【まもなく終了!最後まで応援のほどよろしくお願いします!】
ご支援くださった皆様のおかげで、無事にセカンドゴールも達成しました!
イラクに逃れてきたシリア難民の貧困患者支援
そしてシリア国内の貧困患者アナスくんへの支援
ともに、しっかりと現地に届けてまいります!
世界中で様々な戦争・紛争、そして天災が起こっている中、
私たちもこんなに多くの支援が集まるとは予想しておらず、
シリアの子どもたちに心を寄せてくださった皆様に、深く感謝申し上げます。
シリアの子どもたちが平和で落ち着いた日々を過ごせますように・・・。
そして、世界中の子どもたちが安心して眠り、いつでも整った医療を受けられますように・・・。
大人たちの理不尽な都合に振り回されている子どもたちを思うと、そう願わずにはいられません。
目標金額は達成しましたが、
クラファンのゴールの9月末まであと少し日にちがありますので、
最初の目標でもある、シリア難民の貧困患者支援への呼びかけを続けてまいります!!
ストーリー
シリア国内の紛争が続く中、安全を求めてイラク北部へ逃れて来るシリア難民たちは、
仕事もなく、物価高の影響を受け、厳しい環境下で暮らしています。
貧困に苦しみながら、さらに病気の子どもを抱える親御さんたちの支援にご協力ください!
現在、JIM-NET ではイラクの4つの病院に抗がん剤を中心とした医薬品の支援を行っており、院内学級の運営、患者家族の宿泊場所の提供、子どもたちや家族の心理的ケアなど患者やその家族にとって必要とされる心理社会支援行なっています。
私たちがイラク事務所を開設しているイラク北部にあるクルド自治区のアルビルは、現在26万人ほどのシリア人が暮らしています。
2011年に始まった紛争の影響やトルコの越境攻撃から逃れて来たシリア人は、難民キャンプや都市部で生活を送っています。JIM-NETが支援するアルビルのナナカリ病院にも多くのシリア人の患者が訪れ、これまでにも多くのがんや血液の病気のシリア人の子どもたちを支援してきました。
困窮するシリア人家族を支えたい
イラクの病院で処方される医薬品は無料ですが、度重なる戦争によって崩壊した医療体制や医薬品の供給は不安定なままです。病院に入って来ない医薬品には、自分たちで市内の薬局で購入する必要があり、高額な検査もシリア難民や国内避難民に対しては全額自己負担となっています。
近年の物価上昇や失業率の悪化を受け、困窮するシリア人の患者やその家族からの支援要請は年々増加し、これまでの支援内容では足りていないのが現状です。
シャームちゃん
2020年にシリア南部ダラアという町からイラク・アルビルへ避難して暮らしています。
2022年に血液疾患を発症し、治療を開始しました。
治療を続けられるために
昨今のイラク北部におけるシリア難民を取り巻く生活状況は悪化を辿り、特にがんや血液の病気を治療する子どもたちとその家族は、経済的にも困窮状態にあります。
また、交通機関が整っていないため、病院までのタクシー代もかかり、交通費を捻出することが困難な家庭が殆どです。
小児がんの治療には4~5年の長い期間が必要ですが、途切れさせることなく、継続して治療しなくてはなりません。
今回の主な支援内容
◆シリア難民の子どもの治療に係る医薬品購入の支援をすること。
◆継続して治療を受けられるよう、病院までの交通費を支援すること。
※場合によっては、検査代や生活必需品の一部を支援する。
引き続き家庭訪問等を行い、患者家族の相談に応じながら、病院と連携して支援をしていきます。子どもたちが治療を続けられるよう、ご協力いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!
ハマッドくん
過激派組織「イスラム国」(IS)との激しい戦闘があったコバニから逃れて来ました。お姉さんと白血球の型が適合していることはわかりましたが、骨髄移植ができる病院からは断られてしまい、お父さんは「病院のキャパシティーがなかったのでは?」と話しています。
シマちゃん
イラク・クルド自治区の難民キャンプで暮らしていましたが、生活環境が厳しく、当時シリア北東部の情勢が落ち着いたこともあり半年ほどでシリアに戻りました。
しかし、2016年からトルコからの越境攻撃が悪化し、2018年に再びイラクのクルド自治区へと逃れました。ガウィラン難民キャンプでは約4年間過ごし、その後アルビル郊外の町へと引っ越してきました。その頃からシマの身体には異変が起こり、子どもの腎臓にできる悪性腫瘍「腎芽腫」であることが分かりました。