がん経験者さんにヨガが良い理由〜こころ編〜
2023/3/31 11:39
前回はヨガが身体に対して
どう良いのかお話をしました
今回は心にどう作用するのかを
お話ししたいと思います💓
私たちは何かをしたい、と思った時
それが満たされないと気持ちが落ち着かなくなります
例えばお仕事中でも、家事をしている時でも
何か甘いものが食べたくなったとします🍫
そうすると今している作業の手を止め
近くにあるチョコレートなどを口にして
ああ、美味しかったと一時的に満たされます😌
私たちは日々、〜したい、という欲求が生まれて
それを満たす、という行為を何度も繰り返しています
でも、例えばチョコレートが近くになかったり
すぐに食べられる状況でなかった場合はどうでしょう
頭の中で「甘いものが食べたい」という欲求が
どんどんと膨れ上がり
今していることに集中できなくなったり
イライラしたりと気分に影響したりしてしまいます😵
これは「私が」甘いものを食べたい、という
主観の世界に生きているからです
え、それって当たり前じゃない?と
思ったかもしれません🤔
でも、物事をもう少し客観的に
「観察する」ことができたらどうでしょう
〜したい、という欲求は常に何らかの
「感覚」と共に現れます
「甘いものが食べたい」という感覚を
もう少し突き詰めていくと、
お腹が減っている感覚に気づいたり、
口の中が少し乾いているような感覚があったりします
「口が寂しい」という別の表現に
変化するかもしれません
こういった感覚を「不快」と判断した時、
私たちはその「不快感を解消するための行動」を
起こしたくなります
イライラした時に貧乏ゆすりをするのも
不快感を軽減するための行動の一つです
尿意を感じた時にトイレに行くのも
不快感を感じたからです
(もちろん必要な生理現象ではあります)
でも、こういった感覚をただの感覚として
客観的に捉えていくと、
ああ、私は本当は甘いものが食べたいのではなく
ストレスを感じているだけなんだな、という理解に変わり
ストレスの原因となっていることを
終わらせるための行動をしたり
そもそも甘い物を食べなくても
大丈夫になるかもしれません✌️✨
ご自分に対する観察が深まってくると
こういった無意識の思考や行動のパターン(クセ、習慣)に
左右されづらくなってきます😊
こういった感覚は全て身体の感覚です
なのでヨガはまず、身体を伸ばしたり動かしたりして身体感覚を高め
身体感覚を高めた結果、
感覚を伴って生じる心の動きに気付きやすくなっていきます
不安や恐れ、イライラや怒り
ご自分にとって望ましくないクセや習慣を解決できる
そんな可能性がヨガには秘められています☺️
🌸朝活1周年の募金を募集中です!🌸
NPO法人シーウィズは朝活1周年を記念して寄付の支援者さんを募集しています
2年目のゴールは養成講座を開催して「がん経験者のためのヨガ」を指導できる仲間を増やしていきたいと思います💪✨
インストラクターだけでなく、広く一般の方がご自分のため、ご家族や友人など大切な人のためにヨガができる内容にもしていきたいと思います❣️
医師の指導・監修の下、エビデンスに基づいた教材やビデオを作成するための費用を朝活1周年を記念して募金を募集していますので
志にご賛同していただける方はページ下のボタンよりご支援の程どうぞよろしくお願い致します🙇♂️
あなたの町で、誰でも気軽に「がん経験者のためのヨガ」を受けられる未来のために
← 活動報告一覧へ戻る