of the heart "
The fibers intertwine, form surfaces, fold and overlap, creating folds.
The intricate gaps within the folds, filled with air,
store nutrients and lead on to the next generation.
In this natural cycle, I wish to create beautiful folds of heart.
Kazue Iwatsuka
ガラス窓に映る作品
岩塚一恵個展「襞 / Folds of the heart」
会期 9月20日(金)〜9月23日(月・祝)12:00〜19:00
会場 沖本家住宅 和館
ClafT PASS 適用プログラム
アイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道 / H‘Art Brut Railroad」
岩塚一恵個展と同日会期で開催されたアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」は、国立駅南口駅前の市指定有形文化財である「旧国立駅舎」が会場となりました。「描き鉄」を自称するアイハラさんの描くカラフルな作品26点が展示されると、風通しの良い旧国立駅舎の空間が一段と明るくなり、色とりどりの花が咲いたようでした。展示は無料で解放され、旧国立駅舎を訪れた多くの皆さまに作品を鑑賞いただくことができました。
タイトルの「ハール・ブリュット」とはアイハラさんによる造語で、ご自身”アイハラハルキ(HAL)”のお名前と「アールブリュット」とを掛け合わせたもの。
「アール・ブリュット」とは「生の芸術」を意味するフランス語。 その解釈は人によって様々だが「正規の美術教育を受けていない人による芸術」「既存の美術潮流に影響されない表現」などと説明されることが多い。 現在の日本ではその中の一部分でしかない「障害者の表現」としてアール・ブリュットが推進されている。
「ハール・ブリュット鉄道」
描き鉄を名乗っているけど、実は普通に撮り鉄で乗り鉄。
フットワーク軽すぎで、乗り過ぎて描く時間がなくなり、搬入直前まで描く羽目になることも度々……。
そんな鉄道オタクアーティスト HALは、リアル鉄道とパラレルな「ハール・ブリュット鉄道」に乗ってアートの世界を冒険中です。
「ハール・ブリュット」は、HALとArt Brutをミックスした造語で、生のままのHALの自己表現という意味。美大の先生方に「アール・ブリュットを思わせる作品」と批評されたことから命名しました。
新作を中心に、21歳の現在までに描いた鉄道画、自画像、猫画、抽象画などから、代表作が一堂に会します。
「ハール・ブリュット鉄道」の車窓のめくるめく色彩の旅へようこそ!
アイハラハルキ
アイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道 / H‘Art Brut Railroad」
会期 9月20日(金)〜9月23日(月・祝)10:00〜19:00
会場 旧国立駅舎
料金 無料
序盤レポートはPart 3へと続きます!
Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part 2では、国立エリアで開催された岩塚一恵個展「襞」とアイハラハルキ個展「ハール・ブリュット鉄道」の様子をお伝えしました。どちらも長い時を刻んできた建築で、スペースの歴史を体感しながらアート体験ができる展示となりました。参加されたアーティストやご来場いただいた皆さまによって、世代や障害を超えた交流を生み出すことができました。これからも、多様化する社会の中で個々の繋がりを作ってゆくために活動して参りたいと思っています。
ぜひ、活動へのご理解とご支援を、何卒よろしくお願いします!
ClafT 事務局スタッフ一同
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いただいたご寄付はCenter line art festival Tokyo の運営費に充てさせていただきます。
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・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
ClafT2024 フェスティバル図録進呈
10,000円
ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
(イメージ画像は2021年〜2023年の図録です)
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ディレクターエッセイをお届け
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ClafT アートディレクター 三浦宏之によるエッセイをお届け(お届け時期:フェスティバル会期終了後)
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・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
・ClafT オリジナルロゴトートバッグ進呈
・ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
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ClafT2024終了後のトークイベントへご参加
50,000円
アーティストとディレクターによるクローズドのトークイベントにご招待(開催時期:フェスティバル終了後)
・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
・ClafT オリジナルロゴトートバッグ進呈
・ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
・フェスティバルディレクター 三浦宏之によるエッセイをお届け(お届け時期:フェスティバル会期終了後)
10年継続実現に向けて!シンプルドネーション 100000
100,000円
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10年継続の実現に向けて、さらにその先の継続開催へ!
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ご支援よろしくお願い致します!