付添犬認証委員会10周年の歩み
2024/6/19 16:15
2024年、子ども支援センターつなっぐは5周年を迎え、付添犬認証委員会は10周年も迎えました。
本日は、付添犬認証委員会の設立からの歩みをご紹介します!
付添犬認証委員会の歩み
日本の付添犬活動は、2014年に家庭裁判所調査官による調査において子どもの心理的サポートのためにセラピー・ドッグが子どもに付き添ったことをきっかけにスタートしました。
その後、コートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の国際機関であるCourthouse Dogs® Foundation(CDF)の国際会議に出席し、実践現場を視察、以後、CDHと連携し、日本でのコートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の普及を進めてきました。
翌年2015年に、医師、獣医師、保育士、研究者の有志が集まり、日本でのコートハウス・ファシリティ・ドッグ🄬の普及に向けて「コートハウスドッグ🄬準備委員会」を立ち上げ、勉強会を各地で実施するようになりました。
2017年に飛田桂(現・当法人代表理事)がコートハウスドッグ準備委員会に参画
2019年にNPO法人子ども支援センターつなっぐの設立に伴い、コートハウスドッグ準備委員会をつなっぐ内に設置しました。
2014年から犬の派遣を続けてきた公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)に加え、2020年から社会福祉法人日本介助犬協会(JSDA)とつなっぐが連携を結び、「付添犬認証委員会」に改称いたしました。
付添犬活動が書籍に!
上記のように紹介した付添犬活動の歩みや活動内容を、実話をもとに感動ストーリーとして書籍になりました!
(写真提供:社会福祉法人日本介助犬協会)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09227265
活動実績について
それからたくさんの方の支援のおかげ様を持ちまして、付添犬活動を続けてこられました。
2024年6月までに認証された付添犬は、引退権を含み19頭。
これまでに150回以上付添犬派遣を行っています!
付添犬活動については、2020年~2022年に3年間「かながわボランタリー活動推進基金21」という助成金をいただき、その後も、各種助成金や多くのご寄附をいただき、活動が継続できています。
将来的には、日本中の子どもに付添犬を届けられるように、皆さんのお力をお借りしながら、制度化を目指していきたいと思っています。
Courthouse Dogs® Foundationについて
米国にあるCourthouse Dogs® Foundationは、子どもが裁判所で証言する際などの法的状況で、話をする時の心理的負担を軽減させるために、法廷や司法面接に付き添う特別な訓練を受けた犬(Courthouse Facility Dog)に関わる専門家への教育・研修等を通してこのような犬の普及を行っています。
当団体が設立されてから、厳格な基準のもと、アメリカ国内だけでも322頭(2024年4月時点)もの犬たちが活躍しており、カナダやオーストラリア、ヨーロッパでも活躍の場を広げています。
詳しくはこちらからご覧ください。
バースデードネーションに挑戦中!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるために活動しています。付添犬活動にも、まだまだ皆さんのお力を必要としています。
現在、バースデードネーションに挑戦しています!
つなっぐ5歳の誕生日プレゼントとして、皆さまのお気持ちをぜひお寄せください。
https://syncable.biz/campaign/6025
式典の様子はオンデマンド配信で!
式典の様子は、オンデマンド配信を行っています。
来賓の挨拶のほか、基調講演、付添犬に関するシンポジウムや、つなっぐの活動についてもお伝えしています。
子どもの支援に関わる方、ご興味のある方、皆さまにご覧いただきたい内容になっております。
視聴を希望される方は、下記よりお申込みください。
【お申込みは下記から】※申込は7/31(水)まで
← 活動報告一覧へ戻る