【動画】俳優サヘル・ローズさん×シリア難民シャームちゃんの対談
2023/9/29 13:13
この度のクラファンの支援対象の1人である
シリア難民のシャームちゃん(15歳)は、現在、血液の病気で治療中です。
絵を描くのが大好きで、JIM-NETで販売するドリップコーヒーCoffee for Peace! の眠り猫も、シャームちゃんが描きました。
今年の春、JIM-NETのチョコ募金などのデザインをしてくださっている先生と、イラクのJIM-NETハウスをオンラインでつなぎ、絵のワークショップを行いました。子どもたちが動物やフルーツ、お花などの絵を先生と楽しく描いてくれ、そのワークショップに一緒に参加してくださったのが、俳優のサヘル・ローズさんです。
サヘルさんがJIM-NETハウスに来てくださったのは2回目。4年前のイラク訪問後から、ずっとJIM-NETを応援しつづけてくださっています。
「また絶対イラクに行くからね!」という約束を果たしてくださいました。
お絵描きワークショップのあとの2人の対談は、
ポジティブでチャーミングなシャームちゃんと、
温かい笑顔と優しさで人を包み込むサヘルさん。
とても心が温かくなる、パワーをもらえる内容になりました。
ぜひご覧ください!
この度のクラファンでは、
総額260万円を超えるご寄付をいただいております。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。
まもなく最終日を迎えますが、最後まで呼びかけてまいります。応援のほどよろしくお願いいたします。
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シャームちゃんは紛争から逃れ、2020年にシリア南部ダラアという町から、イラク北部のクルド人自治区のアルビルへ避難して暮らしています。
2022年に血液の病気を患い、治療を開始しました。
アラビア語を話すシャームちゃんは、クルド語の学校に通うのが難しいため、アラビア語の学校に行きたいのですが、遠方で交通費がかかるため通うのが難しく、学校に通えていません。
イラクの病院で処方される医薬品は無料ですが、度重なる戦争によって崩壊した医療体制や医薬品の供給は不安定なままです。病院に入って来ない医薬品には、自分たちで市内の薬局で購入する必要があり、高額な検査もシリア難民や国内避難民は全額自己負担となっています。
近年の物価上昇や失業率の悪化を受け、困窮するシリア人の患者やその家族からの支援要請は年々増加し、これまでの支援内容では足りていないのが現状です。家庭訪問等を行い、患者家族の相談に応じながら、病院と連携して支援をしています。
この度のクラファンでは、総額260万円を超えるご寄付をいただいております。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。まもなく最終日を迎えますが、最後まで呼びかけてまいります。子どもたちが治療を続けられるよう、ご協力いただけますと幸いです。
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