NPO法人場作りネット
誰でも駆け込める宿"やどかりハウス"から社会の希望を始めたい!
2024年8月22日 終了
こんにちは。
やどかりハウスの紅葉さんから声をかけていただいた通称ひとっち、内保ひとみです。
八千穂高原にある、認定こども園ちいろばの杜で、子どもたちと日々暮らしています。
困難を抱え孤立する人たちに日常的に開かれていて、他県も含め3年間で1700泊もの利用がある場。【福祉】という枠に縛られず、自分であり続けるために避難が必要な人を日々受け入れている場。
ずっと気になっていて、去年6月の、場作りネットの報告会に参加させてもらいました。
過酷な毎日を過ごしているであろうスタッフのユーモアあふれる言葉といきいきした表情が印象的でした。
「困った人がきて困った」ではなく「困った人がいるから豊かになる」
「選択肢より、やどかりという存在が救いになる」
「支援者が安心である。居心地がいい」
「分からないもの、不確実なものを持っていられるという感じ。ゆるさがある」
「地域こそが【安全の場】であると感じている」
「ルールや枠組みがない方ができる。できないことは1つもない」
「人としてここにいてもいいんだ」
やどかりのことを話されているのに、なんだか自分のあり方として突き刺さり、ゆさぶられ、猛烈に興奮しながら帰ったことを覚えています。人がいるどんな場にも共通する普遍的な真理を感じ、そんな場があるという事が驚きでした。
毎日森でこどもたちと暮らしていると、こどもたちがその小さな体の内に、どれだけ豊かな心とことばをもっているかに驚かされます。それはやはり、そこに受け止める存在がいるからこそ。大人であっても子どもであっても。言葉を受け止めてもらい、仲間の言葉を受け止めることで、子どもたちは自分と出逢い、他者と出逢い、機が熟せば自然と仲間との関係を紡ぎ出し繋がっていく。対話するとき、そこにいてくれる人の持つ力を日々感じています。
どんな未来を子どもたちに残したいのか、そのために何が自分にできるか、と考えた時、
やどかりを応援することはその一つの具体的な答えだと感じます。やどかりに駆け込む人たちの問題は、間違いなく分断された今の社会のあり方が産んだもの。社会の歪みを一身に受け、生きづらさや苦しさ、居場所のなさを感じるとき。言葉では表現できないその感情を抱えながら生き続けていこうとするとき。そんなときに、「ここがあるよ」「よくきてくれたね」といってくれるやどかりの存在がどれだけ駆け込む人たちの心を温めているのか。【共に生きる】とはどういうことかを、日々やどかりに関わる人たちは体現しているように思います。
これからもっと社会が困難に満ち複雑化しても、きっと人が感じる幸せや、人間らしさの根っこは変わらない。安心してつながり合っていきたい。とってもシンプルだと思う。だからこそ、やどかりのような場をみんなで豊かに広げていきたい。強くそう感じています。
「何かをするのではなくて、答えのない中でそこに共にいることがやどかりの存在意義だ」
わたしも自分の場で、やどかりのようにありたい、近づいていきたいと思っています。
やどかりに関わる皆さんに心からの尊敬の念を込めて。クラファンを応援しています‼
そして読んでくださった皆さんのあたたかい心とサポートに心から感謝します。
NPO法人場作りネット
2024年8月22日 終了
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