ケニアの貧困地区の小学校に屋根を届けたい。ボランティアと地元住民でつくり上げる屋根の建設プロジェクト「DONATION ROOF」

寄付先

任意団体 Mukuru Design Unit

DONATION ROOFチーム

支援総額

948,618円

/ 600,000円

158%
100%
  • 支援総額

    948,618円

  • 支援者数

    71人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2024年6月14日

  • 終了日

    2024年7月15日

キャンペーンは終了しました

ナイロビのスラムであるムクル地区の小学校に屋根(ドネーション・ルーフ)を届けます。

この場所にはダンススクールのための日陰や、平日の教室などが不足しています。

強い日差しによって子どもたちの活動が制限されることなく、屋根を架けることで、子どもたちが思い切り活動し、また多様な居場所になるような環境とすることを目的としています。

いただいた寄付で建材を購入し、ドネーション・ルーフを構成するエレメントをつくり上げていきます。

ストーリー

本プロジェクトでは、ナイロビのスラムであるムクル地区の小学校の空き地に、子どもたちのためのダンスの練習場(土曜日学校)や、学校の教室、そして地域の子どもたちの日常の居場所とするためのドネーション・ルーフを建設します。

赤道直下で昼間は日影がほとんどない。炎天下の中でミーティングをする様子

本プロジェクトは以下のメンバーで進めています。日本とケニアの建築の専門家等に加え、建設作業は地元住民と協働しながら実現していきます。

2020年のCOVID19感染症拡大に伴って全国の学校が休校となった事をきっかけに、学校に代わる子どもの教育および居場所を提供するため、現地の小学校(Happy Promotion Center)と協力しながら「土曜日学校」を開始しました。毎週土曜日にダンスや演劇の練習を通して子どもたちが学び、スキルを身に付け、楽しみ、そして給食を食べることのできるプログラムを運営しています。

毎回2歳から20歳までの子どもが30名程度参加し、これまでに120回を超える回数を開催してきました。こうした子どもたちの中には、家庭の都合で学校に通うことのできない非就学児童など多様な立場の子どもたちが混在しています。「どのような子どもたちも受け入れる居場所」となるように日々話し合いを続けながら活動を継続しています。


ダンスの練習を行う小学校低学年の子どもたち

朝食にはポリッジ(お粥)を提供しています

「土曜日学校」パフォーマンス動画

子どもたちの声             

「土曜日学校」毎回の活動記録

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ドネーション・ルーフを構成する各エレメントに対して寄付をお願いします。

いただいた寄付は、ドネーション・ルーフの建設にかかる建材費・加工費・人件費に使用させていただきます。

寄付をいただくごとに、エレメントが増殖し、より大きな屋根を届けることができます。

完成後、寄付をいただいた方のお名前を屋根の各エレメントに記したパースを作成し、ご報告させていただきます。ご自身の寄付がドネーション・ルーフのどの部分に使われたかを確認することができます。

併せて、一定額以上寄付をいただいた方にはプロジェクトブックの送付をリターンとしてお返しします。また、10,000円以上の寄付をいただいた方には、石壁または鉄骨フレームにお名前を刻印させていただきます。

ナイロビのムクル地区(インフォーマル居住地)

ケニアの首都ナイロビには100を超えるインフォーマル居住地(いわゆるスラム)が存在しています。今回屋根を届けるムクル地区もその中に含まれ、貧困世帯が暮らす地域となりますが、実はナイロビ人口の60%がこうしたインフォーマル居住地に暮らしていると言われています。

インフォーマル居住地の分布(出典:Mukuru Design Unit ウェブサイト)


ノンフォーマルスクール:住民主体の学校運営

インフォーマル居住地は行政が定める様々な「計画」の外側の世界です。そのため義務教育であるはずの初等教育機関をはじめとした社会インフラも行き届いていません。こうした地域の子どもの多くは、住民が独自に設立・運営する「ノンフォーマルスクール」と呼ばれる学校に通っています。ノンフォーマルスクールとは、主に地域住民によって立ち上げられた教育省の認可を持たない「非公式な学校」ですが、教育省が示すシラバスに則って授業が行われ、小学校卒業資格を得ることも可能となっています。しかし、行政からの補助金などもなく、十分な学習環境が整っているとは言い難い状況です。


屋根の建設を行う学校(ノンフォーマルスクール)の子どもたちの様子

こうしたノンフォーマルスクールの環境改善に取り組むため、調査研究や教室建設などの実践に取り組んできました。特にケニアと日本の建築系学生が共にムクルの住民の協力を得ながら協働し、建築をつくり上げたり、調査を行うことを蓄積してきました。

2017年の用務員室の自力建設の様子

2023年日本の学生との交流の様子

これまでの活動の記録

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子どもたちの学び場であり居場所となるこの場所に「屋根を架ける」ことに、様々な立場のメンバーが一丸となって取り組みます。屋根があることで、この場所がより一層地域の人々の日常の居場所・舞台として役割を果たすことができると考えます。是非ご協力をお願いします。

http://www.mukuru-design-unit.com/
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