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渡邉めぐみ

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味の箱船食材の紹介②「八列とうもろこし」

2023/7/12 21:05

味の箱船食材の紹介②「八列とうもろこし」のメインビジュアル

昨日に引き続き、「味の箱船」に登録されている食材について紹介していきます。


今日紹介するのは、「八列とうもろこし」🌽

北海道で栽培されている品種です。


現代の日本では、とうもろこしといえば、甘いもの!というイメージがあると思いますが、

こちらの八列とうもろこしはいわゆる"フリント種"というタイプのもので、デンプン質が多く、甘くない種類なのです。

北米の先住民が古くから栽培していたのも、フリント種のとうもろこしで、タコスに使われる”トルティーヤ”に使うのも、フリント種のとうもろこしなんです☝️


北海道では1908年に松前でわずかながらとうもろこしを栽培してたという記録が残っています。

本格的な栽培は明治に入ってからのことで、明治元年(1867年)にアメリカからとうもろこしが導入されたといわれています。

開拓時代、稲作のできない北の地において、とうもろこしは主食ないしは主食を支える穀物として重要な位置づけを占めていました。

明治の中頃、札幌農学校の教師がアメリカから導入した品種に、「札幌八行」、「ロングフェロー」があり、これらの品種は昭和初期にかけて最も多く栽培されました。

この「札幌八行」が、今でいう「八列とうもろこし」です。

在来種の野菜にはよく見られることですが、農薬や肥料をそれほど必要とせず、北海道の気候条件に合うため味も良く育ちます。

名前の通り、二列ずつの等間隔に、八列に並んでいます👀

市場ではやはり甘いトウモロコシが好まれるので、栽培をする人がかなり少なくなり、2005年に味の箱船に登録されました。

八列とうもろこしは収穫後、生のままだと2日もすれば味が落ちてしまうこともあり、生産地の周辺以外にはほとんど流通していません。

今は、種子を家庭菜園向けに販売したり、粉(コーンミールなど)にしたり、焙煎をかけお茶にしたり、加工品として少しずつ皆さんの食卓でも味わえるようになっています。

Slow Food Nipponでは今年4月のイベントの時にに、八列とうもろこしの粉で作ったトルティーヤでタコスを食べましたが、味わい深くてとっても美味しかったです☺️

八列とうもろこしのおいしさをもっと沢山の人に伝えられるように、Slow Food Nipponも取り組んでいきます!





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代表:渡邉(齊藤)めぐみ

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