応援メッセージ紹介⑤:阪口直人 様
2022/12/8 13:14
こんにちは。インターンの野地です。
本日は、元衆議院議員、インターバンド理事の阪口直人様の応援メッセージをご紹介します。 インターバンドでは、平和や紛争・社会問題解決への熱い想いを持つ若者が集まり、多様なフィールドでの経験と知識を持つ理事たちの力を借りて、様々な活動を行ってきました。阪口さんは、ご自身が支援してきたカンボジアの学校や、最近は政治関係の働きかけなど、私たちに知識や経験、人とのつながりをもたらし、若者の活動を支える重要な活動の柱となっています。
インターバンドとの出会いや関わり方
インターバンド理事の阪口直人です。今はカンボジアでの教育、民主化支援事業や、ミャンマーへの人道支援の在り方についての政策提言などに、皆さんと一緒に取り組んでいます。
大学を卒業後に入社したキヤノン株式会社で中国やソ連東欧への複写機輸出を担当していた1989年、天安門事件やベルリンの壁崩壊などの歴史的な事件が起こり、命懸けで民主主義、そして平和を求める人々の姿を目の当たりにして、彼らをサポートする事業に直接関わりたいと思うようになりました。3年後、国連が史上初めて一国を暫定的に統治するカンボジアでの壮大な平和構築事業が展開されることを知り、自由で公平な選挙を実施するための国連ボランティアとしてUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)に参加しました。活動中、ルームメートだった中田厚仁さんが射殺される事件が起きました。インターバンドにおいては中田厚仁さんが亡くなった場所にできた学校の、特に貧しい子どもたちの支援をしていますが、私自身が長年関わってきた中田厚仁学校(アツスクール)支援にインターバンドの仲間と取り組むことには大きな意味を感じています。
UNTACの後、国連や日本政府の一員としてモザンビークやボスニア・ヘルツェゴビナでも選挙支援活動に参加。その後、首藤信彦衆議院議員の政策秘書になりましたが、首藤氏が設立したインターバンドの事務局長も兼任。ANFREL(Asian Network for free Elections)やOSCEと連携してのカンボジア、東ティモール、アフガニスタン、パキスタン、インドネシア、スリランカ、コソボなどへの選挙監視ミッションの派遣や、JICA事業としてのカンボジアの除隊兵士支援事業、紛争の仲介や民主化支援についての勉強会を実施しました。その後衆議院議員を2期務め、外務委員会、安全保障委員会などで活動しましたが、様々な独自の視点での問題提起や政策の実現に寄与できたと思います。インターバンドで培った現場の視点や、世界各国の方々とのネットワークは、私の国会活動の要諦になったと感じています。
応援メッセージ
2000年以降、20年余りインターバンドに関わってきましたが、インターバンドを巣立った方々は、平和構築や民主化支援の分野で国連やNGO、大学などの研究機関、マスコミ、さらに国政においても大きな活躍をしています。平和、そして民主主義を守る人材を育てる上でも、是非ご支援をお願い致します。
最近は、阪口さんを通して、政策提言班が本格的に動き出したり、議員さんとの意見交換など、インターバンドとしての活動の幅も大きく広がり、挑戦する若者たちが、さらに活き活きと活動しているように感じています。 そんなインターバンドの可能性をより高めるため、ぜひ応援をお願いします。
明日も応援メッセージ紹介が続きます。お楽しみに!
← 活動報告一覧へ戻る