現地スタッフにインタビュー④ ジュワーナ:後半
2024/8/28 17:18
『病気の子どもたちが苦しむことのない世界が来ることを祈っています。』
🎤 #現地スタッフにインタビュー ジュワーナ(後半)🎤
昨日に引き続き、現地スタッフのインタビューをご紹介します。
JIM-NETハウスに隣接するナナカリ病院の待合室では、子どもたちがストレスなく待てるためのスペースを作り、そこでお絵描きやゲーム、よみかき、算数などのアクティビティを提供しています。
待合室で子どもたちと過ごすジュワーナに日々の仕事について聞いてみました。
🌷子どもたちと過ごす時に心がけていることはありますか?🌷
体調が悪かったり不安そうな子には、ハグをしたり、こまめに声をかけるようにしています。どの子がどんなことを好きか覚えるようにしているので、その子が好きなことを提案するようにしています。
🌷印象に残っている子どもについて教えてください🌷
4か月前にムラッドという11歳の男の子が亡くなりました。
急性リンパ性白血病でした。
とても元気でやんちゃな子だったので、手がかかりましたが、明るくていい子でした。
最期は目も見えずに亡くなりました。
(※医療先進国の急性リンパ性白血病の長期生存率は約80%ですが、輸血が確実にできるようになったこと、補助治療が向上して強い治療が可能になったこと等で、ここ数十年で上がっています。
白血病の治療では一定の強度で治療することが重要ですが、イラクでは薬不足と初期診断の不足、貧困による治療の中断などがあり、まだまだ安定した治療を継続できないのが現状です。)
🌷サポーターの皆様へメッセージ🌷
私たちは子どもたちがハッピーになれるよう、日々活動を続けています。快復するための支援を続けてくださると嬉しいです。
いつか世の中から、がんがなくなってほしい。
病気の子どもたちが苦しむことのない世界が来ることを祈っています。
そして、平和に暮らせる日が来ることを願っています。
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写真は公立学校での出張授業の様子。
北部のクルド自治区アルビルでは、公立学校での出張授業なども行っています。がんとはどんな病気か、という話からはじめ、もし友だちが がんになったら、どんなサポートができるか?なども一緒に考えます。
誤解や偏見がなくなるように現地の教育局と連携して活動を行なっています。
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年間12,000円のご支援で、化学療法中の1ヶ月分の薬代になります。
1,000円
JIM-NET20年の感謝の気持ちを込めて 『オリジナルシール』と『ドリップパックコーヒー(1パック)』をお贈りします。
年間24,000円のご支援で、貧困患者家族の1ヶ月分の経済支援になります。
2,000円
JIM-NET20年の感謝の気持ちを込めて 『オリジナルシール』と『ドリップパックコーヒー(1パック)』『缶バッジ』をお贈りします。
年間36,000円ご支援くださる方が4名集まるとPET検査代になります。
3,000円
JIM-NET20年の感謝の気持ちを込めて 『オリジナルシール』『ドリップパックコーヒー(1パック)』『缶バッジ』『手織りのコースター』をお贈りします。