子ども情報ステーション・リニューアルから半年のご報告
2025/12/4 11:52

2025年5月に「子ども情報ステーション」を全面リニューアルしてから、半年がたちました。リニューアルをささえてくださったみなさまへ、心から感謝いたします。今回は、半年間の取り組みについてご報告します。
■ コンテンツの話題をピックアップ
こども家庭センターの「サポートプラン」作成を助けるアイテムとして、権利の視点を土台にしたツールを公開しました。幅広い分野の方から申し込みをいただいています。今後は、内容のアップデートにくわえて、理念や活用例も含めて、より活用しやすい形でお届けできるように、展開していく予定です。長沼葉月さん(東京都立大学)と共同で制作。この記事のメイン画像に、キービジュアルをのせました。
》《親の病気を子どもにどう伝えるか》話し合うためのガイド(病院のスタッフ向けページ)
病院スタッフの方向けに、親(患者さん)への説明のポイントと子どもへの伝え方を整理したガイドです。第121回日本精神神経学会学術総会のシンポジウムで紹介しました。ブラッシュアップ中です。
チアキが、精神科の受診や治療などの質問に回答するコーナーです。検索からのアクセスが多く、子どもたちの切実な悩みを感じます。とりあげる内容を少しずつ増やしています。
リニューアルにあわせて、絵本・アイテム・ほかの著者のおすすめ新刊など、“新しい情報”にまとめてアクセスできるコーナーを整えました。こつこつと新たなアイテムを紹介できればと思います。
「役立ちツール」から、現場で使えるツールを一冊にまとめた『ぷるす工房ファイルver3』が好評です。リニューアルで改訂になった素材をふくめて、63種類・106枚のワークシートや心理教育素材をおさめたファイルです。教育・医療・児童福祉・家族支援などさまざまな現場からご活用の声をいただいています。
■ 技術的な調整について
リニューアル後、内部リンク・外部リンクのエラー、検索の不具合などが多く発生し、ご不便をおかけしました。半年かけて大きな問題はほぼ解消し、主要ページは安定してきています。まだ一部で反映に時間がかかるところもありますが、順次改善を進めています。
■ 「お気づき送信」ありがとうございます
ページ末の「お気づき送信」から寄せられるご指摘について、直せるところはその場で修正し、必要な改善は対応を検討しています。時々届く温かなメッセージにもはげまされています。ありがとうございます。これからも、なにかお気づきのことがありましたら、お気軽に送信ください。
■ おわりに
サイトを見守り、ご活用くださりありがとうございます。まだ整備途中のページや未公開の企画も多くありますが、少しずつ準備をすすめています。子どもたち、ご家族、支援者のみなさんが必要なときに必要な情報に出会える場所をめざして、これからも一歩ずつ進めていきます。
ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
ぷるすあるは
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