「適した本が存在しないのであれば、つくればいい」エファ海外事業担当 鎌倉幸子よりメッセージ
2023/3/26 16:32
こんにちは!エファ事務局の高橋です。
本日は、エファの取り組む「本の飢餓」という課題と、エファの想いをお伝えさせてください。
■「本の飢餓」とは?
障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られていて、世界の毎年出版される本の7%、発展途上国ではわずか1%以下と推定されます。世界盲人連合(WBU)はこの状況を「本の飢餓(bookfamine)」と名付けました。
■海外事業担当、鎌倉幸子よりメッセージ
この課題に挑んでいくエファの想いを、海外事業担当の鎌倉よりお伝えさせていただきます。
よろしければぜひ動画をご覧ください
(Youtube動画メッセージ 1分22秒)
(動画と文章は同じ内容です)
エファジャパン海外事業担当の鎌倉幸子です。
人間に衣食住が重要なことは、疑いようのない事実です。
それに加えて生きるために必要な情報は、生活を潤す水のようなものではないでしょうか。
しかし世界には情報を伝えるツールである本を読めない人たちがいます。
とくに内戦や紛争を経験した開発途上国の中には、本自体があまり出版されてないところがあります。
また本が出版されていたとしても、障害がある子どもたちにとって適した形になっていないので、読むことができない、情報を得ることができない現実があります。
エファジャパンは、障害のある、なしに関わらず、子どもたちが生きるために必要な情報を得てもらいたいと願っています。
適した本が存在しないのであれば、つくればいい。
そう決意をして4月以降、教材の開発を進めることになりました。
クラウドファンディング「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」にぜひご支援をお願いします。
▼「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」
クラウドファンディングに挑戦中!
・目標金額:100万円
現在 626,000円(62%達成)
・募集期間:〜3/31(金)23:59
https://camp-fire.jp/projects/view/653399
本の力で世界を変えていきたい。
一緒に歩んでくださる皆様のお力添えをお待ちしております!
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本を読むのが困難な障害児へ電子図書を!
30,000円
本を読むのが困難な障害児も、電子図書があれば学習することができます。30,000円で、電子図書を提供するためのタブレット1台を届けることができます。
子どもたちへ権利を学ぶためのトレーニングを!
50,000円
支援先の障害児やその家族は「障害を持っていても権利を有していること」を知りません。
50,000円で、障害児が集い学ぶ居場所で子どもたちが「子どもの人権宣言」を学ぶトレーニングワークショップを1回開催することができます。
子どもたちへ移動図書館を!
100,000円
障害児や少数民族が多く通う学校へ、絵本やタブレットを積んで学校を回る移動図書館を行います。2022年11月より17の学校を回り、1,100人の児童が参加する予定です。
100,000円で運営費1ヶ月分を賄うことができます。