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孤独を生み出さない! いつも行く映画館と図書館を子どもの安全基地に。 暮らしの動線上にケアへの入り口を作りたい!【NEXTゴール:150名の新規継続寄付者を募集】

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一般社団法人 ケアと暮らしの編集社

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対談記事|ケアとビジネスの交差点で見つけた新しい未来 (1)

2024/9/17 19:00

対談記事|ケアとビジネスの交差点で見つけた新しい未来 (1)のメインビジュアル

株式会社ノヴィータ 相談役の小田垣栄司さんと、弊社代表理事の守本陽一が「ケアとビジネスの交差点で見つけた新しい未来」をテーマに、対談をいたしました。

対談記事は2部構成になっています。ぜひ、ご覧ください。


対談者

・守本陽一(ケアと暮らしの編集社代表理事)

・小田垣栄司(株式会社ノヴィータ相談役)


ケアとビジネスの交差点で見つけた新しい未来(1)

守本:今日はお話できて嬉しいです。実は小田垣さんが、豊岡のまちづくりに関わる話をされていたのを読んで、すごく興味を持ったんです。僕自身も地方で活動しているので、その経験から何か学べることがあるんじゃないかと思いまして。

小田垣:こちらこそ、呼んでいただいて光栄です。僕も18歳で豊岡から離れ、そして戻ってみて豊岡のまちの変化を見てすごく驚きました。豊岡を再び知ったのは東京です。仕事で丸の内に行った際に偶然に「豊岡エキシビジョン」の開催に出くわしました。そこで改めて豊岡の人たちに出会って、「こんなイケてることを豊岡『が』やっているのか!」と驚いたんですよ。それがきっかけで、こんなに田舎にも面白いことがあるんだって再認識しました。

守本:僕も同じです。地元を離れていた時間が長いと、いつの間にか自分の知らないところでまちが変わっていくんですよね。でもその変化に気づいた時、何か「損したな」と思う部分もあって。もっと早く知って、一緒にやりたかったなって感じるんです。

小田垣:本当にそうですね。僕も学生時代は東京で成功したらそのまま海外に行こうなんて考えていたんです。でもこのことがきっかけで「豊岡に関わろう」という想いにシフトしはじめました。このことをきっかけに、市役所の人たちが僕の東京オフィスに頻繁に来てくれて、豊岡のまちを変えようとしきりに話しかけてくれたんです。

守本:豊岡市役所の方々って、本当に熱心ですよね。僕も地方で活動する中で、市民や行政が一体となって動くことが、まちを活性化させる大きな要素だと感じています。

小田垣:そうなんですよ。でも、行政の提案が全てうまくいくわけじゃない。当時はビジネスの最先端を走っていたので、行政が持ってきたアイデアはどれも「もうそれやり終わってるよ」という感じで断っていたことも多かったんです。

守本:そうですね。僕も、自分の活動を通じて感じるのは、何かを提供したいと思っても、そのサービスが必要な人に届くのはなかなか難しいということ。特に日本は「申請主義」なので、利用者側が利用したいと言わなければサービスにアクセスできない。でも、助けを求めるのが難しい人も多いですし、そういった方々にどうやってアプローチするかが重要なんですよね。

小田垣:その通りです。実際に現場で活動していると、プライドや知らないことが壁になって、なかなか助けを求められない。だからこそ、僕たちはビジネスの観点からも、どうやってその壁を壊していけるかを考える必要があると思っています。

守本:僕も、ビジネスとケアが交差するところにこそ、新しい解決策があると思っています。特に僕らのような地方都市では、単に物理的な場所を提供するだけでなく、そこにコミュニティや安心できる居場所を作ることが重要だと思うんです。

小田垣:そうですね。単なるサービス提供ではなく、人と人が繋がる「場」を作ることが、結果的にまちを元気にしていくんだと思います。それがまさに豊岡で起きていることですし、そういう場をもっと広げていきたいですね。


対談はまだまだ続くが、豊岡というまちを中心に、ケアとビジネスが交わる場所で新たな価値を見出している二人の視点から、多くの示唆が得られる。地元への関わり方や、人と人が繋がる場作りについて考えるきっかけになれば幸いだ。

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明日の9/18(水)に、第二部をお届けします。ご期待ください!


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〒6680033

兵庫県豊岡市中央町6-1だいかい文庫

05035513779

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代表:守本陽一

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