タンザニアで、子どもたちの「未来の選択肢を広げたい」
2023/6/25 15:59

こんにちは。コンフロントワールド荒井です。
いつも活動報告をお読みいただきありがとうございます!
100人からのご寄付を目指しているので、現時点で残り28人です!
ぜひともご寄付をお願いいたします!
学校建設の始まり(タンザニア)
なぜ、私たちコンフロントワールドがタンザニアで学校建設を実施しているか説明します。
実はコンフロントワールドのメンバーの一人がタンザニアで青年海外協力隊としてタンザニアの理科の教師を行っておりました。(2年間のボランティアプログラム)
そのメンバーは創設時から関わり、当時僕が代表として事業を模索していた時から、一緒に副代表として関わっているメンバーでした。
その彼は、タンザニアで理科の教師として派遣され、理科を中心に様々なことを生徒たちに教えていましたが、一つの違和感がありました。
それは「体罰」です。
今では日本は体罰がなく、何か言うと「○○ハラスメント」と言われるほどとなりました。
僕も学生時代はダメダメでしたが(掃除とか授業とかサボったこともあった)、、
ですが、教師から暴力を受けたことは一度もありませんでした。
タンザニアでは「体罰」が行われているらしく、もちろん人にもよりますが、日常的に行われている学校もあるそうです。
そんな「体罰」を防止させたいと思い、体罰防止のプロジェクトを、教師などに協力いただく形で実施しました。
体罰を防止するような動画を作成し、現地の教師に見てもらったそうです。
そこで刺激を受けた同僚の教師が、タンザニアの教育に対する熱い想いを語ってくれるようになったそうです。
そのタンザニア人の教師が、自分の教師としての学校以外に、より良い学校を建設したい!と思い、
建設を始めた学校が、今コンフロントワールドで一緒に建設している学校となります。
タンザニアでは、教室6棟、図書館1棟、トイレなどの設備を用意できると、政府に申請が出来ます。
そのうちの1棟を、そのタンザニア人の教師が借金をして建設を始めました。
コンフロントワールドのメンバーも一緒に取り組みたいと考え、任期の2年の終わりごろに、契約書を結び、建設をスタートさせました。
現地の状況(タンザニア)
タンザニアでは、高校の進学率が4%と言われております。
現地の教師にヒアリングしても、高校生に進学するのは難しいと言っておりました。
その理由の一つが、「中学校からの英語での授業」と言われております。
小学校では現地の言葉で授業をやっていたのに、中学校から教科書も授業も英語となります。
そのため、授業に追いつけず、進級できない、退学するということもあるそうです。
みなさまが中学校から授業での会話も、教科書も、全部英語になったらどう思いますか?
僕は絶対に学校に行かなくなります。。。
そのため、「小学校から英語も含めてちゃんと学べる学校を作りたい」という現地の教師の想いもあって、私立の小学校を建設しております。
他の地域の先進的な学校も見学したり調査しながら進めております。
そして、教室と図書館の建設目途はたったのですが、トイレなどの設備の資金がまだ足りていない状況です。
この寄付キャンペーンでもお金を集め、政府からの認可に向けて進めます!
コンフロントワールドは小さい団体なので、主に一般のみなさまからのご寄付で活動を進めております。
ぜひ、タンザニアの子どもたちの未来の選択肢が増えるようなこの取り組みにご賛同いただけますと幸いです!
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