ボランティアスタッフの思い。
2023/2/22 13:53
保護猫カフェひだまり号のシェルターに保護される仔猫たちは、様々な背景を抱えています。月齢も性格も様々です。
骨折して歩けない子、脱水症状の子、ご飯を食べずにガリガリの子、たくさん見てきました。
助けられなかった命もあります。
保護依頼をしていただいた方に聞いてゴミ箱に捨てられていた、傷だらけで横たわっていたなど、耳を疑う現状があります。
保護し、その日に病院へ連れてくも手が付けられない状態で何も出来ず悔しい思いもしました。
保護し、ケージで人慣れしてもらうには時間がかかります。
外で酷い目にあわされてきたのでどうしよう…人間に警戒心を抱き、近づくと「シャー!!」触ろうもんなら猫パンチです。
野良猫母さんに「人間は怖いからね。近く寄ったらシャーしてやりなさい。」と教えられてきたのだと思います。
外で暮らしていくには、それぐらいでないと危険な目にあいます。
しかし、警告警告心の強い仔猫たちもたくさんの愛情に触れ人懐こい仔猫になっていきます。
そんな子がずっとのお家を見つけてお家猫になるのが、ボランティアの最高の喜びです。
もうすぐ、小さい頃から愛情を込めて育ててるので里親さんが出会うと「寂しい…」って思うんですけどね。
私がひだまりに出会ったのは、15年連れ添った愛猫が空に帰り心に穴があった頃、ネットで猫と検索していたらボランティアを募集しているというのを見た事から始まります。
私は病気を患っており、その症状に脱力発作というものがあります。
しかし、ひだまりは違いました。
マスター(祖父江吉修さん)、ママさん(祖父江昌子さん)は「来てくれたの?ありがとう!」「いつもありがとうね、本当に頑張ってる!」「来たい時にいつでも来ていいよ!」と声をかけるてくれました。
自分を必要としてくれる場所がここにはありました。 他のボランティアスタッフの皆も優しく、ひだまりは猫にも人にも優しい場所でした。
そんなマスターとママさんに恩返ししたいと思い、今では毎日ひだまりでボランティアしています。
世界中の猫を幸せに、なんて事は出来ませんが、せめて目の前の手を差し伸べれば戦いの命は正解したい。
ボランティアだけど、やれる事は少ないけど、 喜びを教えてくれた猫ちゃんたち、私を受け入れてくれたマスターとママさんに恩返しをし続けていきたいと思っています。
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【御礼・特典】
10,000円
★動画付きお礼メール
★活動報告(不定期)
★寄付銘板(ひだまり号内のどこかにお名前掲載)
★キャットスポンサーシップ特典
・ご支援発生後、最初に保護された猫のスポンサーとなっていただき、譲渡までの保護経過、生活状況をご報告させていただきます。
・担当の猫が施設を卒業後は、他の猫のスポンサーになっていただきます。