昨日まで2日間に渡って味の箱船の紹介をしてきましたが、

今日は、今回のキャンペーンの２本柱のもう一つである

「テッラ・マードレ」についてご紹介します！

スローフードの最大の魅力は、世界中のに「食」をキーワードにした巨大なネットワークと、その多様さにあります。

農家、漁師、加工職人、料理人、教育者、政治家、行政機関、活動家、生活者・・・本当にさまざまな人たちが垣根を超えてつながり合っています。

そして、２年に１回開催するイベント「テッラマードレ」は、そんな私たちのネットワークが集合するとても大切な場所です。

正式名称を「テッラ マードレ・サローネ デル グスト」というこのイベントは、2004年から2年ごとにイタリアのトリノで開催されています。このイベントは2つの目的を持っています。まず、「テッラ マードレ（Terra Madre）」という言葉はイタリア語で「母なる大地」という意味で、世界中から食の生産者、学者、活動家が集まり、さまざまな食に関するテーマで知識や経験を交換する「世界生産者会議」の場となっています。

そして、「サローネ デル グスト（Salone del Gusto）」は「味の見本市」と訳されます。この見本市では、スローフードが独自に設けた出店条件に基づいて、通常の食の展示会では見つけることのできない、文化と歴史を持った地域の味が世界150カ国以上から集まります。訪れた人々はそれらの味を楽しむことができます。

世界中の食に関わる人々が新しく出会う場であり、再会する場。

学び合い、刺激し合い、励まし合い、美味しい食べ物を分かち合う場。

このイベントのお陰で、沢山の人たちの人生が変わっているのではないかと思います。

スローフードも、このイベントと共に、大きく成長してきました。

今後、日本にいる素敵な食のプレーヤーの人たちをもっとテッラマードレに連れていきたい！

日本でも、イタリアでのテッラマードレのような場を作り、「偶数の年はイタリアで、奇数の年は日本で」という定期的なサイクルを作っていきたい！

と考えています。

そのために、マンスリーサポーターキャンペーン、引き続き頑張っていきます💪

明日からは、内部メンバーからのメッセージを紹介していきます。ネットワークの中にいる様々な人たちの顔をご紹介できたらと思っています。

引き続き楽しみにしていてください！