回収ボックスとは何か ?~DropBoxと町の本棚~
2023/2/16 09:02
僕の理想はアメリカのDropBoxです。前回の活動報告にも載せたんですが、まずは写真を見てください。メチャクチャ大きい。
シカゴから車で2時間の場所にある会社ベター・ワールド・ブックスは超巨大なネットの古書店です。売り上げの一部を「ルーム・トゥ・リード」等の識字率向上活動に寄付しています。そこが寄贈本を集めるために設置したのがDropBoxなんです。インディアナ州中心に800ヶ所に設置しています。Our Programs: Drop Box (betterworldbooks.com)
置いてる場所は駐車場、ショッピングモール、学校。もちろん無敵のアウトドア仕様です。寄付者は車に積んできた本をポスト感覚でDropBoxに入れて行きます。情報ステーションも日本全国にこんな大きなボックスを展開したいものです。
日本にも寄贈本を集めてるところがあります。東京の高円寺の古本酒場「コクテイル書房」。本を片手に酔っぱうという本好きの楽園の様な店で、ここに「まちのほんだな」があります。
寄贈本の置き場ではあるんですが「物々交換」が原則です。利用者は1冊読みたければ替わりに自分の1冊を置いていきます。店主は、お金の介在しない本の交換をやってみたかったとのこと。「まち」が共有する「本棚」です。古書店と飲み屋を掛け持ちしながら、レトルトの文豪カレーを開発。「漱石カレー」「太宰カレー」「萩原朔太郎カレー」と続けざまに発表。コロナにも負けず精力的に活動されています。(ホワイトカレーの「太宰」はおいしかった…。)(ひ)
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