シェア本棚って何だろう?
2023/3/10 10:24
3月4日の「図書館春の本まつり」で、出し物の一つとしてご紹介していた「シェア本棚」。
2020年ごろからじわじわと取り組みが増え、メディアにも取り上げられ始めています。どんな本棚なのでしょうか。
●シェア本棚のしくみ
シェア型書店とよばれるこの取り組み、一般的には、古書店の棚を棚オーナーが月ぎめ料金で借りて、自分の所有する本を展示販売するというしくみです。
リアルの書店がどんどん減少しているご時世に、有志で資金を出し合って運営 というのがビジネス的な見方ですが、セレクトされた本を通じて、棚オーナーが同好の士と出会えたりもするので、オーナーにとっては「売る」以上の楽しみがあるようです。参加して楽しむ書店、という感じですね。
ひと棚ごとにテイストの異なる本が並ぶシェア本棚の書店では、著名な方の選書した棚があったり、棚オーナーがイベントを開催できたりと、各書店が工夫しているようです。お近くにあれば、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。
●いろいろなメディアでも注目されています
テレビ朝日ANNニュース(神保町PASSAGEさん)
NHKさいたま放送局の取材(ハムハウスさん)
古くは、松戸のせんぱく工舎さん など、各地に増えてきているようです。
(続きます)(よ)
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