建設作業報告 Day10-11( 文:Matsumoto)
2024/8/27 20:32
Day10:8月16日
Day10となる今日は、マークのお出迎えから始まりました。
マークは毎日みんなの昼食を作ってくれるmotherの子どもで、母親と一緒に毎日現場に来て我々を癒してくれます。しかしマークには全く英語は通じません、、笑
↑丘さん&マーク
本日の作業内容は、主に二つ。
・Aエリアの床をコンクリートで固める作業
・Bエリアの単管フレームを進める作業
これらの作業を二チームに分かれて進めます。
Aエリアは、左官職人のMutuaとユース(メンバー紹介を参照)を中心に
Bエリアは、Kenya studentsと日本人メンバーを中心に進めていきます。
↑作業開始時のAエリアです。ここにコンクリートを流していきます。
↑左官職人のMutua
Bエリアは最難関“アーチ“の建設に入りました。
デザインを考える段階では作り方などそれほど深く考えることができていなかったが、自分たちで考えたデザインが初めて実際に形になっていくその現場に立ち合い、考え、共に作る
ことを経験してデザインと施工の両立や、その難しさを実感しました。
アーチの施工方法を考えるSaori, Kenta, Shingoとケニアの建築家Samuel
日本チームは安全性、ケニアチームは効率性を主張しており、国民性の違いが見られた。
結局、ケニアチームのやり方で一度やってみることに、、、
日本人メンバーは見守ります、、
ケニア人恐るべし、、あっという間に一つ目のアーチが完成しました。
日本人メンバーやユースも協力し、アーチは総動員での作業となりました。
アーチ作業を通して、終始ケニア人の身体能力の高さを改めて実感しました。
↑今回も大活躍のCollinsでした。
本日の昼休憩、昨日合流したSingoことMr.Tsujiにより日本から届けられた“DARUMA“に遅ればせながら目入れが行われました。目入れをしたのは、学校を運営しているJosephの息子のエマニュエルです。白目は無くなりました。笑
↓アーチの作業と同時に、Aエリアの床作業も終わり、綺麗仕上がりになりました。本日の作業はこれで終了です。
アーチが完成し、骨格フレームは完成が見えてきました。明日完成まで持っていきたいところです、、
帰りは少しスラムを歩いて帰りました。
ケニアでは道路などのインフラを中国が手掛けていることもあり、街中やスラムを歩くとよく中国語で話しかけられます。そういう時は「Are you Nigerian?」と聞き返すと良いよとTreasurerのKithinjiが教えてくれました。笑
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Day11:8月17日
Day11となる今日は土曜日なので土曜日学校があり、子供たちはダンスやラップの練習をします。このプロジェクトの元々の発端は子供たちが屋根の下で練習することができるための空間をつくることから始まりました。
早く屋根を完成し、子供たちが屋根の下で踊る姿を見てみたいです。
↓本日のマークです。
本日の作業内容は、主に二つ。
・Aエリアのナイロビストーン壁の制作を始める作業
・Bエリアの単管フレームを進める作業
これらの作業を二チームに分かれて進めます。
↓Aエリアの作業の様子です。
どの大きさの石をどのように配置するか寸法などを図りながら、現場で検討していっています。
↓Bエリアは、お馴染みKentaとAlex、Collinsを中心に作業を進めていきます。
Bエリアの作業はみんな要領がわかってきたのか順調に進み、無事単管フレームは全て組み終わりました!ようやく完成が見えた気がします、、
↑完成時の記念撮影です。この時みんな謎の終わった感に見舞われていました。笑完成ではないもののこれまで考えてきたシルエットがスラムの中に立ち表れ、僕自身とても感動しました。
そして、本日は明日誕生日を迎えるDavidとNanamiの誕生日パーティーを午後に行うということで、作業は午前で終了し、午後に向けての準備の時間、各々の時間を過ごしました。
↑子供たちと戯れるOka↑持ってきた手土産を配りここでも社会性を見せるSoma
↑そして眠るTsujiさん…
そしてランチタイムからの誕生日パーティーが始まりました。
↑今日のランチです。このチキンは自分たちが持参しました。↑ケーキとDavid↑Nanami↑これはケニア式なのか、ケーキを誕生日の2人が切り分けた後、誕生日の2人がみんなに食べさせていました。僕も食べました。
↑そして、パーティーでは土曜日学校の子供たちがダンスやラップを見せてくれました!
パーティーも終わり、帰りは子供たちに見送られながら帰路に着きました。
明日はお休みで、月曜日から作業再開です。
最後の1週間で完成を目指します!
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トタン屋根(木フレーム+トタン)1枚分
10,000円
トタンと木フレームを使った屋根1面分(約3x3m)を建設することができます。
リターンとして、完成後にプロジェクトリーフレット(製本版)をお送りします。また屋根の木フレームにお名前を刻印させていただきます。
鉄骨フレーム1ユニット分
30,000円
屋根を支える鉄骨フレーム1ユニット分(約2x3m)を建設することができます。
リターンとして、完成後にプロジェクトリーフレット(製本版)をお送りします。また鉄骨のストラクチャーにお名前を刻印させていただき。ます。
屋根の建設メンバーになる
300,000円
現地での屋根の建設作業に加わっていただけます。別途面談にて、期間や活動内容などの詳細を確認した上で参加いただきます。
現地での建設に携わる期間の宿泊場所を提供させていただきます。(飛行機代等は自己負担となります)
また、プロジェクトリーフレットに参加メンバーとして掲載させていただきます。