子育て家庭の孤独孤立を防ぎ、健全な子どもたちの成長を ~つなげる6周年とこれからの歩み~

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NPO法人 つなげる

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NPO法人つなげる

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【利用者の声 #3】こんなにたくさん繋がれていることが心の支えに

2024/7/28 19:01

【利用者の声 #3】こんなにたくさん繋がれていることが心の支えにのメインビジュアル

【誰かが聞いてくれる】そんな安心感がある

私は2020年3月、コロナ禍に双子を出産しました。双子がNを退院してすぐに1回目の緊急事態宣言が出て、全国的にステイホームが続く中で孤独な多胎育児に疲弊し精神的にとても辛かったことを覚えています。つなげるさんのふたごの部屋で、当事者にしかわからない悩みを相談したり、不安を打ち明けたり、皆さんからの情報共有に助けられたり、『ひとりじゃない』と思えたのは何より大切なことでした。また、地域の多胎サークルにもオープンチャットやLINEグループ等はありますが、稼働率が高いかと聞かれるとそこまでではありません。そんな中、つなげるさんのふたごの部屋は稼働率が高く、【誰かが聞いてくれる】そんな安心感がありました。

多胎家庭は外出や移動の困難を抱えています。気軽に交流が出来るオンラインコミュニティは必須だと思います。多胎親の産後鬱や虐待防止のためにも、気軽に誰かに相談出来るツールは絶対に必要です。行政が出来ない部分を多胎支援団体がカバーしてくださっている訳ですから、外部からの運営サポートも必要だと思います。当事者からすれば、オンラインコミュニティが無くなるのは本当に死活問題です。


隣に人がいても孤独を感じるときがある

みなさんには想像がつきますか?双子を抱えて途方に暮れる夕方の気持ち?対応できない自分の無力感。児相に通報されてしまうのではないかという恐怖。温かい言葉では埋められないほどの孤独。隣に人がいても孤独を感じるときがあるんです。その時に、ここがある、ここで話を聞いてもらえる。何度画面を開いたことか。存在するだけで、またやっていけるかもしれないと思えるんです。それくらい張り詰めた気持ちになるんです。

気持ちをわかってほしいのではなくて、そういう気持ちになることがあるんだよね、というのがわかってくれる場が、一つの光です。


ナイナイと思っていた『共助』はオンラインにあるのかも

「ここがあってよかった」と思ったエピソードが4つあります。

  • セオリーオブチェンジに救われる。
  • 脱孤立になる。
  • 子育てのレベルを引き上げてくれる。
  • 10-20年後の未来に財産を残せる。


セオリーオブチェンジを読んだ時に、一瞬で救われました

『多胎育児の夢と希望が全て書いてある。あの辛い気持ちも書いてある。ダメな自分や弱い自分なんてない。這い上がった先輩達が地図を描いて道を照らしてくれている。』そう思いました。「誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会を実現する。」という思いに共感した方々が運営するオンラインコミュニティは、多胎育児に欠かせません。


脱孤立になる

双子よりも先に退院した妻は、急な出血で再入院が必要でした。多胎出産は体への負担が大きいです。出産後のひと月間に4回の救急搬送、2ヶ月目には家族だけで育児を続けることが困難になりました。訪問型や宿泊型のサポートを頼りましたが、行政にはあなたほど支援申請した人はいないと言われて悲しかったです。親が健康を取り戻すことを優先して、双子を乳児院に預けることにしました。その時は夫婦ともが強い孤独を感じました。その後妻はしっかりと休養が取れたことで全快し、双子も2ヶ月後には乳児院を退院できました。今では家族4人で幸せな毎日を送っています。頼れる親族が近くにいないので毎日大変ですけどね。このような育児スタートからこれまでの一年半を振り返ると、医療や育児の専門職の方々と並んでオンラインコミュニティの存在が大切でした。自分達で子供を育てられなかった思いに潰されずに、孤立せずに済みました。LINEで同じような境遇の人の話が読めて、自分たち夫婦を客観視できました。勇気を出して発言や書き込みをすれば、応援の気持ちをくれる方が居ました。一緒に考えて下さる方も居ました。


子育てのレベルを引き上げてくれる

多胎育児は厳しい出来事が多くて、立ち止まってしまう事が頻発します。『なんで泣き止まないんだろう。なんで寝てくれないんだろう。なにか病気なのかな。どうしたら自分の睡眠時間を確保できるかな。工夫で乗り越えられないかな。』頭の中に、悩み事と解決策らしき思いつきが浮かんでは消えて、実際は改善できない状態が続きます。何とか解決して前に進みたいので、残っている気力でメモだけは残してみる毎日です。壁は高くないはずなんですが、経験不足でなかなか越えられない。学んだり調べれば良いだけでたぶん簡単なはずです。でも、多胎育児には冴えた頭に戻れるほどの睡眠時間はないし、学ぶ時間はもっとないです。

そこでオンラインの伴走者が必要です。同じ悩みの経験者が冴えた頭で話してくれます。もし話す元気があれば発言してみます。発言した時は聞いているだけの時の何倍も効果がありました。私達夫婦の場合は、保活のタイミングについて、夫育休明けのワンオペについて、そして妻の仕事選びと一歳児保育について、沢山アドバイスをもらいました。知識をもらって活動すると元気が湧いて、そのうちふと自分が住む家のご近所さんよりもオンラインの方々からサポートを受けている事に気付きます。ナイナイと思っていた『共助』はオンラインにあるのかもと思ったりします。


10-20年後の未来に財産を残せる

多胎育児オンラインコミュニティのおかげで、子供に伝えたい事が増えました。特に、親の健康維持の話と、子育ての技術の話は、子供が小さいうちから話して伝えていきたいと思うようになりました。オンラインコミュニティで日々目にする話題のお陰で、気合いだけで乗り越えた事も整理して落ち着いて振り返ることができます。例えば、周産期に限らずいつも体を大事にすることから始まって、育児の始まりに備えること、文字通り体を削って育児をしながら愛情を注いでいることなどです。「赤ちゃんかわいいね。」と街で話す時に少し経験談を加えて、子供が小さいうちから伝えていきたいです。双子が大人になった未来ではもっと幸せに子育てができているはずで、オンラインコミュニティで交流した自分たち夫婦なら、少しはその手伝いができると思っています。


自分だけじゃないんだな

1人で思い悩んでいる時にトークルームをみて、自分だけじゃないんだなと心が軽くなりました。確実にあった方がいいと思います。


1人で抱えきれない時に相談できる場がある

相談室で双子育児について相談しました。1人で抱えきれない時に相談できる場があることは安心します。


こんなにたくさん繋がれていることが心の支えに

ふたごのへやのオープンチャットにはいつも助けられています!

ためになる情報もそうですが、何より同じ多胎児を育てる人たちとこんなにたくさん繋がれていることが心の支えになっています。

もっとオフラインでも出会いたいのですが、ワンオペ双子ベビー連れのお出かけはなかなか大変で難しいので、本当にこの場があることで救われました。いつもありがとうございます!


匿名だからこそ話せる事もある

外に出れば以外と出くわしますが、そこから知り合いになって話す等という事はほぼありません。

地域に多胎サークルがあればいいですが、名前だけあって活動はしていなかったりします。

匿名だからこそ話せる事もあると思います。

とくに産後は慣れない育児に睡眠不足が重なってうまくいかず悩みますし、大きくなったらなったで悩む事もあります。

相談だけでなく、多胎同士だから分かるあるあるでクスっと笑えるのも癒しになります。

先日SNSで『双子自慢うざい』というのを目にしてから、自分から双子の話をするのを躊躇うようになりました。

ここだから安心して話せるんです。


自分の大変さを肌で共感してくれる

ふたごのへやのオープンチャット?LINEに入らせていただいています。

投稿などはしたことありませんが、皆さんのやり取りを見てうちの子たちもあるあるなんだなあ不安な時や困った時に安心材料になっています。

また他の人の考え方を知ることもできる学びにもなっています。

尼崎住みなので、一度双子が生まれてすぐ1人で2人を連れて双子の集いにも参加させてもらい、その時もただ周りの人から大変だねえと言われるのとはちがう、自分の大変さを肌で共感してくれる方々とお話しできてリフレッシュできました。

このラインや集いがなくなることはわたしの普段の活力が少し半減してしまうので、続いて欲しいです。


SNSでは探しきれない生の具体的な経験談やアドバイスがある

妊娠8ヶ月ですが、こちらのオンラインコミュニティに半年ほど入っています。いろいろな年齢の双子を持つ親御さんの悩みや不安・不満とそれに対する回答や励まし・アドバイスを拝見しておりますが、いつも勉強になっています。今後自分たちが直面するだろう育児の悩みや双子ならではの苦労、夫婦のすれ違いなどを予め教えていただいている気持ちでいます。

私自身、まだ母子手帳ももらってない頃の産婦人科受診で突然「双子ですね、ハイリスク妊婦ですね。いわゆる安定期はないものと思ってください」と言われ、とても驚き不安に駆られました。しかし、元々の友だちには単胎の子しかおらず、中々この不安を分かち合うことができませんでした。しかし、こちらのチャットには経験者から今まさに同じ気持ちでいる方までいらっしゃり、とても気持ちが楽になります。

また、乳児期の双子連れでの飛行機を使った帰省の大変さや新生児期の頻回授乳の乗り越え方など、SNSでは探しきれない生の具体的な経験談やアドバイスがあり、生まれた後の生活を(時間と精神的余裕のある)今のうちにイメージできて、とてもありがたいです。そして、いざそれらに直面したときに自分だけじゃないんだと安心できるのではないか、無闇に自分を責めることなく育児に取り組めるのではないかと想像しています。


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https://tsunagerunpo.com/

代表:中原美智子

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