いつも応援ありがとうございます！本日も、いただいている応援メッセージを紹介をしていきます！

本日メッセージを寄せていただいたのは、安居昭博さん。

ドイツでサステナビリティの修士号を取得し、現在は京都を拠点とし、”サーキュラーエコノミー”というキーワードで国内外のグッドビジネスを沢山の人に紹介されています。

アキが日本に帰国したての頃に初めてお会いして、沖縄でのイベントや、2018年のテッラマードレに参加してくれたりと、色々な場を共にした同志です。近年、著書「サーキュラーエコノミー実践　ーオランダに探るビジネスモデル（学芸出版社）」を出版し、活動の幅をどんどん拡げ続けて大活躍のアキ。これからもおいしく楽しい未来に向けて一緒に歩めたら嬉しいなぁと思います。

安居昭博さんからのメッセージ

僕がSlow Foodと関わり始めたのは、実はドイツ留学中だった2017年にSlow Food Germanyとの出会いからでした。

Slow Foodの特徴はイタリア発祥の団体で、自然環境や固有種・伝統種を大切にする生産者さんに寄り添いつつ、一流のシェフやサスティナブルな取り組みをする個人・企業・教育機関等と分野横断的に連携する国際的なネットワークであること。

当時の僕はSlow Food Germanyの活動に参加しながら、地域に根ざした本質的な取り組みに感化されつつ、オープンマインドでクリエイティヴなSlow Foodのメンバーたちに惹かれていました。

その後、私はSlow Food Nipponを紹介してもらい活動に関わる中で、日本にしかない数々の貴重な食文化があり、さらにその中にはこのままでは消滅してしまうものが多くあることを教えてもらいました。Slow Food Nipponは北は北海道から南は沖縄までのそうした食文化の状況に対し、食のイベント開催や、映像や絵本で伝える活動など、様々な方と協働し次世代への伝承を進めており、私も大変共感させていただいています。

代表理事の渡邉めぐみ（めぐ）を初め、スローフードのメンバーは皆まっすぐで、優しく、賢く、勤勉で、アツく、朗らかでそして遊びごころある素敵な人たちばかり。Slow Food Nipponに関わる人たちとの出会いで僕はたくさんのことを学び経験させてもらい、生涯続くような仲間ができたと思っています。

気になられた方は、まずはお近くのSlow Foodの活動に参加されてみてはいかがでしょうか？

イタリアで2年に1度開催され、日本でもまさにこれから開催予定のSlow Foodの食の祭典「Terra Madre（テッラマードレ）」は圧巻です！

安居昭博さん　プロフィール

1988年生まれ。京都・北区在住。Circular Initiatives&Partners代表。世界経済フォーラムGlobal Future Council on Japanメンバー。ドイツ・キール大学「Sustainability, Society and the Environment」修士課程卒業。「青年版国民栄誉賞（TOYP2021）」にて「内閣総理大臣奨励賞（グランプリ）」受賞。企業や自治体のほか、「京都音楽博覧会」や「森、道、市場」等の音楽イベントでもサーキュラーエコノミーのアドバイザーを務め、資源循環の仕組みづくりを進める。オランダ・京都にてサーキュラーエコノミーの視察イベントを開催。京都市委嘱 成長戦略推進アドバイザー。2022年、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、京都の副産物・規格外品を活用し、福祉作業所と製造連携し「京シュトレン」を開発するお菓子屋「八方良菓」を創業。著書に「サーキュラーエコノミー実践　ーオランダに探るビジネスモデル（学芸出版社）」。