【寄付者インタビュー】「一般社団法人の事務局長である私がサポーターになった理由とは?」
2022/12/20 18:02
こんにちは。インターンの野地です。
本日は、寄付者インタビュー第二弾でお伺いしたお話を紹介します。
今回、インタビューを引き受けていただいた飯田和広さんは、所属先の一般社団法人の活動の中で代表である小峯と出会い、当時、小峯が顧問を努めていた学生団体の学生とも交流がありました。
飯田さんに、インターバンドとの関わり方や、活動に期待すること、サポーターとなった理由についてなど、沢山お話を伺いました!
Q、まずは自己紹介(団体紹介)からお願いいたします!
一般社団法人 グローバル・ピース・ファウンデーション・ジャパン(以降GPF Japan)で事務局長をしています、飯田和広(はんだかずひろ)と申します。弊社は国際的な組織で、米国に本部があり、世界に17の支部があります。プロジェクトは23カ国で実施をしています。中でも韓国での活動はかなり進んでおり、韓国内外の数々の団体と協働して大きな活動になっています。
活動としては、インターバンドさんと非常に似ている部分があり、世界に存在する対立、紛争や葛藤を解決する社会的なプログラムやカンファレンスを各地のテーマに合わせて提供しています。
その中でも私たちが着目しているのが、「アイデンティティの違い」に起因する対立です。アイデンティティと言っても様々なレベルがあります。私たちは、文化や宗教、国籍、人種などアイデンティティが違うことによって生まれる対立を解決することに取り組んでいます。現在、起こっている紛争というより、紛争や対立が起こりうるコミュニティ同士などの状況に対し、未然にそれを防ぐこと目的としてコミュニティ同士の「関係性」の構築を行うことを行っています。
現在の仕事に取り組むようになった直接のきっかけは、大学時代の先輩に誘われたことなのですが、元々人の役に立つ、社会に貢献できる仕事がしたいとぼんやりとは思っていました。様々な方とのご縁で徐々に平和活動に対する興味が湧いて現在まで続いています。
Q、インターバンドとの出会いはどのような形だったのですか?
日本国内でのプログラムや、国を超えた海外のチャプターとのプログラムもあります。これまで、韓国、インドネシア、フィリピンなどのチャプターと合同でプログラムを行いました。その中で、出会いのきっかけになったのは、韓国のチャプターと合同で実施した、北東アジア平和学生フォーラムという3日間にわたる学生交流イベントでした。このイベントを企画した際に、韓国から来る学生を、受け入れる団体としての学生団体を探している中で、小峯先生が当時顧問を務めておられた学生団体の学生さんがその役を買ってくれました。その後、顧問である小峯先生を弊社事務所にお招きし、ミーティングを行ったのが最初の出会いでした。それから、小峯先生を通して、インターバンドさんの活動についても知るようになりました。
Q、今回サポーターとなってくださった理由についてお伺いできますでしょうか?
小峯先生から直々にお願いされたので、というのが最初の入り口です(笑)
ただ、小峯先生のお人柄を通して、インターバンドさんの活動にも興味を持っていました。これまで先生には、弊社の講演会に講師としてご登壇いただいたり、韓国での国際カンファレンスにスピーカーとしてご参加いただいたり、立教大学での海外チャプターとのプログラムでサポートいただくなど、かなりサポートをいただいていました。
お互いの団体の方向性が非常に似ていることもありました。社会的にはどうしてもヨーロッパなど欧米のイシューが取り上げられやすいですが、そうではなくアジアにも目を向け、ミャンマーやカンボジアなどでの人権問題など、重要な課題に積極的に取り組んでいるところに理由があります。
また、学生が自発的にボランティアとしての活動を推進していることを応援したいと思い、微力ながら寄付を通して貢献しようと思いました。
Q、継続寄付に対する抵抗も少なからずあったかと思いますがそれでもご寄付いただいた理由はどんなところにありますか?
継続寄付に関しては、懸念点がなかったかといえば嘘になります。ただ、先進国に対して個人的に何かしらサポートしていこうとは常に思っているため、その想いをインターバンドに預けて何か役に立てるなら本望です。
Q、インターバンドにどのようなことを期待されていますか?
まず、ユースが活躍できる環境があるということです。ユースはこれからも社会で活躍する年数が長いし、目的を持って活動していければ、大きく社会を変える力が彼らにはあると思っています。価値観がまだまだ固まりきってないところがあるので、今の社会構造とはまた違うイノベーティブな構造を作っていく力がユースにはあるのではないかと思っています。
また、具体的に紛争地域などに取り組んでいることを、それらの活動を通して社会がどのように改善されていくのか、どう変化していくのかの過程を共有してもらえることを期待しています。
取り組まれている課題もとてもセンシティブで、難しい課題ではあるかと思いますが、だからこそユースの力により、どのように変革がもたらされていくのかがすごく気になりますね。
Q、最後に、インターバンドに応援コメントをお願いいたします!
本当に素晴らしい理念の元、活動を継続してこられていると思っています。それが少しでも多くの方に伝わって、広がっていくことを願っています。自分も活動してきているからこそ、伝わることの難しさを実感しています。
応援しています!
若者が持つイノベーティブな発想を活かして、社会構造に変化をもたらしていくこと。インターバンドの最大にお魅力と言っても良いかと思います。私たちインターンは、さらに自分たちの可能性を認識できる良いメッセージをいただきました。今後の活動も主体的に、さまざまな活動に取り組んでいきたいと、改めて感じました。インターンのみんな、一緒に頑張ろうね!!
引き続きマンスリーサポーターとして、紛争地域の支援活動と情報発信のために行動する若者たちの「令和の松下村塾」を作る活動を応援してくださる方を募集しています!
キャンペーン終了まで残り10日を切っております!ぜひサポーターへのお申込み、よろしくお願いいたします。
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